藤原さくらが「嫉妬するほど素敵な」歌声の持ち主とは
大ヒット映画「君の名は。」「ちはやふる -上の句/下の句-」「溺れるナイフ」など、昨年話題作に続々出演し注目の若手女優・上白石萌音が、7月12日(水)に発売する初のオリジナルアルバム『and…』の新ビジュアル・収録楽曲等の詳細を発表、錚々たるアーティストのアルバム参加が明らかになった。
真っ青なワンピースを身に纏い、真っ直ぐ見つめるジャケット写真が印象的な上白石萌音初のオリジナルアルバム『and…』。「これまで色々とご縁があった方々と一緒に音楽を作らせていただいた作品であり、このアルバムがたくさんの人々へ届くように、そして、その先へと続いていく人と人とを繋ぐ1枚になれば」という意味を込めて、上白石本人が『and…』というアルバムタイトルをつけた同作品。
収録楽曲は、4月よりフジテレビ系「めざましテレビ アクア」テーマソングとしてオンエア中の秦 基博による楽曲提供&プロデュース曲『告白』をはじめ、映画「だいじょうぶ3組」出演時に同作品の音楽を手掛けた世武裕子、昨年のアーティストデビュー以来音楽番組で何度も共演しプライベートでも親交の深い藤原さくら、初の連続ドラマ主演となった「ホクサイと飯さえあれば」の主題歌を担当したHY、そして、主役を演じた三木孝浩監督によるオムニバス形式ショートムービー「空色物語」の中の「ニケとかたつむり」で主題歌を手掛けた内澤崇仁(androp)など、これまで女優として、アーティストとして様々な形で繋がりのあった豪華アーティスト陣からの提供楽曲を含めた全8曲。
藤原さくらにとって初のアーティストへの提供楽曲となった『きみに』では、上白石萌音も初めて歌詞を手がけた。昨年10月に歌手デビューを果たしてから音楽番組での度重なる共演がきっかけで仲良くなり、プライベートでも親交の深い二人。上白石から藤原へ自身のアルバムでの楽曲提供のオファーをしたところ快諾、初めてづくしの共作が実現した。藤原が上白石のことを思いながら手掛けたという曲に、藤原への返事を書くように歌詞を綴っていったという。その言葉の通り、歌詞には藤原のことを連想させる「さくら」というワードも登場する。
コーラスレコーディングには藤原も参加、二人一緒に行われた。仲の良い二人だからこそ出来た『きみに』は、大切な人に向けた温かい曲に仕上がっている。
12週連続でオリコン週間ランキングにランクインするなど、ロングセールスとなったデビューミニアルバム『chouchou』ではバラード調の楽曲が多く、大人しい印象がある上白石萌音。初のオリジナルアルバムでは、藤原さくらとの楽曲『きみに』を含め3曲で歌詞を手掛け、錚々たるアーティストによる楽曲提供で様々な色の楽曲に挑戦している。「演じるように歌う」と称され、彼女が魅せる唯一無二の歌の魅力を詰め込んだこのオリジナルアルバムは、いい意味で期待を裏切る1枚だ。
8月5日(土)には国営ひたち海浜公園で開催される「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」への出演も決定している上白石だが、どんなステージを魅せてくれるのかアルバムの発売と共に楽しみにしたい。
秦 基博は「上白石さんのもつ透明感、清廉性、その凛とした歌声に導かれるように「告白」という曲ができました。終わりと始まり、少女と大人、いろんなものの間で揺れる一瞬のきらめきが歌の中に閉じ込められていると思います。ぜひ聴いてください」とコメント。
世武裕子は「『だいじょうぶ3組』という、映画音楽作曲家としての長編映画デビューとなった思い出深い作品に上白石萌音さんも出ていらして、この度は数年ぶりの再会にご縁を感じて、楽曲提供をさせて頂きました。普段自分では歌えないような高低差の激しいメロディを、表現力豊かに歌い上げてくれています。ぜひ聴いてみて下さい!」と、
藤原さくらは「友人として、一人のアーティストとして、嫉妬するほど素敵な歌声を持つ大好きな萌音ちゃん。私としても初めての楽曲提供ということで、お話をもらって心の底から嬉しかったです。皆の中で萌音ちゃんはバラードの印象が強いと思ったので、こんな歌を歌う萌音ちゃんも見てみたいなぁ!と楽しみながら曲を作らせていただきました。萌音ちゃんの歌と詞のおかげで大満足な曲ができたのでお楽しみに!」とコメント。
HYの名嘉 俊は「まず、素晴らしいアーティストがたくさんいる中でHYに楽曲提供を依頼してくれてありがとうございます。「結婚披露宴で萌音ちゃんの声が響いたら絶対素敵だ」が今回のテーマでした。ただのラブソングではなく、2人をイメージするために何かないかなと探していたら、親父の軽トラにカセットテープがありました。「これだっ!」って思って全力で書き上げました。スタートしたらゴールがあるわけで、繋がったまんま一緒にまわっていくカセットテープ。ラブリーノイジーな2人の音を奏でていって欲しいという想いで。萌音ちゃんのライブいきてー!一緒にローリンしたーい!」と、
androp内澤崇仁は「6年前、androp初の提供曲が上白石萌音さん初主演のショートムービーでした。お会いした頃はまだ中学生で、真っ直ぐな瞳は今でも憶えています。それからというもの活躍を遠いところから拝見し応援していました。6年という人生の選択の日々を過ごして、また音楽で巡り会うことができて本当に嬉しい。久しぶりにお会いしましたが、当時の真っ直ぐな瞳は変わっておらずさらに輝きを増していました。これから演じ方も歌い方もどんどん輝きを増していく萌音さんだからこそ伝えられる楽曲を作りたいと思いました。そして、これからもずっと歌ってもらえるように心を込めて制作しました。沢山の人の心に届くことを願っています」と語っている。
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