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森久保祥太郎、悩める若手声優・浦和希の質問にガチ回答


新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、「アニメLIVEチャンネル」において、平日毎日(月~金)夜11時30分から夜11時50分にわたり、『声優と夜あそび ウォーカーズ【森久保祥太郎】』を放送中。#6~10の放送では、浦和希をゲストに迎え、森久保が悩める後輩声優・浦からの質問や相談にガチ回答。芝居論から、声優界に留まる理由まで、深いサシ飲みトークを繰り広げた。

森久保とは、かつて同じ事務所で、新人の頃からお世話になっている先輩ということで、冒頭から軽快なトークでスタート。

そんななか、悩める浦からの質問タイムも。「30代になる前にやっておくべきことは?」「後輩との接し方は?」などの質問に答えていくなか、「アフレコで、先輩たちのレベルに追いついていない自分が悔しい。その時のメンタルリセット方法は?」という質問では、「若い頃は思ったよ」と共感しつつ、若い頃、仕事もプライベートもお世話になっていた先輩の山寺宏一とのエピソードを例に挙げ、「山寺さんのオンステージ、オフステージを見て、こんな美味しい位置で後輩をやっていたら、この人の全てを盗んだ上で、自分がこの人を超えなかったら絶対嘘だって思ったわけ。僕にとって唯一アドバンテージは山寺さんより若いことだったから。でも、無理なのよ。いつまで経っても超えられない」と超えられない挫折を味わったと語った森久保。

続けて、「そこで思ったのは、自分は自分で違う武器で、山寺さんから得た理想を、自分の存在感として生かしたいなって」と方向性の変化を語った森久保は、当時の自身と同じ悩みを持つ浦を「先輩にできないものももちろんあるし、自分にしかできないものがあるわけ」「芝居のうまさなんて先輩に限らず横を見たって全員違うんだから、お前はお前の武器を確実に持って、今ここにいるからそこを磨く。人と比べるものではない」と激励し、自分だけの芝居を大事にしてほしいことを語った。

さらにお酒が進み、浦が「未来の自分が想像つかない」と不安を打ち明けると、森久保は、自身の将来と声優界に留まる理由を告白。浦へ「一生役者としてプレイヤーでいたい?」と投げかけつつ、「すごく大切な作品、キャラクターとの出会い、長い付き合いをさせてもらっている役もいっぱいあって、 僕は目指して入った業界じゃないからこそ、“こんな素晴らしい世界なんだ”って素直に感動している部分が多い」と声優業界への思いを語った森久保。

さらに「逆に言うと、目指して入った業界じゃないから、必要とされているうちは頑張れるけど、足掻く理由も実はなくて」と“辞めどき”について触れながらも、「僕は本当に(役に)生かされてる感じがするの」「20年前にやった『魔術士オーフェン』っていう作品が20年後にまたアニメ化したり、この春からも『逃走中 グレートミッション』っていうアニメが始まって17歳の主人公をやらせてもらえたり、なんかもうちょっと “お前声優やっとけ”って言ってもらえてるのかなって気がする」と、必要とされているうちは声優であり続けたいと語った森久保さんに、浦さんは深く頷き「そういう巡り合わせがあるからなんですね」と感激していた。

(C)AbemaTV,Inc.

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