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【動画】清水富美加「初めてSっぽいよねって言われた……完全に一子の影響です」


“朝ドラすげぇ!”
そう話してくれたのは、現在放送中のNHK連続テレビ小説「まれ」に主人公:まれの同級生:一子役で出演している清水富美加。

ネットを中心に、とにかくかわいい! と話題沸騰中の彼女だが、「まれ」に加えて、映画「龍三と七人の子分たち」、そして「ズタボロ」と、女優として数々の作品に出演し、その活動の幅を日々拡大中。今回はそんな彼女にインタビュー、「まれ」の話を中心にいろいろと話を聞いてみました!
清水富美加、この名前は今後とも注目ですよ!

――「まれ」がスタートして約1カ月、反響はいかがですか?
「すごいですね。街でも“一子ちゃんですよね!”って声をかけていただいたり。あと、この前ドラマオンエア後に初めて能登に行ったんですけど、そしたら向こうは地元なのでホントすごくて。ちょっと歩くだけで声をかけていただいてうれしかったです。今まではそんな事なかったので、“朝ドラすげぇ!”って思いました、いまさら(笑)」

――能登はいいところですよね。
「最高ですね。おいしかったです(笑)」

――やっぱり食べ物なんですね……(笑)。
「のどぐろにお酒……海産物も最高なんですけど、この前は珠洲に行って、そこでいわゆる揚げ浜式の塩を使っているカフェに行ったら、それがものすごくおいしくて」

――そんなに味が違うものなんですか?
「最初は、私もおいしい塩っていうフィルターを通してるからおいしいのかなって思ってたんです。でも、実際に揚げ浜式の塩をまく体験をさせてもらったら、それがものすごく大変で。その大変さを知った後に食べると、さらにおいしかったんですよ。だから、揚げ浜式の塩を知ってもらうと同時に、そういう苦労も知るともっとおいしく食べれるかなって思います」

――今回は主人公のまれの同級生:一子役ですが、そろそろ慣れました?
「だいぶです(笑)。最初はいわゆる気の強い役を演じるのにちょっと抵抗があったり、私自身そういうタイプではないのでやり辛さもあったんですけど、まわりの構図が掴めてきてやりやすくなってきました。だんだん一子ちゃんの強気な部分が私にも移ってきたかなって気もします」

――プライベートでも強気になってる?
「みたいですね。この前初めてSっぽいよねって言われましたし(笑)。完全に一子の影響ですね。いいのか悪いのかわからないですけど(笑)」

―― 一子ちゃんは芸能界に憧れる女の子、清水さんもそうでした?
「小さいころからモー娘。とか、大塚愛さんみたいになりたいっていう憧れはありました。だから一子ちゃんの気持ちもわかるんだけど、あそこまで貪欲にはいけないですね。すごい推進力だなって思います。私と一子ちゃんは違う部分だらけですけど、そこが一番違うかもしれないですね」

――ドラマ「まれ」、清水さんなりの見所は?
「一子ちゃんってすごく危なっかしいんですよ。夢にまっすぐ過ぎるし、まれやみのりに比べてきれいじゃない感情も持ちやすい子だし、素直になれない子でもあるし……とにかく不安要素が多くて、性格的にもまわりとの関係大丈夫? って感じなんです。この前もまれと圭太がいい感じになってるところに割り込んでいって、そしたらツイッターで“むかつきました!”みたいなこと言われて。私も確かにそうだなって思うんですけどね(笑)」

――でも、そう言われるってことはそれだけ演技も良かったってことですよね。
「そう思いたいですね(笑)。そんなこともあってすごく心配な一子ちゃんですが、彼女が今後どうなるのか。これからもいろいろ、事件もあって……事件があるってことはそこで成長や新しい物語もあるわけで、とにかく楽しみにしていてほしいですね」

――「まれ」は毎回事件が多いですよね。
「そうなんです! ハプニング続出なので、いつ見ても楽しめると思います。今から見ても楽しめるので、ぜひ! ときどき総集編もやってるので、そちらも!」

――まわりには様々な役者さんがいますが影響は受けてます?
「日々私はまだまだだなって、打ちのめされてます……。みなさんすごいんですよ。役とかセリフとか、自分のものにされる力がハンパなくて。見てて勉強になります」

――「まれ」以外にも、映画にも多々出演中ですよね。例えば5月9日公開の「ズタボロ」。これは、また全然違った役で。
「このときは生まれて初めて髪も染めたんです。黒の色素が強すぎて4時間もかかりましたけど(笑)。この役は結構言葉とかも厳しくて、普通にやってたら痛い感じになっちゃうかなと思って、自分なりに台本にない部分を想像してやってました」

――役の気持ちになりきっていたってこと? かなりハードな役でしたけど。
「そうですね。でも、あくまで想像で(笑)」

――「ズタボロ」は血やケンカたっぷりのディープな作品ですけど、女の子的にはどうですか?
「私は血とかがダメで、最初は絶対見れないって思ったんですけど、見てるとだんだん爽快になってくるんですよね。マヒしてきたのか、慣れてきたのか。最終的にはもっとやれ! みたいな感じになっちゃって(笑)。あくまで血はダメなんですけどね。だから、女の子にも見てみてほしいです」

――あとは、現在公開中の「龍三と七人の子分たち」にも出演されてますね。
「これがもう大ベテランの方たちばかり。スゴいです、おじいちゃんたちが(笑)。1日だけ、みなさん全員いる中でホステスを演じる日があったんですけど、その日はさすがに緊張しすぎて朝から超具合悪くなりました(笑)」

――監督の北野武さんはいかがでした?
「とにかく早かったですね、撮影が。現場に入って10分で終わりました。噂では本番も一度しかやらないって聞いてたんですけど、ホントみたいで。NGも出されないですし、演技に対しても基本、お任せみたいな感じで。それはそれで緊張しました」

――もともとモデルとして活躍されてましたが、そもそも女優志望だったんですか? 先ほど憧れはアイドル、歌手の名前があがってましたが。
「小学校のころは歌手になりたくて、中学生のときはモデル、高校生になったらバラエティもやってみたくて……結構あっちゃこっちゃだったんです(笑)。でも、そんなときに『仮面ライダー』に出演させてもらって。当初は女優に興味はなかったんですけど、『仮面ライダー』の撮影が終わったころにはもっといろいろな役がやってみたい、もっと演技がうまくなりたいって思ってる自分がいて。そこからですね」

――今後も女優としてやっていきたい?
「やってみたいことはいろいろありますね。でも、清水富美加はなんですかって言われたら“女優”。今後もそれは変わらないと思います。モデルやバラエティもやりたいですけど、私はあくまで女優として今後もやっていきたいと思ってます」

<関連サイト>
清水富美加オフィシャルブログ http://yaplog.jp/lp-s-fumika/
清水富美加オフィシャルファンクラブ【登録無料】 https://fumika-shimizu.lespros.co.jp
NHK連続テレビ小説「まれ」 http://www.nhk.or.jp/mare/