153カ国の大統領、首相、外務大臣及び各々の政府機関などのツイッター、約505アカウントについて、フォロワー数、ツイート頻度などの調査結果を、株式会社カンター・ジャパンが、グループ会社バーソン・マステラ社の『2013年度Twiplomacy（ツイプロマシー）調査』をもとに紹介した。

調査が行われた2013年７月１日時点で最もフォロワー数が多かったのは、オバマ大統領（@BarackObama）で約3,351万フォロワー。世界の首長の中で最も早く（2007年３月５日）アカウントを作成したオバマ大統領は、アメリカの政治、外交問題等についての情報や自身の発言をYouTube、関連HPと連動して伝えている。なお、日本の首相官邸（@kanteiと@JPN_PMO）は約31万フォロワーで43位、安倍首相（@AbeShinzo）は約14万フォロワーで66位という結果だった。

次に、一日の平均ツイート数の調査では、一日約42回の頻度でツイートするベネズエラ・ボリバル共和国（@PresidencialVen）を筆頭に、ドミニカ共和国（@PresidencialRD）、クロアチア共和国（@VladaRH）等、一日30回以上ツイートする政府機関が５つあった。

同調査によると、国連加盟国193カ国のうち約78%がツイッターのアカウントを保有しており、各国の首長や政府機関によるツイッター利用の広がりが明らかになった。特に南米・アフリカの各国では、高い頻度での利用が見られた。