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チーズに関する調査結果、チーズ好きが多い都道府県は…


楽天株式会社は、2019年7月4日~7日の期間において、全国47都道府県の10代~80代の男女4,700名を対象とした「チーズ」に関する調査を実施。このたび、その結果が発表されました。

好きな乳製品について聞いたところ、最も回答数が多かったのは「チーズ(71.7%)」でした。続いて「ヨーグルト(70.0%)」、少し差が開いて「牛乳(54.9%)」、「バター(52.1%)」という結果に。単品でも、料理に足しても楽しめる乳製品が、幅広く好まれていることが分かりました。

チーズを食べる頻度について聞いたところ、「それ以下の頻度」と回答された人を除き、最も回答数が多かったのは「週に1回(16.2%)」となり、続いて多かったのは「週に2回(9.6%)」という結果になりました。週1回以上チーズを食べている人の合計が半数を超え(52.1%)、多くの人が頻繁にチーズを食べているという事実が分かりました。

<チーズが好きな都道府県ランキング>
1位:新潟県(68.0%)
2位:秋田県(64.0%)
3位:山口県(62.0%)

チーズが「好き」と回答した人が多かったのは、上記の通り。3県の共通点としては、チーズと同じ発酵食品である日本酒の産地であることが挙げられます。

「好き」、「どちらかと言うと好き」、「どちらかと言うと嫌い」、「嫌い」の4パターンでチーズが好きか嫌いかを聞いてみたところ、「好き」と回答した人は54.1%、「どちらかと言うと好き」と回答した人は34.6%でした。「好き」、「どちらかと言うと好き」と回答された人を合計すると、約9割(88.7%)の人がチーズ好きということが分かりました。

また、「好き」もしくは「どちらかと言うと好き」と回答した人を対象にその理由を聞いてみました。味そのものだけでなく、栄養面や利便性についても意見が挙がっています。

■料理に合うし、ビールのつまみに最高(新潟県・48歳男性)
■昔から大好き、濃厚で香りが好きだから(秋田県・44歳女性)
■健康に良さそうだし、味も好みです(山口県・60歳男性)
■そのまま食べても美味しいし、料理に使っても美味しい。 味そのものがとても好きだから(高知県・42歳女性)
■食事の時の、あと一品に丁度良いから。あと、やっぱり美味しい(山梨県・41歳女性)
■味が好きだし乳製品全般がすきだから(宮崎県・49歳女性)
■カルシウムが取れる。料理の隠し味に便利(香川県・49歳女性)
■しっかりたんぱく質が取れ、小腹がすいた時にちょうどいいから(三重県・63歳女性)
■ワインに合うから(兵庫県・44歳女性)

ヨーロッパのイメージが強いチーズですが、「国産」と「外国産」のどちらが好きかを聞いたところ、「国産」と回答した人は85.9%だったのに対し、「外国産」と回答した人は14.1%という結果となりました。身近で価格も手頃な国産チーズが好まれている傾向が見て取れました。

<好きなチーズの種類ランキング>
1位:プロセスチーズ(25.7%)
2位:カマンベールチーズ(21.0%)
3位:モッツァレラチーズ(17.5%)

また、都道府県別では、好きなチーズの種類にやや違いが見られました。多くの県で「プロセスチーズ」が人気でしたが、山形県、富山県、山口県、愛媛県においては「カマンベールチーズ」の人気が最も高くなっています。特に山形県(32.0%)、富山県(30.0%)では、3割以上の人が「カマンベールチーズ」が最も好きと回答しています。

<チーズに合うと思う料理ランキング>
1位:ハンバーグ(62.2%)
2位:ハンバーガー(54.3%)
3位:パスタ(47.7%)

チーズは単品で食べても美味しい食品ですが、隠し味にしたり、味のアクセントにもなるため、料理に利用する人も多くいます。イタリア料理の定番である「パスタ」に加え、チーズハンバーグやチーズバーガーなど、飲食店でもメニューとして提供されている組み合わせが人気です。また、都道府県別で見てみると、ほとんどの県で「ハンバーグ」が1位でしたが、滋賀県、和歌山県では「ハンバーガー」が1位となっています。

最後に、日本の食べ物と一緒にチーズを食べるという人に、その組み合わせを質問。試してみたくなるものから味が想像しにくいものまで、バラエティ豊かな回答が出揃いました。

■チーズにのりをまく(新潟県・48歳男性)
■沢庵 ベーコン 生ハム(秋田県・61歳女性)
■豆腐と卵を混ぜてチーズを乗せてトースターでやく(山口県・31歳女性)
■ちくわにチーズをはさんで、食べることが多いです(福島県・42歳男性)
■沢庵の燻製(いぶりがっこ)にチーズを乗せたもの(大阪府・58歳男性)
■なすびにのせて焼く(三重県・53歳男性)
■温かい塩ラーメンに、溶けるチーズを入れて食べる(山形県・63歳男性)
■牛丼に乗せる(群馬県・40歳男性)
■リンゴのスライスとカマンベールチーズを合わせて食べる(長崎県・57歳女性)
■海苔やお好み焼き(兵庫県・46歳女性)
■かまぼことチーズ。チーズとキュウリの海苔巻(沖縄県・63歳男性)
■お好み焼き、焼きそばのトッピング(徳島県・73歳男性)
■納豆 味噌汁 梅干し(山梨県・31歳女性)
■海苔×チーズ 明太子×チーズ(高知県・32歳男性)
■鰹節(長崎県・51歳男性)
■紫蘇の葉で巻いて食べることがある(岡山県・36歳女性)
■鮭のホイール焼きで 鮭にチーズをのせる(千葉県・62歳男性)
■漬物とあわせる(鹿児島県・70歳男性)
■あぶらあげにチーズ(滋賀県・27歳女性)
■ワサビをつける(栃木県・56歳女性)

日本全国の特産品を紹介する「まち楽」の国産チーズ特集「国産チーズの美味しさ、楽しさ、新発見 “チーパーク”」では、国産チーズの魅力や料理研究家監修のチーズ料理レシピなど、様々なコンテンツを随時公開しています。特集内の「バザールエリア」では、「楽天市場」で販売している日本各地の個性豊かなチーズを購入することもできます。

また、世界的なチーズコンクールである「モンデュアル・デュ・フロマージュ2015」にて、国産チーズ初となる最高賞のスーパーゴールドをブルーチーズで受賞した「アトリエ・ド・フロマージュ」の塩川和史氏に、国産チーズに対する思いなどを語っていただいた動画などのスペシャルコンテンツも楽しめるので、ぜひチェックしてみては?

<関連サイト>
「国産チーズの美味しさ、楽しさ、新発見 “チーパーク”」
https://event.rakuten.co.jp/area/japan/alic/cheese2019/01/