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名女優ルーニー・マーラが14歳の少年にプロポーズされた!? 映画『トラッシュ!』撮影秘話が到着


『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』などの作品で知られるスティーヴン・ダルドリー監督の最新作『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』が、2015年1月9日(金)に、いよいよ公開となる。

本作は、ブラジルのリオデジャネイロ郊外でゴミを拾って生活している3人の少年が、ある日ゴミ山の中で拾った世界の“希望”がつまったひとつのサイフ。絶望の街でみつけた“小さな希望”を頼りに、街全体に輝く奇跡を起こす少年たちの物語。脚本は『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など監督としても有名なリチャード・カーティスが担当し、映画『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたルーニー・マーラが出演している。

ダルドリー監督が1年もの年月をかけてキャスティングしたという主演キャストの3人の少年は、一般公募で集められた子供たちの中から大抜擢された演技経験ゼロの3人。劇中で、少年たちに出会ったことによって価値観が大きく変わっていく若き女性オリビアを演じたルーニーは、少年たちとの共演について、「少年たちとの共演シーンはとても楽しかった。撮影の合間によく寝ていた(笑)でも、撮影に入ると突然スイッチが入って、元気いっぱいに演技していたの。とても新鮮な現場で、良い刺激をもらえたわ」と語り、「彼らとすぐに打ち解けることができて、投げキスをしたり、大好きだと言ってくれたり…“結婚してほしい”なんて言われたりもしたのよ!(笑) とても楽しい時間だった」と仲睦まじいエピソードも明かした。

また、ルーニーが演じたオリヴィアについて、ダルドリー監督は「彼女はブラジルに来て日が浅く、少年たちが本当のことを言っているかどうかもわからない。しかし、やがてドラマに巻き込まれ、素晴らしい役割を果たすようになるんだ」と語っており、原作者のアンディ・ムリガン氏はルーニーがオリヴィア役になるかもしれないと聞いて大喜びだったそうで、「あのキャラクターは私がモデルになっているんだ。私も様々な場所へ訪れてボランティア活動をしたんだ。彼女は第3世界を訪問し、その経験でふさぎ込んでいる。どう扱っていいか分からない大きな問題の前で立ち尽くしている彼女はまるで私だよ。そして少年たちが彼女の心を超えていくんだ」とムリガン氏は話し、「ルーニーが演じたことで、オリヴィアに優しさが加わった。彼女の役柄がとても素晴らしいかたちで物語に影響していると思うよ!それに、ルーニー自身、子供たちに囲まれることを楽しんでいた。自身が演じるオリヴィアのように、子供たちと信頼を築いていく同じ感覚を経験していたんじゃないかな」と語った。

無名の少年たちの演技もさることながら、ダルドリー監督と原作のムリガン氏が絶賛したルーニーをはじめ、マーティン・シーンなど脇を固めている実力派俳優陣の好演が、作品をより際立たせている。

映画『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は、2015年1月9日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほかにて全国ロードショー!

© Universal Pictures

<関連サイト>
『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』 http://trashmovie.jp/