Entame Plex-エンタメプレックス-

武井咲が蛾に!? 映画「テラフォーマーズ」で見せた彼女の新たな一面とは


いよいよ公開された話題の映画「テラフォーマーズ」。
発行部数1600万部を誇る人気コミックが、鬼才:三池崇史監督のもと圧倒的世界観とともに映像化。その迫力たるや完全に想像以上!
前回は大迫空衣役で出演した篠田麻里子にその魅力を語ってもらいましたが、今回はヒロイン・秋田奈々緒役を演じた武井咲にインタビュー!
もともと原作のファンだったという彼女だけに、今作への思いも一入。その思いの丈をたっぷりと語ってもらいました!

――もともと原作のファンだったそうですね。

「そうなんですよ。でも、最初にお話をいただいたときは映画としてどういうものができるのか全然想像できなくて。ただ、三池さんが撮るということで、スゴい映像になるんじゃないかなとワクワクしてました」

――原作を最初に読んだときの印象は覚えてます? 物語としてはかなり強烈なお話ですが。

「人間って理由なく虫を殺してしまいますよね。だから、テラフォーマーも理由もなく人間を殺すと思うんです。それは理にかなってるというか、すごく怖いなって思いました。特にテラフォーマーの原型なんて何もしていないのに容赦なく殺してしまう、それはよくないことなんですよね」

――今回は主演の伊藤英明さん演じる小町小吉の幼なじみ秋田奈々緒役。それを最初に聞いたときはどんな思いでした?

「最初、“蛾”の役です、って言われて(笑)。“蛾か~、どうしよう……”って思いましたけど、新しいことに挑戦できるから、それはそれで面白そうだなって。でも、何より『テラフォーマーズ』という作品の世界観に自分が入れることが嬉しかったです」

――“蛾”の役って言われても……みたいな感じですよね。今回適合する“クモイトカイコガ”ってもともと知ってました?

「知らなかったです。見たこともなくて。でも、実物を見たらすごくかわいくて」

――そんな“蛾”になることになったわけですが。

「演じることが決まって、細かいところまで見てみるとすごく悲しい虫なんですよね。人間の手によってしか生きていけない虫で。監督も言っていたんですけど、私が演じる奈々緒はいろいろな過去があって、強気な女の子なんだけど本当は弱く、儚い女性なんですよ。それはすごくカイコガにピッタリで、そういう2つの顔を持つ女の子をうまく表現できればと思いながら演じました」

――そもそも虫に興味はありました?

「興味というか……できれば一緒にいたくないです」

――ですよね……。でも、もし武井さんがこの作品のように虫に変異できるとしたら、どんな虫がいいですか?

「私はあまり虫に詳しくないんですけど……今回の作品の中で言うなら、山田孝之さんが変異していたネムリユスリカがいいですね。仮死状態になれて、水をかけたら生き返るって、すごくいいですよね。私、省エネして生きていきたいので(笑)」

――それは意外!? カマキリとかの方が強くてよくないですか?

「確かに強いですけど、もしもカマキリになったら戦わないといけないじゃないですか。私はやっぱり省エネしていたいかなって思います(笑)」

――それは日常生活も同じ?

「できる限りおとなしくしていたいです(笑)」

――撮影にあたって何か不安はありました? それとも楽しみでした?

「監督の三池さんは無理なことに挑戦してみる、やったことのないことをやってみるというような方なので、素晴らしい景色を見せてくれるんじゃないかなっていう期待で楽しみでした」

――監督から何か具体的なアドバイスはありました?

「あまり何かを言う方ではないので特になかったんですけど、今回はCGの部分などは想像しながらお芝居をすることが多く、わからないなって思ってると監督がすぐに声をかけてくれて。すごく勘の鋭い方なんですよ。監督の中には映像がしっかりとできていて信頼感もすごく強く感じられたので、その世界に飛び込んでみることが私の一番の楽しみでした」

――役作りで心掛けたことは?

「私は普段から役作りって言われてもあまりピンとこないんですよ。しかも、今回は自分の想像でお芝居しないといけない部分が多く、実際に現場に行ってメイクをしてから作っていく感じだったので、特に用意するものはなかったんです。ただ、菜々緒は虐待を受け、義理のお父さんを刺してしまうという顔と、小吉に助けられたことによって強くいられる2つの顔があって、その二面性をカイコガのように儚く演じるにはどう伝えていくべきか、そこは監督とセッションしながらやっていきました」

――あのメイクは時間がかかりそうですね。

「メイクだけで半日以上かかりましたね。特殊メイクは初めての経験だったんですけど、正直スゴいなって思いました。カイコガと同じように口まで塞がれて、経験したことのない圧迫感がありましたけど、三池さんもすごくメイクにこだわっていて。質感とか映像になったときにどうなるのか、そこはギリギリまでテストを重ねました。でも、今回は出会ったことのないプロの方々とお仕事できたことはすごくよかったなって思います」

――ちなみに奈々緒と武井さん自身で共通点はありました?

「奈々緒は小吉のために火星行きをサインしていましたけど、私は気持ちがすぐに顔に出ちゃうから無理ですね。“小吉帰ろうよ~”みたいになっちゃうかも(笑)」

――映画では、出て来るキャラクターが本当にみんな濃い人ばかりでしたが、武井さん的に一番魅力的だったのは?

「小池さんが演じていた大張美奈ですね。変身後のピンク色のツインテールもかわいかったし。男っぽいアクションシーンの中に、ちょっと明るくてかわいらしいカンフーっぽいアクションが小池さんにすごく似合ってて素敵でした。華がありましたね」

――今回はCGが多用され、出来上がりは撮影時とはまったく違うものになっていたと思いますが、完成版を見たときの感想は?

「シンプルに“めちゃくちゃ楽しかったー”って思いました。マンガと違って映画だとおいしいところがテンポよく進んでいくので、見所が常にあって本当に驚いているうちに終わっちゃうような感じで。CGも含めてすごくエンターテインメント感溢れる作品になったと思います。女性の中にはテラフォーマーが苦手な方も多いと思うんですけど、それ以上に面白くて、衝撃的な映像ばかりなのですごく楽しかったな、もう一回見てみたいなって思う作品になったと思います」

――もしもですよ、「テラフォーマーズ」のような世界になってしまったらどうします?

「ホント大変ですね。対処法としてはテラフォーマーと共存、もしくは味方にするしかないですよね。それか別々の世界で生きていく。やっつけるとかは絶対ダメです(笑)」

――平和主義ですね。

「省エネして生きていたいので(笑)。みんなが笑顔でいればいいかなって思います。でも、そんなにうまくいかないんですけどね……」

――今回の舞台になっている火星もいつかは行けるかもしれませんが、武井さんは行ってみたい?

「もし行けたとしても、私は行かないです(笑)。怖いところには行きたくないです」

――最後に武井さんなりの今作の見所を教えてください。

「マンガを読んだことのある方はすでにイメージがあると思うんですけど、それが映像になるとまた違う面白さがあると思います。私自身、原作を読んでいたからこそ、その世界観が大きなスクリーンで見られることに興奮しましたし、自分もその世界にいるような気持ちになれるので、ある意味マンガ以上の楽しさを感じられる作品だと思います。ド迫力のアクションシーンやスピーディな展開も魅力的ですし、年代問わず、男女問わず、たくさんの方に思いっきり楽しんでほしいなと思います」

dTVオリジナルドラマ「テラフォーマーズ/新たなる希望」は、dTVにて独占配信中。
映画『テラフォーマーズ』は、全国の劇場で絶賛公開中。

© 貴家悠・橘賢一/集英社 © 2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会
© BeeTV

<関連サイト>
映画『テラフォーマーズ』
http://wwws.warnerbros.co.jp/terraformars/

話題の映画「テラフォーマーズ」、篠田麻里子が語るその魅力とは?
http://www.entameplex.com/archives/28889

武井咲が“守られたい相手”に挙げた男性は……
http://www.entameplex.com/archives/28489