息をデザインするガム「ACUO（アクオ）」を展開中のロッテが、作曲家でピアニストの新垣隆氏を起用したWEB限定動画「息興曲第二～シュールストレミング～」篇、「息興曲第一～納豆～」篇を、本日２日（月）より、ACUO公式サイトにて公開。

今回公開された動画は、臭いけどおいしい通称“クサうまい”料理を食べた後でも、ACUOを噛むと、ミントの香りで息が爽やかになることを表現するべく、強烈なニオイの食べ物を食べた後の息のニオイを新垣氏が嗅ぎ、そのときに感じた感情や感覚を即興で曲を作りピアノで奏でるという、いかにもシュールな２本のWEB動画を制作。

「息興曲第二～シュールストレミング～」篇では、世界一くさい食べ物との異名をもつ、ニシンの塩漬けを缶の中で発酵させたスウェーデンの発酵食品「シュールストレミング」をのせたパンを手に、２人の北欧美女が、新垣氏のもとへと近付いてくる。そのうちの１人がひと口食べたかと思いきや、静かにピアノを弾く新垣氏の鼻のすぐそばで“ハァ～”と息を吹きかける。すると、そのあまりに強烈なニオイに新垣氏は顔をしかめ、今まで弾いていたメロディーとは一転、不協和音の混じった曲へと転調する。

続いて、もう１人の北欧美女は、シュールストレミングを食べた直後に、ACUOを噛んでから新垣氏の鼻の近くでに息を吐く。すると、爽やかな息だったようで、表情も演奏も軽やかになりご機嫌の様子の新垣氏。

そして、演奏の間、２人の北欧美女は新垣氏にぴったりと寄り添い左右から交互に息を吐きかけられ、これに比例するように不協和音と穏やかなメロディーを繰り返すさまは、まさに天国と地獄！

シュールストレミングスを嗅いだ感想について、新垣氏は「クサい！ そのひと言に尽きるんじゃないでしょうか。非常に強烈な臭いで、それが果たしてどのような音楽になるのか、私も弾く直前まで分からない状態でした。そんな中でにおいの感覚を、ほとんど意識を通さず、腕から指へ直結させるといったようなことができたような気がします」とコメント。しかしながら、２人の北欧美女に囲まれ「非常にキツイ臭いでしたが、モデルのお姉さんが非常に美しい方たちで、そちらの美しさにもクラクラしてしまったように思います」とご満悦の様子だったとか。そんな状況で奏でた楽曲について、“曲に題名を付けるとしたら？”との質問には、「煮え切らない気持ちも交えた…そうですねぇ…『ためらい』でしょうか」とユーモアたっぷりに表現。

そして、「息興曲 第一 ～納豆～」篇では、日本を代表する発酵食品のひとつ「納豆」を食べた和服姿の日本美女の息で即興演奏を実施。

シュールストレミングスのときと比べ、納豆は日頃から慣れ親しんでいるせいか、何か閃いたかのように、一心不乱にピアノを弾く新垣氏。「納豆は大好物で、普段から馴染みのあるにおいだったので、ある種、肯定的な思いがおそらく音にも反映されていたんじゃないでしょうか。インスピレーションとしては、納豆のにおいと食感とネバネバした感じを聴覚化するような、粘りということを心掛けました」と語っており、まるで粘り気たっぷりの納豆を想起させるような伸びのある演奏を披露している。

そんな新垣氏の豊かな感性と巧みな鍵盤さばきによって次々と生み出される、即興曲ならぬ“息興曲”は、まさに必聴の仕上がりとなっている。

＜関連サイト＞
ロッテ「ACUO（アクオ）」 https://acuocp.jp/