Entame Plex-エンタメプレックス-

JAL、今秋の国際線機内食は人気フードスタイリストによる新メニューがズラリ


JALは、2013年1月より“空の上のレストラン”をコンセプトに、欧米・豪州・東南アジア線のプレミアムエコノミーとエコノミークラスで提供してきた機内食「JAL KITCHEN GALLERY(JALキッチン ギャラリー)」のメニューを、9月1日よりリニューアルすることを発表した。

今回、新たに生まれ変わるメニューは、映画「かもめ食堂」「海街Diary」「深夜食堂」、NHK朝ドラ「ごちそうさん」などに登場する料理を手がけ、CM、著書を出版するなど多岐にわたり活躍中の人気フードスタイリスト:飯島奈美氏によるプロデュース。国籍や年齢を問わず機内食を楽しんでもらえるようにと、シンプルなのに飽きのこない絶妙な味加減にこだわり、日本の家庭に馴染みの深い“ほっとするやさしい味”に仕上がっている。

メインディッシュは、和食「こくうま肉じゃが」と洋食「なつかしロールキャベツ」の2種類。

「こくうま肉じゃが」は、家庭料理の定番として馴染みの深い肉じゃがに隠し味としてオイスターソースなどを加え、やさしさの中にもコクのある仕上がりに。今回、肉じゃがとの相性にもこだわった枝豆ごはんは、ふんわりと日本酒の風味を立たせた味わいで、ごはんがすすむこと間違いなし!

そして、「なつかしロールキャベツ」は、チキンブイヨンでじっくり煮込んで、添えてあるベーコンの旨味もたっぷり染み込んだ、そのネーミング通り懐かしさを思わせるやさしい味わいに。ロールキャベツとトマトライスとの相性もこれまた言うことなし!なお、メインディッシュは、10月、11月と月替わりで変更となる。

サイドディッシュには、メープルシロップのやわらかい甘みとハムの塩味のコントラストに黒コショウを効かせ、さまざまな食感が楽しめる「人参・ハム・クルミのメープルシロップ」、マヨネーズ、ヨーグルト、オリーブオイル、醤油などで洋風にアレンジした「おからサラダ」、カルダモン、クローブ、シナモンなどをブレンドした特製シロップに漬け込んだ「特製フルーツポンチ」などこだわりを感じさせるメニューが並ぶ。これらの食べ応えのあるメニューに、デザートとしてハーゲンダッツアイスクリームが付く。

また、JALと「吉野家」の4回目のコラボレーションとなるAIR吉野家「牛すき」も同日より新登場。(2015年9月1日〜11月30日まで)。これは、吉野家の冬の人気メニュー「牛すき鍋膳」をベースに、店舗でおなじみの牛丼と同じ“熟成肉”を使用し、新たに機内食仕様へと約2年をかけて開発されたもの。サイドメニューには、香味ドレッシングでさっぱりとした「海鮮サラダ」と食後のお口直しにもぴったりな「杏仁豆腐」が付いている。

機内では生卵の提供ができないため、特別にアレンジされた「だし醤油入りたまご」をお好みでご飯にかけて楽しむのが、おすすめの食べ方なんだとか。

飯島氏プロデュースによる新メニューの対象路線は、成田発シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバー、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、モスクワ、シドニー、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、デリー、ハノイ、ホーチミンシティー、バンコク行き、羽田発ロンドン、パリ、シンガポール(JL037)、バンコク(JL031)行き、中部発バンコク行き、関西発ロサンゼルス行きで、1食目の機内食として提供される。AIR吉野家「牛すき」の対象路線は、成田発シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバー、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー行き、羽田発ロンドン、パリ行き、関西発ロサンゼルス行きで、到着前の2食目の機内食として提供される。

また、国際線のファーストクラスとビジネスクラスでは、全国各地のこだわりの日本酒の中から厳選し、注目の銘酒から入手困難な希少銘柄まで取りそろえおり、9月1日~11月30日の期間において、機内食秋メニューに合わせてファーストクラスでは「磯自慢(いそじまん)」中取り純米大吟醸 アメジスト(静岡県)と「獺祭(だっさい)」磨き二割三分 純米大吟醸(山口県)、ビジネスクラスでは「東洋美人(とうようびじん)」純米大吟醸(山口県)と「梵(ぼん)」純米大吟醸(福井県)を楽しむことができる。

今回新たにラインナップされる4つの銘柄は、秋メニューとの相性もさることながら、女性でも味わいやすいようにまろやかで芳醇なすっきりとした味わいの銘柄がチョイスされているそう。

JALが細部にまでこだわった食欲の秋を彩る新メニューを、是非空の旅でご堪能あれ。

<関連サイト>
JAL-空の上のレストラン https://www.jal.co.jp/japan/service/meal/