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売れっ子・エグスプロージョンが冷遇時代明かす「月にイベントが1本」


9月10日、渋谷区・よしもと∞ホールにて映画「アントマン」応援ソングお披露目イベントが行われた。

「アントマン」は9月19日(土)公開のマーベルコミックスを原作とした映画で、主人公のスコット・ラングが身長1.5cmに変身する特殊スーツを身につけ娘のために戦う内容だ。この日は、YouTubeで累計再生回数2,700万回以上を記録しているダンス「本能寺の変」などで人気を誇るダンスユニット:エグスプロージョンのおばらよしお、まちゃあきが登壇し、応援ソングを披露した。

歴史好きのまちゃあきは今後、コラボしたい相手として元フィギュアスケート選手の織田信成の名をあげた。エクスプロージョンは相川七瀬などのアーティストや、8.6秒バズーカーなどの芸人ともコラボしている。しかし「本能寺の変」は信成の先祖が打ち取られた歌ということで、実現するかは不明だ。

ディズニーから依頼のあったコラボにまちゃあきは感慨深げで、「半年前には(所属する)よしもとからも無視されていましたから」と笑いを誘う。

その後、サプライズ映像として、主人公を支える友人・ルイスの日本語吹き替え声優を担当するブラックマヨネーズ・小杉竜一から届いた応援VTRを上映した。ところが小杉は、YouTubeで観た「本能寺の変」にひと言あるようで「ハゲが多いとか、この時代毛のないヤツがとか言ってましたんで、1回シバこうと思う」とコメントした。薄毛に悩まされる小杉にとって、「本能寺の変」はセンシティブな部分に触れる内容だったようだ。

いよいよエグスプロージョンは、新作ダンスの「アントマンの変」を初お披露目。アントマンの魅力を一見で伝えたいと「無職でバツイチ、生活のためにアントマンになりました」など、「本能寺の変」の楽曲に合わせて映画の概要を詩に乗せた。

この映像は、同日の夕方よりディズニースタジオ公式チャンネルと吉本興業チャンネルにて公開する。まちゃあきは「地球上にアリが1京(けい)匹いるんですよ(※京は10の16乗)。YouTubeでの再生回数1京回数目指したい」と、意欲を口にした。

囲み取材では、先日おばらが過労による急性胃腸炎で倒れた話に展開した。どうやら当時、ふたりは多忙のため1週間ほど自宅に帰れなかったようで、おばらは「新宿駅の真ん中でうずくまった」と思い出す。また、おばらが急激に“売れた”ことに関して「こんな経験したことなかったので」と心情を明かすと、まちゃあきも「月にイベントが1本とか、あとは自分たちのイベントに向けての会議をひたすらするという」と、“冷遇”時代を振り返り「前を向いてがんばってまいりました」と続けた。

さらに、まちゃあきは「ダメ人間だったアントマンがヒーローになっていくように、僕たちも一生懸命やっていきたいと思う」と今後への意気込みを語っていた。

映画「アントマン」は、9月19日(土)より2D/3D全国ロードショー。

©Marvel 2015
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン