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「吉本がマッチョの就職先に」マヂラブ野田が明かすジム開店秘話


人々の健康な毎日を応援する大塚製薬株式会社は、11月24日(月・振休)に渋谷にて「ネイチャーメイド『バルクサミット』PRイベント」を開催。会場では、体づくりやジム経営を行うマッチョなお笑い芸人、マヂカルラブリーの野田クリスタルをはじめ、ネイチャーメイドオフィシャルアンバサダーとオフィシャルアドバイザーをつとめる2人。フィジーク日本チャンプでジム経営者の久野圭一とトレーニング×栄養指導のプロでニュートリションコーチのKENTOが登壇し、体づくりと栄養について語り合った。

ウォーキングランジをしながら登場した3人は、まずは挨拶とともに各々最も自信のある筋肉を紹介。野田が選んだのは“大胸筋”と“三頭筋”で「青木マッチョとか周りのヤツがデカいので小さいと思われがちなんですけど、日々デカくなっております!」とアピール。続いて久野も野田と同じく“大胸筋”。フィジークチャンプの肉体美には野田も「とんでもない大胸筋の持ち主。これは服の上からでも隆起がかっこいいですね!」と絶賛。さらに、KENTOが“カーフ(ふくらはぎ)”を挙げると野田からは「カーフがすごいのはかっこいい!」との声が。

そして、「筋肉と食事」に関する話題になると、野田は偏食がゆえに栄養の偏りが生まれる苦悩を明かし、ダイエットにおける食事の重要性についても言及。「ダイエットは正直食事が重要で、あまり知識がない人は“食べない”ということをやるんですけど、食べないは絶対に不正解なんですよ。食べて痩せる、ちゃんと栄養を考えてやらないといけない。食べないダイエットは本当にやめた方がいいです」と警鐘を鳴らす。

また、今回は野田の体&筋肉の歴史を振り返る「野田クリスタルの筋肉年表」を発表。野田自身、当初は178㎝・体重58kgとガリガリだったものの、2014年に転機が訪れたそう。「どうかしてた3ヵ月間がありまして、3ヵ月間で体重が15kg、筋肉量も4kg以上増えて。急にこんなに増えるってあまりないことなんですけど、その時はタンパク質、肉をバカ喰いしてジムに週7で行ってましたね。もう(ジムを)家だと思ってました」と回顧。

また、この時期に一人暮らしを始め、近所にジムがあったこと。さらにはバスケットボールを再開し、「僕はこの人生で一回もダンクをしないのかと自問自答したところ、本気を出したらジャンプ力も伸びるんじゃないかと思い、そこからジムに通い始め、ひたすらスクワットをやってました」と筋トレを始めた理由も吐露。

当時はジャンプ力が上がることなく、ただただマッチョになっただけだったものの、2017年、30歳になったこの年、ジャンプ力が20㎝も伸び、ハンドボールでの念願のダンクに成功。この時は海外の論文など読みさり、ジャンプ力向上についてめちゃくちゃ勉強していたとのこと。

その後、2020年には「R-1」と「M-1」のダブル優勝を成し遂げ、2021年にはクリスタルジムをオープン。その理由については「世の中トレーニングする人が増えて、それとともに芸人も。不摂生をするのが芸人という時代だったのが徐々に健康管理をする芸人が増え、しまいにはそれまで芸人になってからマッチョになる人はたくさんいたんですけど、マッチョが吉本興業に入るようになってきたんですよ。吉本興業がマッチョの新しい就職先になってきた。それで、マッチョ芸人が教えるジムがあったら面白いんじゃないかと。ジムに来なくなる理由の一番が面白くないからだと思うので、ジムに通う理由さえあれば誰だってマッチョになれると思い作りました」と熱弁する傍ら「ただ、ジムに行って笑いが聞こえたことはないんですけど」と笑いを誘う一幕も。

そんな野田は11月28日で39歳に。30代ラストイヤーとなり「もう一回本気出してトレーニングに時間を使いたい」、さらには「40歳になっても50歳になっても人はマッチョでいられると体現する存在でありたい」と抱負を語ると、43歳の久野からは「全然いけますね。まだまだ自分も伸び盛りだと思ってますし、来年よりも再来年、成長できると思ってますので、40代でも全然いけると思います!」とのエールも。

そして、最後は野田、久野、KENTOの3人にトレーニングや栄養に関する4つの質問を実施。まずは「体作りを始めたことによる環境の変化」について聞いてみると、野田は“友達ができた”と回答。もともと楽屋で一言も喋らず、周囲の芸人から気持ち悪がられていたところ、体づくりをするようになり筋トレに関して質問されることが増えたとか。「みんなめっちゃ話しかけてくるんですよ。それで一気に友達が増えて、ジムもマッチョしかいないから部活みたいで、今青春を取り戻してます。今、僕、青春やってます!」と喜びを露わに。また、久野は筋トレをすること人生が好転したことから「人生の軸ができる」、KENTOは「健康」とし、トレーニング栄養管理を始めてから病院に行ったことがないことを明かした。

続いて「隙間時間の体づくりに最適なトレーニング」について。野田は“カバンアームカール”。久野は自らも実践しているという“脚に力を入れる”。KENTOはちょっと毛色が異なり“コーヒーナッピング”を推奨。また、「忙しい時にも欠かさない栄養素」というお題ではKENTOが“ビタミン・ミネラル・クレアチン”。久野は“タンパク質・マルチビタミン”。一方で野田は“糖質・ミネラル・タンパク質・水溶性ビタミン・カフェイン・良質な脂”と多数。

最後の質問は「筋トレとは?」。久野が“家族”、KENTOが“生命維持装置”と答える中、野田は改めて“青春”。「クリスタルジムも部活みたいで、ただただ楽しい空間になっていまして。友達と喋るようになったのもトレーニングのおかげだし、こういうイベントでレジェンドたちと一緒になることもありがたいことだし、トレーニングで繋がりができるということを一番感じていますね」と筋トレの恩恵について語っていた。

<関連サイト>
大塚製薬株式会社 ネイチャーメイド
https://www.otsuka.co.jp/nmd/