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SoftBankユーザーは毎週牛丼がタダって本当? 吉野家で実際に試してみた


「毎週金曜日は吉野家の牛丼がタダ」。そんなわけあるか、とブラウザを閉じようとしたあなた、ちょっと待ってほしい。これ、ホントの話なのだ。

ソフトバンク株式会社では、SoftBankの携帯電話サービスの開始から10周年を記念して、毎週金曜日にプレゼントがもらえる「SUPER FRIDAY(スーパーフライデー)」を実施。SoftBankのスマートフォンユーザーに向けて、金曜日に利用可能なクーポンを発行する。(※毎週火~木曜日にメール配信)

で、先ほどの話に戻ると、毎月異なるプレゼントのうち、10月は「吉野家の牛丼(並)」というわけだ。つまり、毎週金曜日はタダで牛丼1杯が食べられることになる。ケータイ会社と牛丼……このありそうでなかった組み合わせ、クーポンを見せると丼ぶりがどん! とテーブルに置かれるわけで、なんとも即物・直接的というか、頼もしいというか、そんな感じだ。

とはいえ、鳩胸状態で実際にケータイの画面を差し出すも、店員に「は?」という顔をされるのでは……と恐れおののき、結局、財布を取り出し通常通りに380円(税込)を支払う人もいるかもしれない。そこで、Entame Plexは早速この「SUPER FRIDAY」を体験してきた。

「いらっしゃいませー」。牛丼のツユの香りただよう店内に入ると、いつものように歓迎の声が飛ぶ。はたして無事にタダになるのか、にこやかな店員(お姉さん)のくもり顔だけは見たくない……そんなこと考えているうちに牛丼が着丼。ふわりとした白い飯のうえには脂身がチリチリとした牛丼独特のお肉と、噛めばクニュっと甘さあふれる玉ねぎ。ツユがちょっとしみたゴハンと紅生姜の組み合わせといったら……。気がつけば、あっというまに丼内はカラッポだ。

運命の支払いの瞬間、目は泳ぎ、足は震え「お、お、お会計お願いします」と声にはビブラートがかかる。サイトにアクセスし、指定を受けた番号を入力し、クーポンを利用……「こ、こ、これ」と水戸ご老公の印籠ばりに差し出すと、お姉さん、それをじっと見る。一瞬「店長を呼ばれ事情聴取、のち通報」の図が頭をよぎるも、お姉さん、にっこり笑顔で「はい、ありがとうございます!」と答え、被験者(Entame Plex)は一銭も払うことなく席を立つことができたのだ。

ちなみに、クーポンの使用期限は確定ボタンを押してから一定の時間。なので、食後にゆっくり操作することをおすすめする。そうでないと「牛丼1杯を素早く食べきれるか」といったゲームになってしまうので。

さてこのサービス、すでに10月7日からスタートしているが、どんな反響なのだろう? 関係者によると、通常にくらべて4割ほど来店数は増えているという。また、普段来店しないお客も見受けられるといい、「吉野家を知ってもらうよいきっかけになれば」とのことだ。

「SUPER FRIDAY」では、11月にはアイスクリーム、12月にはドーナツを毎週プレゼント予定だ。くわしくはSoftBankのWebサイトをチェック!

<関連サイト>
SoftBank
http://www.softbank.jp/mobile/