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日本人の「ありがとう」 「キットカット」ネスレが分析

チョコレート菓子「キットカット」の日本発売40周年を記念し、ネスレ日本株式会社は、2013年9月1日より、「ありがとう&Have a break(R)」をテーマにキャンペーンを展開、全国の10代~50代の男女1,000人を対象に「ありがとう」をテーマとした「日常の感謝行為」に関するアンケートを実施した。

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一日に「ありがとう」を言う回数・言われる回数の調査では、言う回数の全年代平均7.5回に対し、言われる回数は4.9回で、言う回数の約3分の2に留まった。また、同僚に意識的に「ありがとう」を言っている人は87.3%、配偶者に意識的に「ありがとう」を言う人は77.1%、自分の親に対して言う人は61.5%だった。

日本人は、自分が言っている程「ありがとう」を言われていないと感じており、さらに身近な人程感謝の言葉を掛けられない「ありがとう」下手である、とネスレは分析している。

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アンケートでは、「ありがとう」をたくさん言う人程精神的なストレスを引きずりにくいという結果も。「ありがとう」を一日20回以上言う人の36.6%が、ストレスを受けても1日経てば忘れ、全く言わない人の40.5%が1週間以上引きずると答えた。

また、自身が感じる景気の良さを10点満点で評価した場合、「ありがとう」を言われる回数が20回以上の人は平均5点、0回の人は平均3.7点だったことから、ネスレは「『ありがとう』を言われる回数が多い人程景気の受け止め方が良くなる」とし、「ありがとう」をたくさん言うことで好循環が生まれると分析した。