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ヒャダイン、毒舌キャラでツインテールアイドル:dropに芸能界の厳しさを注入!


6月16日~21日の6日間、Android搭載のスマートフォンやタブレット、Android Wear、Android TVなど最新Android端末を体験できるイベント「祭 with Android」が、六本木ヒルズで開催された。端末のタッチ&トライはもちろんのこと、Androidの世界を太鼓やお面で楽しめるコーナーなども設置され、まさに最新Android版のお祭りといったところ。

なかでも、Androidスマートフォン2台をバチのように持って楽しむ和太鼓リズムゲーム:Android Taicoは、大盛況。このコンテンツは、音楽に合わせて落ちてくるアイコンをタイミングよく消すと、会場に灯された1000個以上の提灯LEDに花火が打ち上がるというもの。

19日には、このゲーム音楽を手掛けたヒャダインをはじめ、4人組アイドルユニット:dropの滝口ひかり、三嵜みさと、大場はるか、そして、男性YouTuber兼ヒューマンビートボクサー:HIKAKINと、女性YouTuberとして話題のメイクアップパフォーマー:佐々木あさひが、イベント会場に集結し、「Android Taico Tournament」なるトーナメントで熱戦を繰り広げた。

ヒャダイン、dropを代表し滝口、HIKAKIN、佐々木の4人によるトーナメント1回戦が行われた。戦いを前に、今回手掛けたゲーム音楽についてヒャダインは、「今回、祭りがテーマということで、日本らしさというのを強調したかった。イベント会場が六本木ヒルズなので、外国人の方が通りすがった時にキャッチーに聞こえるように、いろんなエッセンスを取り入れました!」と仕上がりにも満足気な様子。そして、「曲を自分で作っているぶん若干有利かも」とニヤリ顔。

一方、そんなヒャダインの言葉を受けて、滝口は「ライブでパフォーマンスしているので、アイドルの意地を見せたいです!」、佐々木は「小学生の頃、和太鼓を叩いたことがあるので、その意地を見せたい」、HIKAKINは「ビートボクサーなのでリズム感で負ける訳にはいかない」と、それぞれが口々に意気込みを語り、1回戦がスタート!

1回戦では、ノーマルモードとハードモードの2回ゲームにチャレンジし、その合計点数が高かった上位2名が、決勝戦で一騎打ちを行う。1回戦は、1位滝口、2位ヒャダイン、3位HIKAKIN、4位佐々木という結果に。

1回戦を終えたばかりのヒャダインは、想像以上に体力を消耗したのか「30代だと腕にきますね~」と苦笑いを浮かべていたが、続けざま滝口とともに決勝戦へ。

約7万点差をつけてぶっちぎりで1位通過した滝口は「まさか勝てると思っていなかったけど(決勝では)全力で勝ちにいきます!」と気合いを入れると、ヒャダインは「次こそはアイドルをぶっ倒して、大人気なさを見せてやろうかと。手加減はしません」と早くも臨戦態勢の2人。

決勝戦終え、100コンボ以上を叩き出したヒャダインが「ゲーマーの実力を見せてやったぜ! こんな小娘に負けるわけないだろうがっ(笑)!」と冗談交じりに、どや顔で言い放つと、周囲から“空気を読んでいない”との指摘の声が飛ぶ。

すると「いやいやいや! 勝負の世界にそんなの関係ね~んだよ! 弱肉強食! 勝ちゃあいいんだよ、勝ちゃあ(笑)!」と不敵な笑みを浮かべヒールのような立ち回りを見せるヒャダイン。そして、結果発表では、その言葉通り、2万点差をつけヒャダインが優勝。

その副賞として最新AndroidタブレットのNexus 9がプレゼントされたヒャダインは、大喜び。これには、がっくりと肩を落としながら「悔しーい! 次こそは絶対に勝ちたい!」とリベンジを誓う滝口を横目に、ヒャダインは「お嬢さんたち2度目はないんだよ~、この世界一発勝負! よ~く覚えておきな(笑)」と、再び毒舌を吐くなど悪役キャラを演じきり、イベントを大いに盛り上げた。

<関連サイト>
「祭 with Android」 http://www.google.co.jp/events/mwa2015/
ヒャダインこと前山田健一、能年主演映画『海月姫』で映画音楽に初挑戦! https://www.entameplex.com/archives/15312