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人気声優が勢ぞろいする「アニメJAM」が今年も開幕!松岡禎丞がマジ泣きする珍事も


12月13日、千葉・幕張メッセにてテレビ東京の人気アニメ作品が集結した「アニメJAM 2015」が開催された。

このイベントは2ステージに分かれ、第1部のRock Stageには「銀魂」「ダイヤのA」「弱虫ペダル」が、第2部のPop Stageには「Wake Up, Girls!」「プリパラ」「実は私は」の計6作品が集結。

Rock StageのオープニングアクトにはROOKiEZ is PUNK’Dを迎え「リクライム」(TVアニメ『弱虫ペダル』オープニングテーマ)と「リアライズ」(『弱虫ペダル GRANDE ROAD』エンディングテーマ)を披露し、ステージの題名通り熱いロックでスタートする。

その後、3作品のキャスト陣14名が登場し、「アニメJAM オールスター感謝祭」に進行した。さらには「DD 北斗の拳2 いちご味+」から、声優の小西克幸と関智一もサプライズゲストとして駆けつけた。

「アニメJAM オールスター感謝祭」は、各作品のキャストがチーム別に分かれてクイズの得点を競う。各作品に関する10点~30点で難易度が分けられた問題に答えていくというものだ。

クイズが「エア自転車を10秒間猛ダッシュで漕いで一番回転数を上げられるか?」に移り、各チーム代表が万歩計を腰につけて足踏みの数を競うと、ハプニングが起きた。なんと「ダイヤのA」チームの声優・松岡禎丞の万歩計スイッチがオンになっていなかったのだ。この事態に松岡がマジ泣きしてしまい、会場は爆笑に包まれた。

優勝したのは「ダイヤのA」。すると同作に参加している他作品チームの声優たちが“裏切り”を見せ賞金10万円をたかろうとする。「銀魂」の主人公・坂田銀時を演じる杉田智和も「どうも。(『ダイヤのA』)乾憲剛役の杉田です」と関わりをアピールしていた。

「リーディングライブ」のコーナーに移ると、「クリスマス」をテーマとしたオリジナルの台本で、各作品を声優たちが生アフレコ。ライブを挟みつつ「銀魂」「ダイヤのA」「弱虫ペダル」それぞれのキャスト陣が、ここでしか聞けない物語を展開すると、生現場の迫力に観客も思わず息を飲む。

第2部は、ライブを中心としたステージで「Wake Up, Girls!」「プリパラ」「実は私は」3作品の主題歌などでスタートし、開始30分もたたずに会場は温まった。

また、Rock Stageに続きこちらでも行われた「オールスター感謝祭」では、来年1月からスタートするアニメ「シュヴァルツェスマーケン」から山本希望、安野希世乃がシークレットゲストとして登場。足つぼシートランウェイを完璧に歩き抜いて、好きなキメ台詞を言うなどの対決が行われ、結果は大差をつけて「シュヴァルツェスマーケン」チームが勝利した。

2部の後半戦は、怒涛の13曲連続ライブ。「のんのんびより りぴーと」からはオープニングテーマを歌うnano.RIPEが「こだまことだ」と「なないろびより」を熱唱し、「FAIRY TAIL」から小林竜之×鈴木このみが「NEVER-END TALE」、石田燿子は「FOREVER HERE」を披露した。

さらに松野おそ松(CV.櫻井孝宏)の呼びこみで登場したのはA応P。話題作「おそ松さん」のオープニングテーマ「はなまるぴっぴはよいこだけ」を歌い、会場のボルテージをさらに激アゲする。

続いて「侵略!イカ娘」からULTRA-PRISMが「侵略ノススメ☆」、橋本みゆきは「咲-Saki-全国編」から「New SPARKS!」、「咲-Saki-」から「Glossy:MMM」の2曲で観客を魅了した。

ライブはまだまだ続く。「実は私は」チームからは、芹澤優、水瀬いのり、上田麗奈、内田彩がステージに上がり「TropicalSisters」で全力のパフォーマンスを見せ、「Wake Up, Girls!」が「16歳のアガベー」と現在上映中の劇場版後篇「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」の主題歌「Beyond the Bottom」で、ラストスパートへの勢いをつける。

トリは『プリパラ』からi☆Risの6人が務めた。i☆Risが「ドリームパレード」「ブライトファンタジー」の2曲で最後の盛り上がりを演出すると、観客は残ったエネルギーを吐き出すように、全力でサイリウムを振り、声援を送った。

最後はRock Stage・Pop Stageともに、出演者がステージに全員集合。出演者の掛け声「アニメ!」に続き観客による「JAM!」のコール・アンド・レスポンスで「アニメJAM 2015」は幕を閉じた。

<関連サイト>
「アニメJAM 2015」 http://anime-jam.com/