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「こうしてほしい!」孫の親にお願いしたいこと10選


株式会社スタジオアリスは、10月第3日曜日の「孫の日」にちなみ、2021年9月7日~9日の期間において、全国の0歳から2歳の孫を持つ男女500名を対象に「祖父母と孫の関係」に関する調査を実施。このたび、その結果を発表しました。

まず、孫と同居をしていない人を対象に、孫と会う頻度について調査。現在の会う頻度を聞いてみたところ、「月に1回(17.1%)」が最も高い結果となり、次いで「2~3か月に1回程度(15.4%)」、「半年に1回程度(14.7%)」が続きました。

続いて、理想の頻度を聞いてみると、こちらも現在の頻度と同様に「月に1回(24.0%)」に多くの票が集まりました。しかし、「年に1回程度(4.8%)」や「半年に1回程度(9.9%)」と低い頻度を回答している人が現在に比べて減っていることや、「月に2回(10.8%)」や「月に4回(10.5%)」で理想の頻度が現在を上回っていることから、現在の頻度以上に孫と会いたいと思っている祖父母が多いことがうかがえます。

現在よりも頻繁に孫と会いたいと回答した人に理由を聞いてみると、「今しかない成長の過程を見ていたいから」といった、成長する孫の様子を見守りたいという声が多く寄せられました。また、コロナ禍の影響でなかなか会えてない実情や、自分に懐いてくれることへの喜びなどの声も挙げられました。

<孫と頻繁に会いたい理由>
「今しかない成長の過程を見ていたいから」(神奈川県・68歳・女性)
「今はコロナ禍なのでそれ程頻繁に会えないので、ネットで会話している状態。やはり実際に会って孫の成長を実感してみたい」(東京都・54歳・男性)
「おしゃべりや行動も範囲が広くなってきたので、色々なことを経験させてあげたい。物より体験!」(山形県・63歳・女性)
「まだよく顔を覚えてもらっていないようなので、家に来るときはいつも“他所のウチに来た”という感じで他人行儀。帰る頃になってようやく慣れてくる感じ」(千葉県・74歳・男性)
「孫が可愛いし、おまけに“じじ”と甘えて懐いてくれるのが嬉しいから」(東京都・70歳・男性)

もっと会いたいと思う人がいる一方で、孫と同居していない祖父母にとって、孫と会う時に何か不安に感じることはあるのでしょうか。質問してみると、約4割の人が孫と会うときに「不安がある(38.4%)」と回答。不安要素として最も多かったのは「泣かれてしまう(33.7%)」でした。次いで「忘れられている(26.3%)」、「嫌われてしまう(13.2%)」といった回答が続き、孫の言動に一喜一憂する祖父母の心情がうかがえました。

かわいい孫をつい甘やかしてしまうこともあるのではないでしょうか。そこで気になるのが孫へのお小遣い。孫にお小遣いをあげているかどうか質問すると、半数以上の人が「あげている(55.4%)」と回答。年間でいくらあげているかについて聞くと、「5,000円未満(25.3%)」が最も多く、「5,000円以上~10,000円未満(22.4%)」、「10,000円以上~20,000円未満(16.6%)」と選択肢の中では比較的控えめな回答が続きました。お小遣いを「あげていない(44.6%)」も約4割を占めていることから、0歳から2歳の孫へのお小遣いはまだ早いと考えている祖父母が多いと考えられます。

孫と会える機会が限られている祖父母にとっては、孫の親(自身の子ども・パートナー)が送ってくれる写真で孫の近況を知る人も多いのではないでしょうか。続いては、孫の写真に関しての調査を行いました。

まず、孫と同居をしていない人で、コロナ流行前と後で写真の送られてくる頻度に変化があったと回答している人に、孫の写真が送られてくる頻度について流行前と後でそれぞれ質問し、比較しました。すると、流行前と後で大きな差は見られないものの、流行前は「2~3か月に1回程度(14.7%)」や「半年に1回程度(10.2%)」と頻度が少なかった人の割合が、流行後には減少傾向にあることが分かりました。反対に、流行後に「月に3回(4.9%)」、「月に4回(9.2%)」と、高い頻度を回答する人の割合が増加傾向にあることが分かりました。直接会える機会が限られるコロナ禍においては、孫の写真が送られてくる頻度もわずかながら増えているようです。

次に、頻度に注目してみると、コロナ流行前と後どちらも「月に1回」、「2~3か月に1回程度」に票が集まりましたが、3位には「月に20回以上」がランクインする結果となりました。家庭によってやり取りをする頻度に差があるようです。

では、孫の写真が届いた際に祖父母はどのようなことを感じているのでしょうか。孫の写真を見て何を感じるかについて聞いてみると、「孫の成長が嬉しい(39.9%)」に多くの票が集まりました。写真を通して孫の成長を実感する祖父母が多いようです。また、「健康でいたい(15.9%)」「元気がでる(12.2%)」にも票が集まり、孫の写真が祖父母の生きる活力にもなっていることがうかがえました。

さらに、孫と一緒に写真を撮影した経験について調査しました。すると、「何度もある(51.0%)」、「ある(36.0%)」を合わせた約9割の人が孫と一緒に写真を撮った経験があると回答。しかし、孫と孫の親を含めた家族写真を撮った経験について聞くと、「何度もある(38.0%)」、「ある(35.2%)」と回答した人が約7割と、孫と一緒に撮った経験に比べて少ないことが明らかになりました。

続いて、孫の写真はどのような状態で送られてくることが多いのかを聞いてみると、9割以上が「スマホ・携帯電話の画像データ(93.1%)」と回答しました。やはり、スマホや携帯電話は、撮った写真を手軽に送ることができるので、孫の写真も画像データで届くことが多いようです。反対に、画像データではなく現像写真やアルバムで写真を受け取る人が7%近くいることも明らかになりました。

また、祖父母は届いた写真をどのように活用しているのかを質問してみると、「スマホや携帯の待ち受け画面に設定する(24.4%)」が最も多い結果となりました。一方で、「写真立てに入れて飾る(15.4%)」、「アルバムや冊子にする(12.5%)」といった意見も見られ、何気ない日常の中で、心を和ませてくれるアイテムとして孫の写真を活用している人も多いことがうかがえました。

孫に会えない割合や写真の送られてくる頻度について見てきましたが、反対に、実際に孫と会えるのはどのような時が多いのでしょうか。同居をしていない人に、孫と会うシチュエーションについて質問してみると、半数以上が「節句や誕生日など孫のお祝い事がある時(54.8%)」と回答しました。やはり、孫の成長を見られる特別な日には、孫に会いたいと思う祖父母が多いようです。

しかし、今年の孫の誕生日を一緒にお祝いするかについて聞いてみたところ、「お祝いする予定がある(46.1%)」と答えた人よりも、「お祝いする予定はない(53.9%)」と答えた人の方が多い結果となりました。孫と会える貴重なイベントでも、今年は半数以上の人が一緒にお祝いできないという実情が明らかになりました。

最後に、祖父母にとって自分の子どもである孫の親にお願いしたいことや、人生の先輩・ママパパの先輩として子育てでやっておけばよかったこと・後悔していることについて質問しました。お願い事では、孫との時間を作ってほしいという声や、祖父母に頼りすぎているという声が挙げられました。子育ての後悔では、しつけの仕方や仕事を優先してしまっていたことに対する後悔などが寄せられました。

<こうしてほしい!孫の親にお願いしたいこと10選>
「電話で孫の声を聞かせて欲しい」(静岡県・71歳・男性)
「子育てを頑張っていて、いい子に育てているので、特にないが、いつでも頼ってほしい」(岡山県・54歳・男性)
「コロナ禍の今は会うことが難しいので、もっと頻繁に写真を見せてほしい」(岡山県・66歳・女性)
「こちらから会いに行くことが多いので、向こうからも会いに来てほしい」(千葉県・63歳・女性)
「仕事、家事で忙しいだろうけど、孫と接する時間を多く作ってほしい」(香川県・72歳・女性)
「息子もお嫁さんも頼ってくれるので嬉しいが、あまり頻繁に来られると、非常に疲れる」(大阪府・59歳・女性)
「母として強くなってほしい」(埼玉県・51歳・女性)
「子ども夫婦は共働きで忙しいみたいで、保育園や学童の送り迎えを頻繁に頼まれる。自分達も自営業で何かと多忙なので何とかして欲しいが、孫を優先してしまう自分がいる」(岡山県・67歳・男性)
「学校での近況報告があると嬉しい」(神奈川県・72歳・女性)
「子どもが伸び伸びできるように、おおらかに接して、たくさんの愛情を与えてあげてほしい」(佐賀県・58歳・男性)

<人生の先輩が語る…子育てでやっておけば良かったこと10選>
「ダメ!と怒ってばっかりだったので、褒めて育ててあげられたら良かった」(兵庫県・71歳・女性)
「本人がやりたいことをもっとやらせておけば良かった」(兵庫県・68歳・男性)
「祖父母にもっと頻繁に会わせてあげれば良かった」(東京都・73歳・男性)
「自分は“昭和の雷オヤジ”に育てられた世代で、自分の子育てにもその考え方の影響が残っていた。もっと自由に伸び伸びと育てられていれば良かった」(岡山県・67歳・男性)
「娘に、孫たちに対する言葉使いをたしなめたところ、“親父のせい”と言われた。もっと自分の言葉遣いに気を付けて育てられたら良かった」(岡山県・67歳・男性)
「おそろいの服を着たり、一緒におしゃれしてみたかった」(千葉県・66歳・女性)
「写真館で記念の写真を撮っておけば良かった」(広島県・58歳・女性)
「もっと一緒に料理をすれば良かった。仕事が忙しく、手伝いをさせるより自分でやったほうが早いのでさせなかったことを後悔している」(埼玉県・51歳・女性)
「息子に“子どもの頃、本の読み聞かせをしてもらった記憶がない”と言われた。もっと本の読み聞かせをしてあげれば良かった。気持ちの余裕がなかったかもしれません」(大阪府・女性・74歳)
「仕事優先でなく、行事を見に行けば良かった」(静岡県・59歳・女性)

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