先日開催された「第四回イルミネーションアワード」で発表されたイルミネーションランキング。（一社）夜景観光コンベンション・ビューローでは、昨年度のランキングと本年度を比較・分析し、今年最注目のイルミネーションを続報として発表しました。

同アワードの総合エンタテインメント部門で４年連続１位の「ハウステンボス・光の王国」（長崎県佐世保市）、そしてイルミネーション部門で今年初の単独１位を飾った「足利フラワーパーク・光の花の庭」（栃木県足利市）など上位常連施設がひしめくなか、今年急上昇し今後かなり期待されるイルミネーション施設が続々と登場しました。

そのひとつが、昨年はランク外だった「レオマワールド・ウインターイルミネーション」（香川県丸亀市）。
四国で最大級の約200万球を誇り、映像とLEDを巧みに使い、壮大な光の世界を形成。今年は「奇跡のオーロラショー」で天空までも幻想的な光の世界に包まれる。地上と天空が競演する世界、巡りながら様々な表情を見せる装飾の数々。オリエンタルな世界から欧風な世界まで、何時間眺めても飽きさせない内容に仕上がっています。お姫様気分になれる「ティアラの森」、光るジェットコースター「ビバチェスター」などの新スポットも登場し、老若男女の年齢も問わず、多くの方々の支持を受けそうです。

一方、西武園ゆうえんちで開催中の「イルミージュ」（埼玉県所沢市）は、大幅にリニューアル。
今年は「世界のイルミネーション」がテーマで、広大で起伏ある敷地に、“イルミネーション博覧会”と呼ぶべき光の世界が展開。エッフェル塔や凱旋門のイルミが登場した「フランス共和国」、ブルーモーメントと称される青々とした夜景が見事な「スウェーデン王国」、イタリア・シチリア島で行われているキャンドルイベントを模した「イタリア共和国」ほか、トルコ、アメリカ、中国、メキシコと鮮やかな世界が続きます。
さらに、波のプールエリアは「大海原のマッピング劇場」を新設。技術、映像、演出の最先端がコラボレーションした、まさに現在の日本を象徴するエリアに。本年は特別賞を受賞したが、来年はランクインが期待できそうです。

また、イルミネーション部門では、昨年よりランクを下げた「相模湖イルミリオン」（神奈川県相模原市）や「よみうりランド・ジュエルミネーション」（東京都稲城市）などの一方で、伊豆ぐらんぱる公園「グランイルミ」（静岡県伊東市）、デックス東京ビーチ台場メモリアルツリー（東京都港区）が初登場し、総合エンタテイメント部門では、「東武動物公園ウィンターイルミネーション」（埼玉県南埼玉郡）「ラグーナテンボス 冬ラグーナ」（愛知県蒲郡市）が初登場を果たすなど、まさに“イルミネーション戦国時代”と称されるに相応しい波乱のランキングとなりました。

これから何かとイベント続きの季節……、冬のイルミデートの参考にしてみてはいかが。

※（一社）夜景観光コンベンション・ビューロー調べ

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