Entame Plex-エンタメプレックス-

吉村界人主演! 斎藤工や松江哲明も期待を寄せる中村祐太郎監督作『太陽を掴め』が来年公開目指し始動


大林宣彦監督、深田晃司監督らが審査委員を務めた第27回(2015年)東京学生映画祭にて『雲の屑』 でグランプリ・観客賞の二冠を獲得した中村祐太郎監督の新作長編映画『太陽を掴め』が、このたび、今夏の完成、来年の劇場公開に向けたクラウドファンディングをMotionGalleryにて開始している。(受付期間は9月12日(月)23:59まで)

昨年夏、『雲の屑』がオープニング作として上映された「MOOSIC LAB 2015」において中村監督は、グランプリ受賞作「いいにおいのする映画」で参加していた俳優の吉村界人と意気投合。『雲の屑』が地方の閉塞的な状況での若者を描いていたのに対し、『太陽を掴め』では、吉村を主演に迎え、音楽を題材に都会に生きる若者たちの青春群像を鮮烈に描く。

キャストは、ぼくのりりっくのぼうよみミュージックビデオ3部作をはじめ、『百円の恋』や『ディストラクション・ベイビーズ』など話題作への出演が相次いでいる吉村をはじめ、浅香航大、岸井ゆきの、三浦萌、森優作ら若手実力派俳優たちが集結。

撮影は、2月中旬にクランクアップ。中村監督は「感無量。“恐るべき子供たち”と言うにふさわしい今回のキャスト陣。第一線を死守する『ナイスミドル』なスタッフ陣。その中で一番小さな監督が、粋がってビビっていた……」と15日間の撮影を振り返る。

今回、劇場鑑賞券や製本台本、公式サイトやエンドロールへのクレジット、監督・キャストによるサイン入りパンフレットやポスターなどのリターン(特典)が用意されたクラウドファンディングの開始に伴い、松江哲明監督、斎藤工から、中村監督や今作に対する期待を込めた応援コメントも到着した。

■松江哲明(映画監督)
「中村祐太郎を発見したのは僕だ。だからこそ三振するにしてもホームランをかますにしても、思いっきりバットを振って欲しい。安打は狙うな。僕も恥ずかしい」

■斎藤工(俳優)
「“中村祐太郎”の衝撃
これは一つの事件だった
目撃者としては
無関係とは思えなくなってしまった
そんな彼が次のステージに上がる
しかも
なかなか難しい題材を選んだ
これは未来の邦画にとって大事な一歩である
我々は
彼がどっちに転ぶか見届ける責務がある」

映画『太陽を掴め』は、2017年劇場公開予定!
©2016 UNDERDOG FILMS

<関連サイト>
男性起用は史上初! 俳優:吉村界人が異彩を放つ今夏開催の「MOOSIC LAB 2016」ポスタービジュアル公開
https://www.entameplex.com/archives/28698

“塗り替えるのは僕らの世代だ”俳優:吉村界人を14ページにわたり大特集! 『Uni-Share』最新号発行
https://www.entameplex.com/archives/28677

吉村界人、福島の“今”をリアルに切り取った主演映画「ハッピーアイランド」に込めた想いとは……
https://www.entameplex.com/archives/26252