Entame Plex-エンタメプレックス-

先輩社会人の本音…新社会人の時に感じた「給与が低い」


auじぶん銀行株式会社(以下、auじぶん銀行)は、全国の働く男女500名を対象に「新社会人の時の仕事・生活・お金」に関する調査を実施。4月は新年度、新生活、新入生、新社会人と新しい門出を迎える季節。そこで今回は「新社会人」をテーマに、社会人の先輩である20代~40代の働く方に、当時の仕事に対する思いや生活、お金事情のほか、これから社会人になる方へのアドバイスなどを聞きました。

新社会人の時、入社前に不安を感じていたか聞いたところ、8割近くの人が「感じていた(55.4%)」、「どちらかというと感じていた(22.8%)」と回答しました。具体的にどのような不安を感じていたか聞くと、しっかりと仕事ができるのか、職場環境に馴染めるのかなど、漠然とした不安を抱えていていた声が多く寄せられました。また、地元から離れた場所へ配属が決まり、一人暮らしをすることになった人の不安もうかがえました。

【入社前に感じていた不安エピソード】
・しっかりと仕事ができるかどうか。職場に馴染めるかどうか(大阪府・42歳男性)
・人間関係が上手くいくのか、仕事を覚えてこなしていけるのか、電話対応はきちんとできるのか、不安
だらけだった(茨城県・49歳女性)
・学生時代の自堕落な生活から、上手に社会に適応できるか不安だった(宮城県・38歳男性)
・県外に配属されて一人暮らしが始まり、慣れない土地に一人かつ初めての就職で緊張して不安だった(静岡県・28歳女性)
・いずれは独立開業したいと思っていたので、それができる能力を身につけられるかどうか不安だった(東京都・45歳女性)

多くの人が入社前に不安を抱えていましたが、入社後はどのように感じていたのでしょうか。入社前と入社後で、思い描いていた「社会人像」にギャップはあったのか質問したところ、「ギャップは感じなかった(19.0%)」を除く約8割の人が、入社前後で何かしらのギャップを感じていたことが分かりました。具体的にどんなギャップがあったか聞くと、「給与が低い(34.0%)」に最も多くの回答が集まりました。次いで、「上司とのコミュニケーションが難しい(20.4%)」、「仕事量が多い(19.0%)」という結果になりました。その他「職場の人間関係が良くない(16.4%)」、「残業時間が多い(16.4%)」などネガティブな内容が上位に集まる結果となりました。

新入社員の時に仕事以外で楽しみにしていたことについては、「趣味(40.2%)」が1位にランクイン。2位「友人や恋人との食事・飲み会(34.6%)」、3位「旅行(26.6%)」、「買い物(26.6%)」という結果が続きました。年代別で見ると、20代、30代の1位は全体と同じく「趣味」で、40代の1位は「友人や恋人との食事・飲み会」でした。「会社の同僚との食事・飲み会」に注目すると、20代では6位の18.0%に対し、40代では3位で29.5%という結果になりました。年代によって「会社の同僚との食事・飲み会」の重要度が異なることがうかがえます。

新社会人の時のお金の使い方についても調査。1ヶ月間の生活費(家賃・水道光熱費は除く)は、「30,000円以上~50,000円未満(25.6%)」でやりくりしていた人が最も多いことが分かりました。そんな1ヶ月の生活費の中で一番お金をかけていたものについて聞くと、「食事・飲み会(29.4%)」と約3割の人が回答しました。次いで「趣味(23.2%)」、「ファッション(11.4%)」という結果になりました。

続いて、今の新社会人に向けてアドバイスするとしたら、一番お金をかけるべきものは何かを聞きました。結果、1位は「趣味(27.0%)」でした。その理由として、「リフレッシュできるから」、「プライベートの充実が仕事のモチベーションにも繋がるから」という声が寄せられました。

2位には「自己啓発(資格取得など)(18.6%)」がランクイン。自身が新社会人時代にお金をかけていたものでは5.6%に留まりましたが、早いうちからやっておくべきだと考えている人が多いようです。転職したい時に役立つといった声や、自身が自己啓発にお金をかけてこなかったことを後悔する声も寄せられました。3位には「食事・飲み会(15.6%)」がランクインしました。

・新社会人へアドバイス!特にお金をかけるべきものとその理由
■1位:趣味
・プライベートを充実させてこそ、仕事で良いパフォーマンスを発揮できるから(埼玉県・27歳男性)
・趣味があるとプライベートの時間が楽しいし、働くことへのモチベーションに繋がると思うから。新入
社員の時期は仕事に慣れずストレスがたまりがちだと思うので、それを解消できる趣味があることが
重要だと感じるから(千葉県・32歳女性)

■2位:自己啓発(資格取得など)
・資格取得などをしておくと、今の仕事を充実させられるのに加え、転職したい時のために備えられるの
で、後々良かったと思える時がくる(東京都・46歳女性)
・学校では教えてくれない、投資などの金融知識を身に付けたり、自己啓発はもっと早くに始めていればと思う。学校を卒業し就職したばかりの頃は、もうしばらく勉強はいいやという気持ちもあったので難しいかなとも感じるが、もっと早くに金融知識をつけ、投資を始めていれば資産を大きくできたのにと惜しくも感じる(鹿児島県・32歳女性)

■3位:食事・飲み会
・同僚や上司とコミュニケーションを積極的にとっていると、仕事がやりやすくなると思う(東京都・47
歳女性)
・仲の良い友達と話すことで仕事など他のことを頑張れるから(滋賀県・26歳女性)

新社会人の時に資産形成をしていたか聞くと、資産形成をしていなかった人は29.0%で、約7割の人が資産形成をしていたことが分かりました。資産形成をしていた人に、実施していた資産形成の方法を聞くと、「貯蓄(89.6%)」に約9割、「投資(34.6%)」に約3割の票が集まりました。次に、全員に新社会人時代に投資をした方が良いか質問すると、「思う(35.0%)」、「どちらかというと思う(34.2%)」とあわせて約7割の人が投資をした方が良いと思っていることが分かりました。

また、もし今、新社会人になれるとしたら、実施してみたい投資方法についても調査しました。1位は「NISA(つみたて投資枠)(48.4%)」、2位は「NISA(成長投資枠)(32.4%)」、3位は「株式(31.0%)」でした。

今回の調査では、「新社会人」をテーマとし、働く男女に、新社会人の時の仕事や生活、お金事情について聞いてみました。入社前後のギャップは「給与が低い(34.0%)」に最も多くの回答が集まる結果となり、働く上で「給与」は重要であることが分かります。また、新社会人の時に資産形成を行っていた人は約7割で、そのうち「投資」を取り入れていた人は約3割でした。その「投資」を新社会人の時からした方が良いと思っている人は約7割で、早いうちから「投資」することが大切だと感じていることがうかがえる結果となりました。

これから新社会人となる方は、新しい環境に慣れたり、仕事を覚えたりと忙しくなる時期かと思いますが、少し落ち着いたタイミングで、資産形成について考え、「投資」について学び、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

<関連サイト>
auじぶん銀行
https://www.jibunbank.co.jp/