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山本美月が一番怖いものとは……主演作『貞子 vs 伽椰子』インタビュー


日本が誇るホラー界のスターと言えば、『リング』の貞子に『呪怨』の伽椰子。
どちらも世界中のホラー・ファンが大好きなこのキャラクター。では、果たしてどっちが怖くて強いのか……。
そんないろいろな意味で夢のような戦いが繰り広げられる映画『貞子 vs 伽椰子』が6月18日(土)より公開!

今回はこの注目のバトルについて、主演を務める山本美月にインタビュー!

――貞子と伽椰子、注目の戦いが始まるわけですが、撮影前の印象ではどっちが強いと思いました?

「私のイメージでは、貞子の方が強いかなって思っていました」

――それはなぜ?

「見た目ですね(笑)。伽椰子も血が出ててちょっとグロテスクなんですけど、貞子は雰囲気がもう怖いです。貞子=怖いっていうイメージがありますね」

――そもそもホラーは平気なんですか?

「見るのは全然大丈夫です。わりと見る方だと思いますし。『仄暗い水の底から』などを中学2年生のころすごく見ていて、今回の白石(晃士)監督の作品も『ノロイ』とか見てました。その他にも『オトシモノ』や『人形霊』、『サイレント』とか、いろいろ見ましたね。みんなでキャッキャして見るのが好きです」

――お化けとか大丈夫なんですね。

「でも……実際に見たり、お化け屋敷で驚かされるのは嫌です」

――映画は大丈夫ということ?

「だって……(お化け屋敷だと)実際に目の前に来るわけじゃないじゃないですか」

――貞子はもしかしたら……ってことありません?

「そういうのは信じない方なんです。お化けにはちょっと興味あるんですけど、体験したこともなくて」

――ホラー映画の撮影現場ではよく不思議なことが起きるって言われてますけど、今回そういうのもなく?

「残念ながら(笑)。多分、私すごく霊感がなくて、お化けにも嫌われてるんだと思います。でも、あったとしても現実的に考えちゃって認識できないと思いますけど(笑)」

――となると今回の撮影も全然問題なく、むしろ楽しんでいたわけですね。

「そうですね。ホラーはお化けの役しかやったことなくて、怖がる役は初めてだったのでちょっと楽しみでしたし。今回最初にオファーをいただいたときも、貞子と伽椰子の戦いというのは驚きましたけど、『リング』にも『呪怨』にも出れるなんて幸せだなって思いました」

――怖がる役は初めてとのことですが大変でした?

「連続して怖がるのはすごく難しかったですね。ホラーとして観客の方に怖いからといって下を向かれてしまってはダメだし、怖く見せるお芝居というのは勉強になりました。見せ方も大事で、これまでのお芝居とは全然別物なんだなって思いましたし。演じるときも目をつぶるというよりも常に目を見開いたりして、そのときは目が大きくてよかったって思いました(笑)」

――あとは結構叫んでましたね。

「最近そういう役が多くて、ドラマとかでもよく叫んでますね。ようやく慣れてきました(笑)」

――日常生活であまり叫ぶことってないと思いますけど、そういうのってストレス発散になったりします?

「のどが疲れますね。ストレス発散という意味では、叫ぶよりも大声で泣いたりするシーンの方がいいですね。嘘泣きでも発散できるので」

――注目の貞子と伽椰子の戦いですけど、実際にその場にいてどうでした?

「今回はほぼCGなので、撮影中は見えないものに驚くっていう難しい状態だったんです。でも、出来上がりを見たら……壮絶でした。もうぐしゃぐしゃですし、とにかくスゴいです。いろいろなものが飛び交ってます(笑)。きっと誰も想像してない展開だと思いますね」

――貞子と伽椰子と共演したわけですよね。

「やっぱり会ってみたかったので、感動しました。でも、ホントすごい動きでした(笑)。白石監督もすごくこだわりがあって、貞子と伽椰子の演出は人間よりもすごく細かくやられてましたね」

――山本さん的に一番怖かったシーンは?

「怖いというより悲しかったシーンなんですけど、親友が貞子に殺されてしまうシーン。あそこが一番辛かったですね」

――ちなみに、山本さんが現実の社会で一番怖いものは?

「人ですかね。お化けが出るよりも、たとえばストーカーとかの犯罪等の方が怖いです。すごく現実的なんですけど」

――では今作の見所を。

「貞子と伽椰子という2人が画面上で共演するっていうのが一番だと思うんですけど、人間ドラマもありますし、今回は4DXやMX4Dでも上映されるのでそれも……本当にお化け屋敷みたいな、一種のアトラクションのように楽しんでもらえると思います。あとは、今までの『リング』や『呪怨』は貞子と伽椰子のバックボーンがあってのものでしたけど、この作品では2人ともお化けとしてただただ怖い存在として見れるんです。だから、かわいそうとかそういう気持ちは一切なく、完全に恐怖のみで楽しめると思います」

――『リング』や『呪怨』を見てない人でも楽しめる?

「全然大丈夫ですね! 貞子と伽椰子は怖いものっていうのがわかっていれば楽しめると思います!」

――今年はこの作品以外にも映画『少女』、そしてテレビドラマも多数出演され大活躍ですね。

「『少女』はいじめられっ子の役だったので苦しかったですね。『少女』でいじめられ、今回の『貞子vs伽椰子』では親友が死に、ドラマ(『臨床犯罪学者 火村英生の推理』)では両親を亡くし、叔父が火だるまになったり、最近は結構壮絶な人生を送ってますね(笑)」

――ハードな役柄が任せられる女優ということですね。

「といっても、ここ半年ですけどね。ただ、それまで確かに明るい役ばかりやってたので、ちょっと心に闇のある役をやりたいとは言っていたんです。それを汲み取ってくれた方がいたんだと思います」

――最後に貞子と伽椰子、友達になるならどっちを選びます?

「う~ん……貞子かな。伽椰子はちょっと陰湿な気がして、すごくやきもちをやかれそう(笑)。(伽椰子が過去作品の中で書いていたストーカー的な)日記とかもすごく怖いし。貞子は自分に対する闇だけだから、目さえ見なければ大丈夫かなって思います」

©2016「貞子vs伽椰子」製作委員会
スタイリスト/津野真吾
ヘアメイク/篤史(PEACE MONKEY)

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