『絶対正義』で話題の美少女・白石聖インタビュー!
“エグいドラマ”“ホラー?”“怖い!”と女優・山口紗弥加の怪演ぶりが話題となっている、オトナの土ドラ『絶対正義』(毎週土曜日 23時40分~24時35分)。第1話の見逃し配信視聴数がオトナの土ドラ史上最高を記録。
早くも大きな注目を集める今作は、最恐のヒロイン・高規範子が正しすぎる“絶対正義”を振りかざし、ますます友人たちが追い込まれていく心理サスペンス。そんな中、1話で高校生時代の範子を演じた白石聖に注目が集まった。SNSでは「範子が美少女だけど怖い!」「振り切った演技が凄い!」など、その美しき怪演ぶりに絶賛の声が挙がっている。そんな話題の彼女に、今作について話を聞いた。
――放送終了後、反響が凄かったですね!
白石:友達からも「怖かった!!」とたくさんのメールをいただいて、ツイッターのフォロワーさんからも本当にたくさんの感想をいただきました。私が今まで演じたことのない役だったせいか、反響は今までで一番多かったと思います。
――白石さんの演技を評価した視聴者の方も多い様子でした。高規範子に対してどう向き合い、演じて来られましたか?
白石:範子の“正義”ですが、最初は理解ができなくて、本当に血も涙もないように感じてしまって苦しみました。でも、監督とお話した時に、「範子は純粋に正しい事を100パーセントの善意で相手にしてあげているんだよ」とアドバイスをいただいたので、そう思い込むことから始めました。
――役作りで意識したことはありますか?
白石:この髪型は、原作の表紙の女の子に合わせて美容師さんに切っていただきました。原作を読むと範子はまばたきをしないとかサイボーグという言葉が書かれていて、範子を演じるためのヒントが本の中にありました。どこまで非人間らしさみたいなもの出していいのか悩みつつ、声に抑揚を出さないようにもしてみました。
――ちなみにご自身でドラマを見た感想はいかがでしたか?
白石:範子は目のアップが多かったので、凄く冷たい目をしていると思いました。こんな顔で怒れば由美子(高校生時代/桜田ひより)も引くよ、ひよりちゃんごめんねって、思いました。実は母親と一緒にドラマを観ていて、「私、こういう表情できるんだ…」と母に言ったら、「普段もたまに死んだ目になっている時あるよ!」と笑って言われたので、これには正直びっくりでした(苦笑)。
――山口紗弥加さんの印象やエピソードなどありましたら、教えてください。
白石:自分の成長した同じ役を山口さんが演じられるということにとてもプレッシャーを感じていました。先日も群馬ロケでご一緒したのですが、山口さんが路上であるシーンを撮影されていて、絶対に寒かったと思うんです。でもずっとニコニコと笑っていらっしゃって、範子とはかけ離れた方だと思いました。
――最近の楽しみや、ハマっていることはありますか?
白石:今はジムに通っていて、ランニングや筋トレをしています。でもこれはハマっているというよりは、体型維持で体を動かさないとまずいと思うからです。普段から出不精でインドア派。家から出たくないですしお休みもずっと寝ていたいタイプです。でも気の許せる友達と近場で会ってご飯するのは楽しいです。友達の彼氏の話やバイト先の店長の話とか、私は話せる範囲で仕事のこととか……。ほんと他愛もない話をしています。
――芸能界入りのきっかけはスカウトだったそうですが、昔から女優さんに興味を持っていらしたのですか?
白石:実は声のお仕事に興味があったので声優には憧れていましたが、まさか女優になるとは夢にも思っていませんでした。最近はあまりチェックができていませんが、学生時代は漫画やアニメが大好きで、『銀魂』や『ギャグマンガ日和』など片っ端からアニメを見ては声優さんを調べていました。『うたの☆プリンスさまっ♪』や、乙女ゲームにハマっていたり、一回、中二病になったり……。そういうことを経由して今に至ります(笑)。
――“可愛すぎる女優”。“癒し系”。と言われているようですが…。
白石:言ってくださるのはもちろん嬉しいですが、そんなに持ち上げていただくほどのポテンシャルもなくて、逆に申し訳ないです(苦笑)。癒し系に関しては、あまり女の子らしい性格ではないので癒し系ではないです!。性格はサバサバしていると、人からは言われることは多いですね。
――今後はどういう女優さんになりたい等、目標を教えてください。
白石:好きな女優さんはたくさんいますし、同世代で活躍されている女優さんもたくさんいるので、今は自分の個性を探している最中です。1998年生まれは、“女優激戦区”なんですよ(笑)。
――最後に、「白石さんはもう出演されないんですか?」という視聴者の声も多いなか、今後の『絶対正義』の見どころをお願いいたします。
白石:実は、山口さんが演じている高規範子の娘役として今後登場(※第6話・3月9日放送)する予定です!! 範子の高校生時代を演じていた人たちを知った上で、今度は娘役の律子を演じるのでとても不思議な気持ちになりました。範子とはまた違った恐ろしさを持っている律子が成長した彼女たちに再会して揉まれながら、どう物語が展開していくかを楽しみに観ていただけたらと思います。
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