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稲垣啓太が黒の装い、ショパール新アンバサダーは「光栄」


舞台は真っ暗、そこに黒いスーツをまとった「笑わない男」が現れた──。4月18日、東京2020オリンピック・パラリンピックの会場となった国立競技場のホールで、スイスの高級時計ブランド「ショパール」が特別モデル「アルパイン・イーグル ジャパン・リミテッド・エディション」を発表。

アンバサダーとして就任したラグビー日本代表の稲垣啓太選手が登壇し、最近の笑ってしまった出来事や今後のラグビー人生などについて語った。

稲垣がアンバサダーに選ばれたモデルは、ショパールを代表する高級スポーツウォッチ「アルパイン・イーグル」の日本限定バージョンで、文字盤や針などが黒色のモデル「SHIKKOKU(漆黒)」。2019年のワールドカップ日本大会で活躍した人柄やプレースタイルが、当コレクションに宿る威厳さや力強さ、エレガンスさにマッチしたことから稲垣が選出されたという。

100本限定発売の「漆黒」の名に合わせ、会場は壁や地面が真っ黒という演出の徹底ぶりだ。稲垣自身も盛り上がった筋肉を黒いスーツに収めて登壇。「非常に光栄に思います。このような素晴らしい機会を与えていただき、この時計の魅力をみなさんにお伝えできるよう頑張りたい」と意気込んだ。

「笑わない男」として知られる稲垣だが、最近、思わずほっこりした出来事があるという。ある書類を提出するため、印鑑を押そうとケースを開けると、中から出てきたのはリップクリーム。書類の担当者と目が合い「とりあえず塗っていいか」と伝えたそうだ。「すごく恥ずかしかった。用事を終えることができなかった」と稲垣が話すと、会場から笑いが起きた。

稲垣は現在32歳。10年前に比べ、肉体的にも精神的にも成長したと言い「10年後は42歳。体が壊れるまでラグビーをしたい。それができるかわからないが、できるように準備をしてやっていくだけ。目の前の一試合、一試合に取り組んでいきたい」と意欲をみせた。

一方で「時間は大切。僕がラグビー選手でいられる時間も無限ではない」とも。「その時間をこの素晴らしい時計で確認することができる。この時計を見ると、自分の原点に戻れるようなそんな感覚がある。これからの時間を大切にしていきたいし、時間が続く限り、フィールドでもフィールド外でもラグビー選手の強さ、日本の強さをメッセージとして伝えていきたい」と話した。

<関連サイト>
「ショパール」公式サイト
https://www.chopard.com/ja-jp