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彼女にしてほしい髪型1位は…「ゆるふわミディアム」


株式会社ジョンマスターオーガニックグループは、2019年6月26日~27日の期間において、全国の20代~40代の男女500名を対象に「夏のヘアケア」に関する調査を実施。このたび、その結果が発表されました。

まず、どのくらいの人が夏のヘアダメージを自覚しているのかを明らかにするため、「夏に髪にまつわる悩みを強く感じることはあるか?」という質問を投げかけたところ、半数以上が「感じる」(54.4%)と回答しました。

続いて、具体的に感じる悩みを調査したところ、「毛先の乾燥・パサつき」(60.7%)、「頭皮のべたつき」(41.9%)に票が集まりました。

さらに年齢別で見ると、20代では「頭皮のべたつき」「枝毛」という回答が多く、40代では「白髪」に悩む人が多い傾向にありました。夏場は特にヘアカラーが抜けやすいため、日頃から気になる白髪がさらに目につきやすくなるのかもしれません。

このような結果に対して、ジョンマスターオーガニックグループ トレーニング課の西村氏は「夏の、毛髪の2大トラブルとして、紫外線によるダメージ・カラー退色、湿気による髪のうねりが挙げられます。もともとの健康毛には、メラニン色素が存在しています。ヘアカラーは一度、そのメラニン色素を壊して、疑似メラニンを入れて発色をしています。時間の経過とともに退色して明るくなるのは、疑似メラニンが無くなり、ブリーチ(脱色)した状態に近づくから。その状態はまさに髪の骨粗しょう症。黒髪の方も含め、紫外線から髪を守るメラニンを失った髪は、夏の強い紫外線ダメージを受けてパサつき、枝毛の原因になります。特に皆さんが感じている悩みは、まさに夏ならではの、強い紫外線によるものだと思われます」と話しました。

夏のダメージについては、一定数が漠然と自覚していることが分かりました。では、どのくらいの人がダメージに対するケアの必要性を感じているのでしょうか。「日中のヘアケアの必要性を感じるか?」という質問に対して、約6割が「感じる」(58.0%)と回答しました。

具体的にどのような時に必要性を感じるのかを掘り下げてみると、「髪の毛がパサついたとき」(63.8%)という回答に票が集まり、夏のヘアの悩みと一致する結果となりました。その後には、「頭皮が赤くなったとき」(17.6%)、「ヘアカラーが抜けたとき」(9.0%)という回答が続きました。これらの回答は、いずれも強い日差しによる“UVダメージ”を連想させます。

この結果に対して、西村氏は「パサつきや頭皮の炎症、ヘアカラーの抜けなど、どれも紫外線のダメージによるものです。一年中気をつけるべきダメージですが、特に夏は紫外線量が増えるので、ダメージを最小限に抑える日中のケアが必要になってきます」と、夏場のヘアダメージに警鐘を鳴らしました。

次に、実際にどのくらいの人が日中のヘアケアを実践しているのかを調査しました。その結果、実践している人は約4割にとどまり(40.4%)、半数以上が日中のケアを怠っていることが分かりました。

日中のケアを行っている人が実践しているケア方法としては、「ブラッシングをする」(55.9%)、「帽子をかぶる」(46.5%)、「ヘアスプレーをする」(42.1%)という回答が見られました。

また、日中のケアに限らず、最も注力しているヘアケアについて調査すると、「トリートメント・ヘアパック」(28.4%)という回答が最も多い結果に。トリートメントやヘアパックは入浴時の使用が予想されることから、一日の終わり、すなわち夜にヘアケアをする習慣がある人が多いようです。その結果、日中のケアがなおざりになっているパターンが多いと予測できます。

西村氏は、有効なヘアケアについて「髪がダメージを受ける前に、未然に防ぐようにケアを行ってダメージを最小限にとどめることが大切。日中のヘアケアを行っている方々のように、こまめなブラッシングや帽子、日傘など、ささやかな心掛けでダメージは抑えることができます。また、洗顔後お顔に化粧水をつけるのと同様に、髪にも潤いを与える化粧水や美容液が必要です。お気に入りの香りのヘアスプレーやオイルなどで、楽しみながらケアするのもおすすめです。夏の暑い時期には、取り入れやすいグレープフルーツの爽やかな香りが特におすすめ。特にスプレータイプのアウトバストリートメントは誰でも、簡単&時短で紫外線ケアができます。ドライヤーの前や、寝癖直しとしても手が汚れることなく使用できるので、子育て中の方にも手軽にケアができます。難しく考えずにまずは、「髪の化粧水」を意識して基本的なケアを習慣づけることが第一歩となります」と話しました。

一日の終わりに、トリートメントやヘアパックでダメージを受けたヘアをいたわることももちろん大切ですが、美しい髪を保つためには、同時に日中に受けるダメージを最小限に抑えることも必要であることがわかります。

さらに、西村氏は「特におすすめのケアは“ブラッシング”です。良質なヘアブラシを持ち歩いて外出先でもこまめにブラッシングすることで、髪の毛についた汚れを落としたり、もつれをとることで抜け毛や切れ毛を予防できます。また、ブラッシングを行うことで、余分な皮脂や古い角質を取り除くことができ、頭皮の皮脂が酸化することで発生するニオイの元を防ぎます」と、“ブラッシング”の効果を語りました。

そこで、ブラッシングに必要不可欠な“ヘアブラシ”に対する意識について、アンケートを実施。すると、ヘアブラシを持ち歩いている人の割合は、わずか2割(20.6%)であることが判明しました。ブラッシングは、家でヘアをセットする朝と、入浴する前の夜にしか行わない、という人が多いのでしょうか。

また、ヘアブラシを持ち歩いている人は「恋人がいる」割合が高いことが明らかになりました(25.5%)。恋人がいる人ほど、デート前や急に会うことになった場合に備えて、外出先でも綺麗なヘアを保つ意識が高まるのかもしれません。

さらに、持ち歩いている人、持ち歩いていない人に関わらず、使っているヘアブラシの素材について掘り下げると、1位が「プラスチック」(41.4%)という結果に。続く2位は、驚くべきことに「わからない」(37.6%)という結果となりました。

この結果を受けて、西村氏は「猪毛などの天然素材のヘアブラシを使えば、キューティクルを傷つけずにブラッシングができ、髪がまとまります。紫外線でキューティクルが傷つきやすい夏は特に、こまめにブラッシングし、髪の毛の表面を滑らかに整えることで、ダメージの悪化を防ぐことができます。また夏場は、紫外線だけではなく、室内の冷房により、頭皮の血行も滞りがちに。オフィス勤務の場合、冷房に一日さらされていると体が冷えますよね。頭皮も同じです。頭皮には毛細血管があり、そこから髪に栄養が運ばれます。頭皮が冷えていると、元気な髪の毛をそもそも生み出せなくなってしまいます。しっかりとブラッシングすることで、頭皮の血行を促進し、より良い状態の髪の毛を生み出します」と語り、ヘアブラシの素材も重要であることを強調しました。

後半では、“理想のヘア”をテーマに調査を実施しました。まず、男性に「彼女にしてほしい髪型」についてアンケートをとると、1位は「ゆるふわミディアム」(26.8%)という結果に。理由としては、「女性らしい感じがするから」、「ちょうどいい長さでかわいく見えるから」という声が多く、ほど良い長さで女性らしさを感じられるスタイルであることから人気が集まりました。特に高収入の男性からの支持が厚く、年収600万円以上の人のおよそ3人に1人が「ゆるふわミディアム」を選びました(30.9%)。

また、2位の「さらさらストレートロング」(22.4%)については、「落ち着いた雰囲気があるから」という意見や、「日本人女性に一番似合う髪型だと思うから」「大和撫子」という声がありました。おしとやかなイメージのあるストレートロングヘアも、根強い人気があるようです。

<関連サイト>
「ジョンマスターオーガニック」公式サイト
https://www.johnmasters-select.jp/