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コロナ禍で親子げんか増!? 小学生の親子関係を大調査!


株式会社スタジオアリスは、2021年6月11日~14日の期間において、全国の小学生の子どもを持つ男女500名を対象に「小学生の親子関係」に関する調査を実施。このたび、その結果を発表しました。

まず、親と小学生の子どものコミュニケーションについて調査を行いました。最近、子どもとのコミュニケーションが減っていると感じるかについて聞いたところ、4割の人が「感じる(13.4%)」「どちらかといえば感じる(30.4%)」と回答しました。

また、何年生からコミュニケーションが減ってきていると思ったかについて質問すると、「4年生(21.9%)」が最も多く、「6年生(19.2%)」「5年生(18.7%)」と続きました。心身ともに“子ども”から卒業し、思春期に突入する4年生から高学年が境目であると考えられます。

さらに、コミュニケーションが減っていると思う理由についても、うかがいました。その結果、6割が「自立し始めて親といる時間が少なくなってきた(60.3%)」と答え、その他には「反抗期に入り喧嘩が増えた(31.5%)」「親子で出かける機会が減った(29.7%)」などが理由として挙がりました。やはり、子どもが成長するにつれて、コミュニケーションを取ることは難しくなっていくようです。

一方で、どの学年のときが最も多くコミュニケーションを取っていたかについて聞くと、半数以上が「1年生(55.2%)」と答えました。まだ親離れができない年ごろの1年生は、最もコミュニケーションが取りやすいようです。

そして、子どもとコミュニケーションを取るためにやっていることについても質問しました。その結果、「朝食または夕食を毎日一緒に食べる(62.4%)」「その日の出来事について毎日話を聞く(61.8%)」という意見に多くの票が集まりました。特別なことをするのではなく、毎日少しずつでも会話できる機会を作ることが子どもとのコミュニケーションにおいて大切であることが伺えます。

また、コロナの影響で増加した“おうち時間”におけるコミュニケーションについて調査したところ、約8割にあたる77.0%が、親子のコミュニケーションが「増えた(15.2%)」「どちらかといえば増えた(61.8%)」と回答。長引く外出自粛ムードですが、おうち時間を上手に活用すれば子どもとの関係を育むことに繋がりそうです。

一方で、コロナの流行以降に親子げんかをする機会が増えたかについてうかがいました。すると、約半数が「増えた(6.2%)」「どちらかといえば増えた(42.8%)」と答えました。おうち時間でコミュニケーションの機会が増えると、どうしても親子げんかに発展する機会も増えてしまうようです。

さらに、コロナ禍で主流になりつつあるリモートワーク中、子どもにイライラした経験があるかを質問すると、54.2%が「ある(20.9%)」「どちらかといえばある(33.3%)」ということが明らかになりました。仕事中は集中したいのにも関わらず、子どもにも構わなくてはいけないという状況にストレスを感じる人も多いのかもしれません。

また、親子げんかの頻度についても調査。最も多かったのは「月1回以下(42.4%)」でしたが、「週1回(12.6%)」や、「毎日(10.6%)」という声も。さらに、具体的な「親子げんかエピソード」を募ってみると、様々なシチュエーションでの親子げんかが垣間見えました。

<共感必至?親子げんかエピソード10選>
「歯磨きを嫌がり、するのを忘れるので朝夜必ずバトルになります」(神奈川県・43歳・女性)
「兄弟喧嘩を親が仲裁しようとして、兄側のかたをもつと下の子が怒り、喧嘩になりました」(千葉県・46歳・男性)
「ゲームばかりやり、言うことを聞かないのでゲーム禁止にしました」(栃木県・52歳・男性)
「コロナで学校が休校になり、運動不足になっていたので少しでも運動するように言っていたけど、全然うるさがって聞いてくれず、それに対して私が怒りました」(福岡県・37歳・女性)
「『宿題やりなよ』と言ったら『いまやろうとしていたのにやる気がなくなった』と言い訳をしてやらず口論に」(茨城県・42歳・女性)
「お小遣いをあげたのに、もらってないと言い張るので喧嘩になりました」(大阪府・48歳・女性)
「母親と娘が喧嘩していて仲裁に入り、母親が正しいと言ったらスネて私との喧嘩に繋がってしまいました」(東京都・49歳・男性)
「学校からのお便りを渡さない。しかも提出期限が今日までのものを、学校から帰って来てから渡される。注意すると、謝るどころか言い訳をするので毎回喧嘩になります」(滋賀県・46歳・女性)
「英検対策のテキストを購入してくれと頼まれたので、厳選して購入したのに、まったく手つかずで試験当日を迎えたことには怒りました」(大阪府・41歳・女性)
「親子で学校の吹奏楽部の指導者と部長をしています。時には選曲の方向性の違いで喧嘩もします」(鹿児島県・45歳・男性)

このように学年が上がるにつれてのコミュニケーションの減少や、親子げんかに悩んでいる親も多いことが伺えますが、これらの悩みは子どもが成長している証でもあります。そこで、今回は子どもの成長を感じたエピソードについても聞いてみました。すると、日常の些細な出来事や学校行事などで子どもの成長を感じ、寂しくも嬉しく思う親の声が集まりました。

<嬉しいけど少し寂しい…子どもの成長を感じたエピソード10選>
「今までお風呂や学校の支度に親の手助けが必要だったが、自分でできるようになっているのを見た時」(京都府・49歳・女性)
「毎日成長を感じていますが、やはり学校の行事が一番。運動会とか音楽会とか。それだけでなく授業参観でも。今、それが全く見れてないからすごく悲しいです」(東京都・36歳・女性)
「前は何でも私の意見を聞いていたけど、気付いたら自分の意見で行動するようになっていました」(東京都・45歳・女性)
「柱に身長をつけていて、大きくなったことが分かった時」(千葉県・46歳・男性)
「スマホにある写真を見返したときに成長を感じます」(新潟県・47歳・男性)
「学校に通うようになると友達が沢山できて、1人で外に遊びに出かけるようになりました」(神奈川県・43歳・男性)
「いつも買い物には一緒についてきたのに、スーパーだけだと『面倒だから行きたくない』と言われてしまった時。また、学校では手を振らないでと言われた時も成長を感じました」(東京都・41歳・女性)
「上の子が下の子の面倒をしっかりと見てくれていると感じた時ですね」(新潟県・43歳・男性)
「親とではなく、友達と出かける機会が増えたこと。一人で出かけ、友達と夕方まで遊んでから帰ってきます」(三重県・44歳・女性)
「大人相手にきちんと話をしているのを見た時。 お隣さんや、弟の友達のママやパパとちゃんと敬語で話をしていて驚きました」(埼玉県・37歳・女性)

上記のエピソードの中には、子どもが成長するにつれて親のもとを離れていき、親子で過ごす時間が徐々に減っていくことが伺える話も見られました。そこで、子どもが成長するにつれて思い出を残す機会が減っていると感じるかについて質問してみると、76.6%もの人が「感じる(32.0%)」「どちらかといえば感じる(44.6%)」と答えました。昨今は、コロナ禍でお出かけやイベント参加が難しくなっているため、親子で思い出を残す機会がますます少なくなっていると考えられます。

思い出を残す代表的な方法として、“記念撮影”が挙げられます。お祝い事がある日は家族で記念撮影をしたいかについてうかがったところ、6割以上が「思う(20.0%)」「どちらかといえば思う(41.2%)」と回答。旅行やパーティーなどでの盛大なお祝い事ができなくなっている今だからこそ、貴重なお祝い事をしっかり写真に収めておきたいと感じる人が増えているのかもしれません。

子どもの成長を祝う行事や記念日は、子どもとの思い出を残す絶好の機会であると言えます。まず、今回の調査で親が子どもとのコミュニケーション不足を感じ始める境目だと判明した“4年生”に該当する10歳の子どもを対象とした、「1/2成人式」について質問しました。「1/2成人式」とは、成人となる20歳の半分にあたる10歳を祝う記念日です。「1/2成人式」を知っているかについて聞いたところ、48.6%が「知っている」、29.4%が「聞いたことはある」と答えました。

「1/2成人式」は、一般認知度が比較的高い記念日であると言えます。また、「1/2成人式」に興味があるかを調査したところ、「興味がある(15.8%)」「どちらかといえば興味がある(25.8%)」を合わせて4割以上の人が興味を持っていると分かりました。20歳の半分という節目の年に思い出を残すのはもちろんのこと、「1/2成人式」が親子のコミュニケーションを増やすきっかけにもなるかもしれません。

さらに、6年生を対象とした伝統行事「十三祝い/十三参り」についても調査しました。「十三祝い/十三参り」とは、4月13日やその前後の日曜日に数えで十三歳になった男女が、心身ともに大きく発達するこの時期に立派な大人となれるよう祈念し、成長を祝う行事です。まず、「十三祝い/十三参り」という言葉の認知度を調べたところ、80.4%の人が「知らない」と回答。発祥地の京都を中心に関西地方で主に行われてきた行事のため、全国の親からの認知度はまだそれほど高くないようです。

また、子どもの和装姿をしっかりと思い出に残すことができる、「十三祝い/十三参り」の記念撮影についても質問。「興味がある」と答えたのは、「興味がある(10.0%)」「どちらかといえば興味がある(21.2%)」を合わせて31.2%となり、3人に1人が興味を持っていることが明らかになりました。「1/2成人式」と比べると知名度こそあまり高くないものの、成長した子どもの凛々しい和装姿を写真で残せる貴重な行事として、今後全国でも広まっていきそうです。

今回の調査で、お祝い事がある日は家族で記念撮影をしたいと思っている人が6割以上いることや、「1/2成人式」「十三祝い/十三参り」に関心を寄せる人が多いことなどが明らかになりました。スタジオアリスでは10歳という節目を祝う「1/2成人式」や、小学6年生のお子さまを対象とした「十三祝い/十三参り」など、お子さまの成長を記念する大切な日を未来に残す撮影プランをラインナップ。さらに、家族揃って撮影を楽しめる「パパママ着物フォトプラン」もおすすめしています。お子さまがこれからステキな大人に成長できるよう、願いを込めて写真を残してみてはいかがでしょうか。

<関連サイト>
スタジオアリス公式サイト
https://www.studio-alice.co.jp/