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干された? インパルス板倉の仕事が減る理由


1月26日、AbemaTVで『芸能義塾大学』が放送された。

同番組は、数多くの人気番組の司会を務めるテレビ朝日アナウンサー・大熊英司の進行のもと、弱肉強食のテレビ業界の第一線で活躍する先輩芸能人が“講師”として登場し、普段あまり明かされることがない、芸能界で生き残るためのテクニックやルールを次世代に伝授していく番組。

この日は『テレビマン受けするマル秘テクニック講座』と題して、芸人の中でも“天才肌”と称される、今年デビュー20周年を迎えるお笑いコンビ・インパルスの板倉俊之が講師として登場。生徒として参加するタレントの菊地亜美、小泉遥、元AKB48の宮澤佐江、元Dream5の日比美思、モデルの関あいかの5人に、仕事のオファーが激増するテクニックを伝授した。

講師として登場した板倉は「番組の趣旨としては、芸能界の一線で活躍している人から授業を受けるわけですよね? 今日は、ちょっと番外編と言うか、生き残れていない人からも学ぶことがあるよっていう。僕は、やりたい事ばかりやってきたんです。(番組に)合わせにいかなかったんですよ。だから、仕事は減っています。皆さんには、反面教師として見てもらえれば。俺は、ずっと『こういう奴が売れているんだな』って見てきているから分かっている。(今回は)そっち側を教えます。僕は絶対にやらないですけどね」と皮肉を交えた、意気込みを語った。

売れっ子タレントのマル秘共通点として挙げられた「仕事のオファー激増テクニック」の第4位には、「SNSには、人気者の写真を載せるべし!」とし、板倉は「その時、その時の人気者や騒がれている人に、『写真撮ってください』って言って、(SNSに)一緒にあげると、今度そっち(人気者)側に付いている人が、『この人は友達なんだ』と思って来る。よくそんな事が出来るなって、俺は思うけど。噂に聞いたら、番組のスタッフさんとかが、フォロワーの数で(仕事を)オファーするようになったらしい」と、SNSは仕事に繋がると解説。

そして、「仕事のオファー激増テクニック」第3位は、「ワイプのリアクションは、とにかく大きくやるべし!」と言い、「何か情報が出てきた時に、過剰に頷いているのは、『やってんな』とは思うけれど、それはやった方が絶対に良いんです。編集する人の気持ちを考えてください」と解説し、板倉がライブで使ったという手作りのワイプ再現用のフレームを使って、生徒たちは、ワイプのリアクションに挑戦した。菊池のリアクションを見た板倉は、「共演者にも『やってるな感』を出さずに、編集する人も助かるライン」と絶賛した。

そして「仕事のオファー激増テクニック」第2位の「食レポは、お行儀を悪く食べるべし!」について、「口に物が入っている時に、喋っちゃいけない」としつけられてきた板倉は、食レポの仕事でも食べ終わるまで感想を言わなかったらイライラされた経験から、「僕からすると、現状のテレビの食レポ自体が、もう行儀が悪いんですよ。」と説明。そして、食レポを極めたタレントとして、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の名前を挙げ「渡部さんは、一回『エンタ』が終わった時に、仕事が無い時期があったんですって。それで資格とか取って、そこで気付いたのは『俺が面白いかどうかなんて、スタッフの人は気にしていない。じゃあ、どうやったら(番組に)呼ばれるか?』ということで、ずっと必要とされる食べ物を取っ掛かりにして、(番組に)出て、面白いことを言うシステムにしたらしい」と明かした。

板倉が伝授する「仕事のオファー激増テクニック」第1位の「楽屋やロケ車では、気が利くアピールをすべし!」では、(番組の)アシスタント・プロデューサーやスタッフと同じように、周りに声をかけて、気が利く人だと思わせると解説。すると菊地も「この前、グラビアアイドルの天木じゅんとロケが一緒になったんですよ。(天木は)1番年下で、妹キャラなんです。ロケバスでご飯を食べていたら、シートの下に置いてあるゴミを、『これ、いらないですか?』って、みんなの分を集めて、ゴミ箱に捨てていた。そういうのを見ると、マジで凄いなと思った」と明かし、これには板倉も「それは偉いです。ゴミを捨てるという労力を使っていますからね」と賛同していた。

©AbemaTV

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