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国内初出展! PlayStation VRのシネマティックモードはもはや移動映画館


常に新たなゲーム情報を発信し、リアルファミコン世代から新世代まで高い支持を集める家庭用ゲーム雑誌「ファミ通」が、6月16日増刊号(6月2発売)において30周年を迎えた。6月26日(日)、これを記念したイベント「ファミ通フェス 2016」が東京・ベルサール秋葉原にて開催となった。

このフェスでは、ゲームの体験はもちろん、ファミ通の歴代編集長たちによるトークバトルや人気声優によるステージも用意。会場には、「どこでもいっしょ」のトロ、ミクダヨー、パワプロくん、モノクマなど、おなじみのゲームキャラクターたちの着ぐるみも登場し、来場者を歓迎した。

中でも人だかりを作っていたのが、今年10月に発売予定の「PlayStation ® VR」のコーナーだ。先日、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大のゲーム見本市「E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2016」でも、シリーズ最新作の「バイオハザード7 レジデント イービル」や「FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE」など、対応タイトルの発表があり、「VR」は大変な注目を集めている。

「The London Heist」は、手にした銃(スティック)で追っ手を撃退しながら、ロンドンのハイウェイを駆け抜けるシューティングが楽しめる。こちらを実際に体験した20代男性に話を聞くと、「没入感がすごいです。ゲームが終わってVRとヘッドホン外すとすごく変な感じ。これってどっちが現実かわからないですね」との答えが返ってきた。

さらにシューティング「Rez Infinite」では、体験者は「VR」に加えて共感覚スーツを身にまとう。ゲーム内容に合わせて衝撃をじかに感じるため、仮想空間との境界線はさらにあいまいなものになっていく。

それだけじゃない。「VR」の試遊おいて、VR内の大スクリーンでゲームや映画などを楽しめる注目の機能「シネマティックモード」が国内初出展されているのも、このイベントの目玉のひとつ。この日は、ワールドトレードセンターで綱渡りをした大道芸人の伝記映画「ザ・ウォーク」が上映された。まるで映画館で3D作品を見ているような感覚に、体験する子どもたちは「すごい! すごい!」を連発し、興奮を隠せないようだった。

かつて映画やアニメで思い描いた未来予想図がここに集結。「ファミ通フェス 2016」は、マニアから通りがかりの親子連れまで、多くの人々が次世代のゲームを存分に楽しむ1日となった。

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