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“もの忘れ”が多い人必見! ○○○○を摂取すれば解消できる!?

季節の変わり目である11月は、寒さが徐々に増すせいか、なぜか体調を崩してしまった……といった経験のある人も多いのではないでしょうか。また、体調不良だけではなく、この季節に起きがちなのが“もの忘れ”。寒さによって血流がいつもより悪くなってしまうのか、他の季節に比べて“もの忘れ”が多くなってしまいがちだと言われています。

そもそも“もの忘れ”の原因は、

①脳の老化
②偏った食生活
③睡眠不足
④ストレス
⑤病気

の5つと言われています。

そこで今回は、特に「食」にフォーカスして、管理栄養士の柴田真希先生に、“もの忘れ”の防止策について話を聞いてみました。

まず、“もの忘れ”と密接な関係があると言われているのが、日本人の食の欧米化。もともと日本人は、お米を中心に肉・魚・野菜をバランスよく食べる食生活を送っていましたが、近年、インスタント食品やファストフードを食べる機会が増えたため、食生活が偏ってしまい、摂取できる栄養についても偏りが出て、中でも脂質や飽和脂肪酸、コレステロールなどの過剰摂取ばかりが進んでしまっているのだとか。

脳の働きをよくすると言われているDHAやEPAを多く含む、マグロやサバ、ブリなどの青魚があまり食べられなくなったり、脳のエネルギー源である炭水化物の摂取量が減ってしまっていることも、“もの忘れ”が多くなる原因の一つとして考えられるという。

柴田先生は、“もの忘れ”が起きやすい人の多くに、

①精神的ストレスを抱えている人
②働きすぎな人
③寝不足の人

の3つを挙げており、「自律神経が乱れることで、もの忘れをしやすくなります。また栄養バランスが乱れがちな人も脳に十分栄養が行き届かなかったり、神経伝達物質の生合成やはたらきがうまくいかなかったりします。また加齢に伴い、記憶力は低下するので、もの忘れが起きやすくなるとも言えます」と語っており、ライフスタイルが乱れがちな人や、ストレスを強く抱えている人は特に注意が必要なのだそうです。

そして、“もの忘れ”に有効な栄養素として、脳のエネルギー源ともいうべき炭水化物のほか、

①ビタミンE…アーモンドや発芽玄米
②ビタミンB6…唐辛子やマグロ
③ビタミンB12…しじみや海苔
④DHA…青魚
⑤GABA(ギャバ)…トマトや発芽玄米

の5つを挙げつつ、柴田先生は、「脳は、ブドウ糖を唯一のエネルギーとします。最近では糖質オフダイエットが流行っていますが、体内で炭水化物が不足すると脳に十分なエネルギーが取り込まれないのでもの忘れが増える原因となります。炭水化物の中でもお砂糖や果物などの単糖類・二糖類よりは、ゆっくりと吸収されていく多糖類がおすすめです。スイーツやジュースではなく、ごはん・パスタ・パン・麺類などを摂りましょう」と、炭水化物の不足に警鐘を鳴らしていました。

さらに、柴田先生は、「GABAは興奮した神経を落ち着かせたり、ストレスをやわらげたりリラックスさせるなど抑制性の神経伝達物質としてはたらきます。ストレスがあると、もの忘れの原因になりますので、GABAをとる事は対策になると考えられます」と語っています。そんなGABAを多く含むと言われている“発芽玄米”について、「(発芽玄米は))GABAが多く含まれているので有効です。血圧と神経の調整作用をするGABAは脳内の血流を良くし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きがあります。故に、脳細胞の活性化の他、血栓症・高血圧・肝臓・腎臓の機能改善・肥満防止などの効果があると言われています。また、白米に比べて良く噛むことができるので、噛むことで脳の活性化にもつながります」と、太鼓判を押しています。

ちなみに、発芽玄米のトップブランドであるファンケルの「発芽米」は、いつもの白米に「発芽米」を混ぜて炊くだけで手軽に摂取でき、白米の約10倍ものGABAとビタミンEが含まれており、日々上手に発芽玄米を摂取することが“もの忘れ”防止の近道になるかも!? 最近“もの忘れ”が気になる……なんて人は、ぜひお試しあれ。

<関連サイト>
ファンケル「発芽米」こだわりページ http://www.fancl.co.jp/genmai/kodawari/