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広末涼子、日本人女優として初の快挙! ハワイ国際映画祭でキャリア功労賞受賞


女優の広末涼子が、米ハワイ・ホノルルで開催中の「第35回ハワイ国際映画祭」(11月12日~11月22日開催)にて、日本人女優として初となるキャリア功労賞を受賞した。

同映画祭は、11月12日~11月22日にかけて開催されており、長編部門出品作品である『はなちゃんのみそ汁』で主演を務めた広末は、現地時間11月14日に行われたワールドプレミアに出席するために現地を訪れた。

会場前には、長蛇の列ができるほどの大盛況ぶりで、場内は満席。上映中は温かい家族の物語に涙する人が続出し、上映後は割れんばかりの拍手が鳴り響いた。観客の様子を観ていた広末は「観客の皆様が沢山笑っていてくださり、安心しました。この作品を通して、千恵さんに感謝したいです。そして、安武信吾さん、はなちゃんに出会えたことが何よりの幸せです」と笑顔を浮かべていた。

そして、このたび広末が受賞した同賞は、これまでのキャリアを総括して評価された俳優に贈られるもので、過去には、渡辺謙や役所広司が受賞しているが、日本人女優としては広末が初の快挙を成し遂げた。現地時間11月15日に行われた授賞式で、広末は「この場にこうして立てることを嬉しく思っています。とても興奮していて幸せな気持ちです。有難うございます!」と、英語で喜びの挨拶をし、「この度『はなちゃんのみそ汁』でこの場に足を運ばせていただき、本当に光栄で嬉しく思います。それと同時に、『はなちゃんのみそ汁』も世界に羽ばたくことを夢見て、沢山の方に愛される映画となるといいなと思います!」と、作品への想いも語った。

本作は、33歳の若さでがんよりこの世を去った千恵が5歳の娘と夫、家族との日々をつづったブログを基にした同名エッセイを映画化。結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた千恵と、その家族の姿を描いている。主演の広末をはじめ、キャストには滝藤賢一、一青窈、紺野まひる、原田貴和子、春風ひとみ、遼河はるひ、赤松えみな(子役)、平泉 成、木村理恵、北見敏之、高畑淳子、鶴見辰吾、赤井英和、古谷一行といった錚々たる顔ぶれが名を連ねている。

映画『はなちゃんのみそ汁』は、12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡先行公開、2016年1月9日(土)より全国拡大公開!

©2015「はなちゃんのみそ汁」フィルムパートナーズ

<関連サイト>
映画『はなちゃんのみそ汁』 http://hanamiso.com/