Entame Plex-エンタメプレックス-

宅飲みにおすすめ!スペイン産ワイン、3銘柄飲んでみた


コロナ禍で宅飲みする機会が増えたことに加え、“食欲の秋”とあって、いつもよりちょっぴり贅沢におうちごはんを楽しみたいもの。そんなときに料理をより引き立てるワインとともに味わえば、一段と気分もアガるのではないでしょうか。

ワインといえば、ヨーロッパのワイン大国であるフランス産やイタリア産などをイメージする人が多いのでは? そのほか、チリ産やカリフォルニア産、国産などさまざまな産地のワインが市場に並んでいます。

そこで今回、Entame Plex編集部ではヨーロッパの中でもスペイン産ワインにフィーチャー。実はスペインも、フランスやイタリアと並ぶワイン大国で、赤ワイン、白ワイン、カバ(スパークリング)、甘口、シェリーなど、高品質で多様なスタイルのワインが楽しめるのが特徴だとか。世界11ヵ国以上の主要な産地のワインを取り扱う三国ワインがおすすめしているスペイン産ワイン、3銘柄を実際に味わってみました。

■クネ クリアンサ

まず味わってみたのは、樹齢30~40年の古樹から収穫したぶどうを使用し、アメリカンオーク樽で12ヵ月熟成した「クネ クリアンサ」(赤・ミディアムボディ)。

口当たりは渋みが先にきて、その後に華やかなベリーの香りが広がり、若さのあるスパイシー感も絶妙。ミディアムボディながらズシッと程よい重さも感じられ、バランスのとれた酸味も相まって、よくまとまった1本です。

オリーブ&セミドライチェリートマトや生ハム、チーズの盛り合わせなど、オードブルのアラカルト的なメニューとともに飲んでみたところ、料理との相性もよく、思わず“もう1杯…”と進んでしまいました(苦笑)。

■パゴス・デル・ガリア ゴデーリョ

続いて味わってみたのは、「パゴス・デル・ガリア ゴデーリョ」(白・辛口)。ガリシア原産の高級品種・ゴデーリョのなめらかな白ワインです。

青リンゴなどすっきり爽やかな柑橘系の香りが、口内にふわっと漂います。キリッとした口当たりと酸味が心地よく、ほのかに感じる塩味が魅惑的な奥深さを演出してくれているかのようでした。

スモークサーモンのマリネ、エビやタコなど魚介系のアヒージョとバゲットとともに味わってみると、飲みごたえがより感じられて大満足。今回はお魚メニューとともに味わいましたが、上品さのあるこのワインは、お肉とも相性がよさそう!

■インペリアル グラン・レセルバ

そして最後に味わったのは、ワイン専門誌「ワインスペクテーター」にて、スペインで初めてとなるNO.1を獲得(2013年度)し、スペインワインの歴史を変えたと言っても過言ではない「インペリアル グラン・レセルバ」(赤・フルボディ)。

ひと口含むと芳醇な香りが口内に広がり、やわらかく飲みやすい口当たりながらも上品な余韻が続きます。濃厚なルビー色の見た目通り、深みのある重厚な味わいに納得。

牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、アラビアータとともに飲んでみたところ、マリアージュも抜群! 果実味もしっかりと感じられ、エレガントな酸味とのバランスがよく、風格のあるワインでした。

これからの季節、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁も控えている中ではありますが、今回紹介した3銘柄のスペイン産ワイン。宅飲みのラインナップとして、ぜひ一度味わってみてはいかが?

<関連サイト>
「三国ワイン」公式サイト
https://www.mikuniwine.co.jp/