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働く女性、コロナを経て堅実に!? お金への不安は…


auじぶん銀行株式会社(以下、auじぶん銀行)は、2021年11月8日~11月10日の期間において、全国の20~50代の働く女性500名を対象に「お金への意識と投資」に関する調査を実施。このたび、その調査結果を発表しました。

コロナ禍で大きく変わったことの1つとして働き方・給与が挙げられます。そこで、今年の冬のボーナスについて調査。「例年ボーナスがない」人を除き、今年の冬のボーナスが「変わらない・変わらない予定(54.3%)」と回答した女性が半数以上で最も多い結果となりました。また「減った・減る予定(13.8%)」、「今年はない(14.1%)」人もそれぞれ1割以上で、今年の冬のボーナスが減少した女性は約3割いることが分かります。

実際にもらった(もらう予定がある)金額について聞いたところ、平均額は35万1150円。さらに、ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、その主な使い道を質問したところ、「貯蓄(61.5%)」に最も多くの回答が集まりました。その理由は、将来に不安があるから備えておくといった声や、家を建てるための資金など何か明確な目的のための貯金という声が多く挙がりました。次いで2位は「消費(17.9%)」、3位は「投資(11.0%)」という結果になりました。「消費」と回答した人は、旅行や自分へのご褒美としてお金を使いたい人もいる一方、生活費に補填する人も。「投資」と回答した人は、老後など将来に備えて資産を増やすため、といった声が多くお金を動かす意識が高いようです。

2022年に頑張りたいことについて聞いたところ、1位「貯蓄(48.0%)」、2位「趣味(47.8%)」に約半数の票が集まり、3位は「仕事(41.6%)」という結果になりました。その後、「美容(31.2%)」「運動・トレーニング(28.4%)」「ダイエット(26.8%)」といった美容関連の項目がランクイン。次いで、「投資(23.2%)」と5人に1人以上が回答しました。

年代別で見ると、「投資」においては、30代のうち28.8%が回答し、他の年代と比較して最も多い結果に。次いで20代が24.4%、40代が20.0%、50代が19.2%という結果となりました。

さらに、2022年の1年間で増やしたい金融資産額の目標を聞いたところ、3人に1人が「100万円以上(32.0%)」と回答する一方で、「10万円未満(24.2%)」という人も2割以上いることが分かります。お金を貯蓄や投資に充てる人もいる中、前述のボーナスの消費の使い道のように、生活費など消費に充てる人もいることがうかがえます。

また、今年やり残したことを質問してみると、思ったより貯蓄できなかったという人や、旅行や他人とのコミュニケーションができなかったといったコロナ禍ならではのエピソードを挙げる人も多く見受けられました。

【今年やり残したこと】
▽お金関連
・新しい投資先の模索(26歳・千葉県)
・お金をもっと貯めたかった(35歳・滋賀県)
・きちんと家計を把握してスリムな資産形成をしたい(47歳・福岡県)

▽コロナ禍関連
・旅行や会食など、他者とのコミュニケーション(27歳・福岡県)
・すべてにおいて自由にエンジョイできなかった。旅行や飲み会などで少しは発散したい
(30歳・千葉県)
・参加できる学校行事があまりなくて、子供の思い出を記録として残せていない(42歳・島根県)

▽その他 仕事・趣味関連
・次の仕事を考えること(43歳・神奈川県)
・1年間ダイエットをやってきたが目標に届かなかった(43歳・大分県)
・新しい趣味を始めようとしたが、ほとんど手をつけていないこと(54歳・兵庫県)

来年頑張りたいこと1位に「貯蓄」がランクインするなど、長引くコロナ禍でお金について考える女性も多くなったことがうかがえます。そこで、コロナ禍でのお金に対する不安の高まりについて質問したところ、約7割の女性がお金への不安が高まった(「とても高まった」、「まあ高まった」)と回答。

【拭えないお金への不安…その理由とは】
・突然収入が減ってしまう怖さを知った(28歳・愛知県)
・働けなくなった時の措置を考えておく必要があると思った(29歳・兵庫県)
・人生何があるかわからないから、備えは必要だと思った(37歳・大阪府)
・仕事がかなり減り、今まで当たり前だった生活ががらりと変わった。
基本の給料は出してもらえたものの、賞与がないため、貯蓄が難しい(42歳・島根県)

将来のお金に不安がある人に、その不安に対してやっていること、今後始めたいと思っていることについて聞きました。現在やっていることとして「節約(69.8%)」、「貯蓄(63.2%)」に多くの回答が集まりました。次いで「投資(27.8%)」は3人に1人が回答。

節約や貯蓄といった、誰もがすぐに始められる手近な方法でお金への不安を解消する動きをとっている女性が多いようです。そして今後始めたいと思っていること1位は「投資(20.1%)」でした。一方で、お金への不安はあるものの、「特になし(不安はあるが始めたいことはない)」という女性は4割近くいることが判明しました。

お金に対する不安がある女性が今後始めたいと思うこと1位にランクインした投資についてさらに深堀りしていきます。まず投資をしているか聞いたところ、3人に1人が「現在している(35.0%)」と回答。「過去にしたことがある(9.4%)」人を含めると、約4割の女性に投資経験があることが分かります。

さらに年代別で見ると、投資経験がある女性(「現在している」、「過去にしたことがある」)は、30代が47.2%と約半数で、他の年代と比較すると最も多いことが明らかになりました。

現在投資をしている女性に、具体的に何をしているか聞いたところ「株式(50.3%)」に最も多く回答が集まり、次いで「投資信託(42.9%)」、「つみたてNISA(36.6%)」という結果になりました。

年代別で比較すると20代の1位にランクインしたものは「つみたてNISA(64.1%)」で6割以上の女性が回答しました。「つみたてNISA」は30代が38.5%、40代が17.9%、50代は26.7%と、20代の実施率と比較すると下回りました。「投資信託」においては、50代では60.0%なのに対し、20代では33.3%に留まる結果に。年代によって投資方法に特色があるようです。

現在、投資をしていない人を対象に、その理由を聞いたところ、「何から始めて良いか分からない(50.5%)」と約半数の人が感じていることが分かりました。その他に「リスクがあるので怖い(46.8%)」、「十分な知識、経験がない(46.2%)」にも多くの回答が集まりました。
投資に対してハードルを感じている人が多いようです。

最後に、投資が上手なイメージのある女優について回答してもらいました。1位は最近女優として活躍される田中みな実(13.2%)。2位は天海祐希(13.0%)、3位は北川景子(9.4%)という結果になりました。

今回の調査では、ボーナスの使い道や、2022年度の目標などからも「貯蓄」や「投資」など意識する人が多いことが明らかになりました。コロナ禍によるライフスタイルや仕事などの変化によって不安が高まったことが一つの要因だと考えられます。また「投資」に関心はあるものの「何から始めたらよいか分からない」と高いハードルを感じている方も多いようです。

最近は、本や、インターネット検索といった知識のインプット以外にも、キャッシュレス決済のポイントが投資できるなど、「体験」を通してお金について学ぶことができるようになりました。また、auじぶん銀行では、マンガで投資の方法を学べる投資初心者にもおすすめのコンテンツをご用意しています。一歩踏み出せない、という人も、2022年こそ気持ちを新たに「貯蓄」はもちろん、お金を動かす「投資」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

<関連サイト>
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https://www.jibunbank.co.jp/