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一年で一番ウマい!?“春カキ”を食べつくせ! 『広島春牡蠣フェスタ』が開催中


広島の旬の味覚“春カキ”をバーベキューで堪能できるイベント『広島春牡蠣フェスタ』が、新宿:大久保公園で2月21日から始まった。これまで冬の味覚とされてきたカキだが、実は春こそが旬だという調査結果がある。広島大学生物圏科学研究科:羽倉教授の調査によれば、広島産のカキのうま味成分は3月から4月にかけて最大になるという。旬は今まさにこれから。これはもう行ってみるしかない!

会場にはグループ向けのテーブル席と、2名まで利用できるカウンター席があり、最初にメニューを選んで精算、その後は各自電気グリルで焼いていくというスタイル。

今回は目玉のグリーンオイスター(1皿400円、写真左)と、とにかくデカイ広島特選殻付き春カキ(2個1000円、写真中央、右)をチョイス。グリーンオイスターは県内のカキ全生産高の約0.3%という希少価値の高い「広島プレミアムトップかき」ブランドのひとつで、毎年1月から4月にかけて身が緑色になるという。

ここで提供されているカキは中心温度85℃で1分以上火を通す必要があるとのことで、各テーブルに設置された食品用の温度計でチェックしつつ待つこと20分、なぜか温度がなかなか上がらず、焼き過ぎ……? な見た目になってしまったが、意を決してまず最初に口にしたのは広島特選殻付き春カキ。大味なんじゃ? という予想を裏切り、うま味満載の汁がたまらない。また、ボリュームがあるぶん満足感もひとしお。一方のグリーンオイスターはというと、小ぶりながらしっかりとしたうま味があり、舌がとろけそう。いずれも調味料なしで、そのまま食べても◎。

次に、広島春カキのアヒージョ(600円)を焼きながらおつまみ系へ。アヒージョは素材の味がしみたオイルも味わわなくては! ということでしっとり系のバケット(6切れ、250円)を浸して食べるとさすがに満腹感が。

今回紹介した以外にも、バーベキュー用のガーリックバターや瀬戸田レモンなど5種のソース、クリームスープやカキご飯などの単品カキ料理が楽しめる他、ジャガイモにホクホク感があり、濃厚なチーズとの相性もバツグンのクリームチーズのポテトサラダ(450円)や、しっかりと脂がのっており、薫香も豊か、ワインが進みそうなスモークサーモン(450円)などカキ以外のメニューもたっぷり。

もちろん、ワインや日本酒などのドリンク類もぜひ。友人などを誘ってシェアしつつ、色んなメニューやソースの組み合わせを試してほしい。

『広島春牡蠣フェスタ』は、4月5日(日)まで開催。

<関連サイト>
春カキ新宿 広島春牡蠣フェスタ http://kakifes.com/