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劇団EXILE:青柳翔「必ず日本が誇れる映画に」EXILE AKIRA、小林直己とともに島根県をアピール


俳優の青柳翔(劇団EXILE)、EXILE AKIRA(以下、AKIRA)、小林直己(EXILE/三代目J Soul Brothers)が3日、都内にて行われた『ご縁の国しまね』プロモーション プレス発表会に出席した。

島根県出身の錦織良成氏を監督・脚本に迎え、島根県の伝統製鋼である“たたら吹き”を題材に、EXILE HIROが初プロデュースを手がける映画『たたら侍』(2016年公開予定)のメインキャストを青柳、AKIRA、小林の3人が務めることから、同プロモーションのイメージキャラクターに抜擢されたという。

発表会では、『ご縁の国しまね』のポスタービジュアルやプロモーション映像がお披露目され、この日同席していた溝口善兵衛島根県知事とともにトークセッションを行った。

溝口県知事は、「隠岐の島で、古くから受け継がれている“隠岐古典相撲”の世界を舞台にした映画『渾身 KON-SHIN』(2013年公開)に、青柳翔さんが主演をされたことがご縁の始まりでした。その作品をEXILE HIROさんが観て隠岐や島根のことを気に入っていただいて、石見神楽の大蛇退治をテーマにしたパフォーマンスをEXILEさんのコンサートで取り入れてくださった」と島根とEXILEの“縁”について熱く語った。

映画『渾身 KON-SHIN』に主演し、撮影で隠岐に長期滞在したという青柳は「自然が豊かで、住んでいる方々も自然をすごく大切にしていて、自然と共存しているという印象を受けました。撮影のときも、隠岐の皆さんがとても温かく迎えてくれて、僕の人生とって転機となる作品になりました」と、島根の印象や魅力を語った。

また、隠岐の島は、昨年9月にリリースされたGENERATIONS from EXILE TRIBEの6thシングル『Always with you』のミュージックビデオのロケ地にもなったことに話題がおよぶと、青柳は「(MV撮影のときに)島の方々から“GENERATIONSが来てるの?”って、メールがきました(笑)。(ロケのことは)知らなかったので、“分かんない”って返信したんですけど、後日、白濱亜嵐から写真を何枚も添付したメールが届いて、“あっ! 本当に行ってたんだ?”って(笑)。HIROさんが『渾身』を観て“こんなに素敵な島があるんだ”って感激されて、ロケの候補地になったという話を聞きました」とエピソードを明かした。

AKIRAは、「ひと言で表現すると、日本の故郷といったイメージです。僕たちEXILEは、先輩方からさまざまな精神や魂を受け継ぎながら、次の世代に伝えていきたいという想いがあるので、人情や伝統を大切にしながら“たたら吹き”などのさまざまな技術や歴史を次の世代に伝えていくという島根と、とても共感する部分を感じます」と自身に重ねて島根の印象を語り、映画については、「錦織イズムを注入していただき、これから島根の温かさや奥深さや強さというものを表現していきたい」と、その目はやる気に満ち溢れていた。

小林は、撮影もかね青柳とともに、奥出雲で行われた『たたら製鉄』の見学に出向いたといい「神事ということで、作業に入る前に神様にお祈りをしたりと、その向き合う姿勢にとても緊張感を感じて、その場にいるだけで自分も身の引き締まるような気持ちになりました。日本刀の材料となる玉鋼(たまはがね)は、手作業で3日3晩かかって作られるので、鉄なのに触ったときに温かみがあるというか……“熱い思い”のようなものを感じることができた。それをきっかけに、もっと島根のことを知りたくなって、つい先日、出雲へひとり旅に出掛けました(笑)。島根の歴史を知ることもできたので、『たたら侍』の撮影や島根のPRに活かしていきたい」と、自身初となる映画出演に意気込んでいた。

本作で主演を務める青柳は、「錦織監督とは『渾身 KON-SHIN』に続き二作目、そして、HIROさんの初プロデュースとなる映画なので、ものすごく責任を感じています。先輩のAKIRAさんと直己さんの力をお借りして、必ず日本が誇れる映画になるように、集中して臨みたい」と力強く誓い、発表会を締め括った。

<関連サイト>
『ご縁の国しまね』 http://shimane-goen.jp/
EXILE http://exile.jp/
劇団EXILE http://www.gekidan-exile.com/