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山崎あおい、超満員のツアーファイナルでエレキギターを初披露


現役大学生シンガーソングライター:山崎あおい初となるワンマンツアー『山崎あおい 1stワンマンライブツアー2014~アオイハル~』が、26日に東京・渋谷クラブクアトロにてファイナル公演を迎えた。

会場となった渋谷クラブクアトロは、チケットが即日完売とあって超満員。客電が落ち、BGMが変わるとメンバーに続いて山崎がステージに登場。アコースティックギターを抱え、「恋の予感」からライブはスタート。その後、「Pastime」、「夏海」を披露し、最初のMCでは超満員の客席を見渡し「すごい壮観!人がびっしりで、竹下通りみたいな光景が広がっていますね(笑)。こんなにたくさんの方に来て頂いて、本当に嬉しいです」と喜びを表現。

中盤ではアコースティックコーナーを展開。「北海道から上京してメジャーデビューして、本当に濃い1年半でしたが、その中でも“東京に出て来る”というのは私にとって一番大きなイベントでした。上京して新しい街に馴染むために、地元に残してきた家族や友達、大切な人達を自分から突き離してしまった部分があって。寂しいことだけど、間違ったことではないな、と思って作った曲です」と話し、“東京に染まって変わることを許してほしい”と綴った「東京」、続けて心が弱まる高校3年生の受験期、突然泣き出してしまった友達を励ましたくて書いたという「HERO」、そして「カランコロン」と青春時代ならではの切なさ儚さ、葛藤が表現した彼女の真骨頂ともいえる楽曲をしっとりと歌い上げた。

そのままライブは終盤に突入し、人気曲「レイコさん」では、エレキギターを初披露。「エレキギターを弾く!」とツアー前から宣言していた通り、高校生の頃のライブ以来というエレキギターを弾きこなし、クラップと“タオル回し”で客席と一体となって、この日最高潮の盛り上がりに。そして「たくさんの人がズラッと並んでいる前で歌うのが夢だったので、本当に嬉しい。これからも、もっとたくさんの人の前で歌いたいです」と夢を語り、「強くなる人」で本編の幕を閉じた。

山崎とバンドメンバー全員がツアーTシャツを着て登場したアンコールでは、“自分よりもかっこいい男の子を好きになってしまった、自分にあまり自信のない女の子の曲“と紹介し、新曲「センチメンタリズム」を初公開。そしてギターをタンバリンに持ち替え、ツアーの余韻を楽しむかのように会場全体を見渡しながら、「I LOVE YOU!!」を笑顔いっぱいに披露してラストを締めくくった。

4月から大学3年生に進級することも無事決定した山崎あおい。音楽活動でもさらなる躍進を誓った、堂々のファーストワンマンライブツアーとなった。

photo by 石井亜希

<関連サイト>
山崎あおい http://yamazakiaoi.jp/