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NANAMI サステイナブルは「身近なところから取り入れる」


まるで海外の食品市場のようだ。東京・渋谷のショッピングモール「渋谷モディ」のエントランスに、果物や野菜の詰まった木箱が並ぶ。実はこれ、規格外の果物・野菜を原料に用いたヘアケアブランド「ヘアキッチン」が仕掛けた空間。ブランドの世界観を来場者に味わってもらおうという試みだ。

この「ヘアキッチンマルシェ」(東京・12月18日(土)、19日(日))は、スタイリストによるヘアレクチャー、ヘアキッチンの商品等を体験できるスペースで、規格外野菜や果物に実際に触れるディスプレーや身近な「サステイナブル(持続可能)」を学ぶ展示物などが並ぶ。

イベント会場には、髪や頭皮の状態からお勧めのレシピを選出する「ヘアレシピチェッカー」の体験やスタイリストによるヘアアレンジの講習もあり、いずれも無料で受けることができる。初日18日のオープニングにはモデルでアイデザイナーのNANAMIが登壇し、商品の使用感や普段の生活で感じたサステイナブルについてトークした。

この日、NANAMIは商品のイメージに合わせたワンピースで登場。ヘアケアの時間は「1日の中で疲れをとる瞬間。とても重要」と話す。普段からヘアキッチンのシャンプー&トリートメントを使用しているそうで、自身の細く「ペッタリとした」髪質に合わせて選んだ商品は大のお気に入りだという。

ヘアケアで気を使うことは「生乾き」を避けること。「半乾きで寝ると枕との摩擦で髪が痛む。初歩的ですがしっかりと乾かすこと」とこだわりを明かした。

ブランドコンセプトの一つサステイナブルについても「最近、意識することが多い」そうだ。「例えば料理をするとき捨てていた大根の葉も、工夫すればいろいろ使えることがわかった」とNANAMI。「(サステナブルと)大きく構えず、気軽に身近なところから自分自身も取り入れていきたい」と話した。

トークショー後半には、NANAMIが実際にヘアケアの紹介をする場面も。最後には「サステイナブルを毎日のヘアケアで取り入れるのはヘアキッチンで初めて知った。このイベントをきっかけに環境について考えてもらえたらうれしい」とメッセージを送った。

東京での「ヘアキッチンマルシェ」は19日(日)まで。大阪では阪急ビッグマン前広場で24日(金)〜26日(日)に開催される。

<関連サイト>
「ヘアキッチン」公式サイト
https://www.hair-kitchen.com/jp