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片岡愛之助、一周忌を迎えた父・片岡秀太郎への思い綴る


歌舞伎俳優の片岡愛之助が22日、オフィシャルブログを更新。
義父で、2021年5月23日に慢性閉塞性肺疾患のため亡くなった歌舞伎俳優で人間国宝の片岡秀太郎(本名・片岡彦人、かたおか・よしひと)さんへの思いをつづった。

1941年に吹田市で生まれた秀太郎さんは、十三代目片岡仁左衛門の次男。愛之助は養子。

この日、「早いもので」と題してブログを更新し、「早いもので父秀太郎の一周忌でした。明日が命日になります」と切り出した愛之助。「思い起こせば、今は無き大阪の中座で 40数年前に僕に声をかけて下さった事から、僕の歌舞伎人生が始まりました」「この父のひと言が無かったら今の僕は 歌舞伎の世界には存在しませんでした」とつづり、「もっともっと一緒に芝居に出たかったですし、もっともっと色んなお話が聞きたかったです」と思いを馳せた。

また、「晩年は「この役ならまだ、出来る」と ご自分の体調に合わせていろんな お役の名前を楽しそうにあげられてました」とも振り返りつつ、「でも、突然やってくるのですね」とコメント。

5月2日(月)よりスタートした『團菊祭五月大歌舞伎』(東京・歌舞伎座)に出演中の愛之助。「今月も歌舞伎座で金閣寺の真柴久吉を 叔父仁左衛門に教えて頂き、素晴らしい師匠が居らして下さる事に 本当に感謝です」と述べ、「歌舞伎座で久吉を勤められるなんて 自分でも夢にも思ってませんでしたし、 父に見て欲しかったです。父が常々話していた古典の大切さと 新しい事への挑戦は、どこまで 出来るかわかりませんが、父の魂を継ぎ確り精進したいと思います」と秀太郎さんへの思いをつづった。

最後は「明日、歌舞伎役者「片岡秀太郎」を思い出して空に話しかけてくださいませ」と呼びかけ、ブログを締めくくった。

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