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高城亜樹「目標は温水洋一」初主演舞台の初日を迎え決意新た


1月26日、東京・赤坂RED/THEATERにて舞台「カサネ」の初日記者発表会が行われた。

この発表会は、昨年3月に放送されたドラマ「カサネ」(テレビ東京系)が舞台化となったことを記念して開催され、主演を務める高城亜樹をはじめ、遠藤雄弥、入山法子、今野浩喜、酒井敏也が登壇した。

高城は、21日に永尾まりやとともに、AKB48卒業コンサートを行ったばかりで、今回が初舞台・初主演となる。高城は「女優としての初仕事なので、すごく気合が入っています」と意気込みを語り、「私の役は、とにかく口が悪いのと礼儀がなっていないので、普段とのギャップがすごく大きい」と役柄を説明した。

すると、今野は「ボロクソに言う姿がサマになっていた。俺は、(高城は)普段から口が悪い人なんだと思う」と反論し、「『クソたれがっ!』とかいうのがすごく上手いんですよ。あまりの上手さに言われるとヘコむ」と、笑いを誘った。

高城は今回の舞台について「(AKB48の)グループから抜け出しての第一歩。『高城亜樹』として生きていくんだぞって気持ちを前面に出して、これからにつなげていきたい。息の長い女優さんになりたい」とコメントし、あこがれの役者として温水洋一の名を挙げた。

会場から爆笑が起こると、高城は「面白い作品だと思ったら出ていらっしゃったり、キャラクターも面白いから」と理由を語り、「年齢を重ねるごとに味が出るような女優さんに」と目標を掲げた。これに酒井が「温水くんが好きなんだ……」とポツリつぶやき「僕、よく間違えられるんですけどね、一番イヤなんです……」とボソボソとしゃべると、高城は「舞台の千秋楽を迎える頃には、(あこがれの役者は)温水さんじゃなくて酒井敏也さんになっているかもしれない」と慌ててフォローを入れていた。

今野は昨年末までお笑いコンビ:キングオブコメディのひとりとして活動していたが、元相方の高橋健一が逮捕されて以降、ピンで活動を続けている。この事件について話が飛ぶと、今野は「ご迷惑をおかけしました。すみませんでした」と謝罪し「いろんな人に迷惑をかけたことへの怒りはある。今もこんな話をする場じゃないのに」と高橋への気持ちを明かした。

ただし、この件でビートたけしがエールを送ったことに関しては、「言いにくいけど、ラッキーだと思った。ぜひ、北野映画にも出していただいて……」と野望を口にしていた。

舞台「カサネ」は、本日26日から31日まで、東京・赤坂RED/THEATERにて6日間の公演となる。

<関連サイト>
舞台「カサネ」 http://kasane.westage.jp