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日本最大級のビールフェス「ビアフェス横浜2015」で飲み比べ!


9月21日・22日・23日、神奈川・大さん橋ホールにて「ビアフェス横浜2015」が開催された。

日本最大級、最も歴史のあるビールイベント「ビアフェス横浜」は、インターナショナル・ビアカップ入賞ビールを含む国内外のビールを一堂に集め、来場者がテイスティングするもの。入場料だけで何度でも試飲できるスタイルで、ビールの多様性が体験でき毎年多くの来場者が訪れる。試飲できるビール銘柄は約200種類以上、参加ビール会社は約80社!。

まず、入り口で受付を済ますと、ビールの味だけでなく香りも楽しめる試飲グラス「ベストアロマグラス」が来場者全員に配られ、おのおのが好きなビールを注いで回る。もちろんグラスは持ち帰ることができ、これだけでもずいぶんなお得感だ。

イベントが開始すると、すでに長蛇の列が出来るブースも。会場には、ジャークチキンラップや牡蠣のオリーブ漬け、ポテトサラダなどのおつまみも充実しており、来場者はビールグラス片手に思い思いの組み合わせを楽しんだ。

毎年高評価の「富士桜高原麦酒」や、世界のビールコンペティションで連続受賞中の「伊勢角屋麦酒」をはじめ、今年は台湾の地ビール「Le ble d’or」も出展。なかでも台湾の名産である「龍眼」のハチミツを使った「ハニーラガー」を多くの人が求めていた。

さらに日本ではクラフトビール最新の醸造所となる「クラフトハートブルワリー」が、変わり種のビールで来場者を驚かせた。「仙酔ドラフト」は、なんと地元・瀬戸内海の天然海水塩を使用した“塩ビール”だ。辛口ですっきりとした喉越しはこれまでにない爽快さを感じさせる逸品!。

この日、会場は多くの人々でにぎわった。「ビアフェス横浜」は1998年に始まり、毎年開催地を増やしながら今にいたるという。今年の予想来場者数は9,000人を見込んでいる。

主催者は「最初の年は200人程度だった」と笑顔を見せた。客層も最初の10年間はビールマニアばかりだったが、現在ではむしろ「クラフトビール入門者」が多いそうで、「入場料だけでいろいろ試飲できるので、ここでお気に入りを見つけてビアパブで定番にする人もいる」とのことだ。

イベント終了には掛け声とともに来場者がグラスをかかげて乾杯する場面も。最後まで和やかなムードで関係者から一般客までみんな笑顔。お酒の楽しさを存分に感じさせてくれる1日となった。

<関連サイト>
「ビアフェス横浜2015」 http://beerfes.jp/index_beerfes_yok.html