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カンニング竹山、トイレットぺーパー“買い占め”に苦言


AbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』が3月2日に生放送された。

この日の放送回では、ゲストに元厚生労働大臣で2009年に新型インフルエンザ対策に尽力した舛添要一を迎え、「製造元が中国」「今のうちに買いだめしておくべき」という“デマ”の拡散によって、スーパーやドラックストアからトイレットペーパーなど、紙製品の売り切れが相次ぐ現状について議論した。

消費者による紙製品の買い占めが続く中、製紙メーカー団体の日本家庭紙工業会は「在庫は全国で3週間分以上あり、生産も順調。落ち着いた行動を心がけてほしい」と声明を発表。

こうして、供給不足の噂は完全に“デマ”と証明されているにも関わらず、それでも後を絶たない消費者の買い占めについて、番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は、「これだけデマだと言っているのに何で買うんですかね?周りがいっぱい買っているから、デマだと分かっても『ヤバイ、買っちゃおう!』って、行列心理になっちゃうんでしょうね」と苦言を呈した。

また、番組アンカーでタレントの池澤あやかは、「品薄になるんだったら買っておくしかないじゃないですか?そういう心理はすごく分かる」と発言。一方で、ゲスト出演したタレントの倉持由香は、「うちもトイレットペーパーがあと5ロールぐらいしかない。スーパーにもコンビニにも売ってなくて、あとは生理用品も無くなっていて、非常に困っています」と、自身の状況を明かした。

その中で、番組レギュラーコメンテーターを務める慶応大学特別招聘教授の夏野剛は、「今回の背景には、実際にマスクが買えなくなったという不安がある。だから、マスクの供給制を早くやった方が良いと思う。マスクは本当に足りないから」と、実際にマスクが手に入りにくい現状から、消費者がほかの製品にも不安を感じ、買い占めに繋がっているとの見方を示した。そして、解決策について、「こういう時こそ、マイナンバー。マイナンバーを表示して1日何個とか、1週間に何個しか買えないっていうのをやればいい。このマッチングシステムはすぐ作れます。カードを持ってこないと買えないってやれば?」と提案した。

一連の話を受けて、竹山が「マスクの供給をすることによって、『トイレットペーパーとかもある!』って国民が安心するから、マスクの方を急いだ方がいいかもしれない」と、夏野の意見に同調すると、舛添も「そう。マスクで悪夢なんだよ、みんな」と賛同。さらに「政府は3月にマスクを6億枚作ると言っているんです。仮に2000万人の人だけ使うとしたら、みんな1日1枚ずつ使えるんですよ。そういう事をもっと国民に言って、『ちゃんと出すから買い占め自粛しろ!』って、もっと強権的に言わないとダメですよ。特にトイレットペーパーなんて全然問題ないんだから!」と、政府の対応について語気を強めていた。

©AbemaTV

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