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食品の成分気にしてる? 意外と知らない“食”の安全


スーパーなどで食品を購入する際、糖分や塩分、脂質など健康のために食品の成分を気にする人も多いのではないでしょうか?

しかし、「トランス脂肪酸」についてはここ日本ではまだまだ認知度が低く、この成分を摂りすぎると病気のリスクが高まると言われているものの、基準値を超えている人が多くいるのだとか。トランス脂肪酸は、血液中のいわゆる“悪玉コレステロール”を増やし、“善玉コレステロール”を減らすという研究結果が出ており、過剰に摂取すると冠動脈心疾患のリスクを高めてしまいます。

そこで今回、食品の成分に関する意識調査委員会が、2017年5月31日~6月2日の期間において、20~69歳の子どもがいる男女1,000名を対象に「食品の成分」についてアンケート調査を実施。このたび、そのアンケート結果が発表されました。

まずはじめに、日々の生活習慣の中で気になっていることを聞いてみたところ、最も多かったのは「運動」(49.9%)、2番目が「食事」(37.1%)、3番目が「睡眠」(32.7%)という結果に。4割弱の人が、日頃の食生活に対して何かしら気にしていることが分かりました。

次に、食品を選ぶときのプライオリティについて聞いてみたところ、「価格>成分」(33.6%)、「味>成分」(28.5%)と、成分がややないがしろにされている実態が明らかになりました。

そこで、食品を選ぶ際にどの程度成分を気にしているか質問したところ、最も多かったのは「成分表示は見ないが、できるだけ悪い成分を避ける」(36.1%)、2番目は「特に気にせず商品を購入する」(28.4%)という結果に。

また、子どもに食べさせるものについての考えを質問。すると、これまでの結果とは違い、悪い成分が入っているものは食べさせたくないという声が多く見られました。しかしながら、「ある程度は悪い成分が入っていてもしょうがない」(15.3%)と諦めている人や、「特に気にしない」(12.2%)と回答した人を合わせると約3割近くとなり、食品添加物や有害な物質よる危険に晒されている子供がいるという実態も浮き彫りになりました。

前述した通り、トランス脂肪酸は一般的に体に悪いものとして知られる“悪玉コレステロール”を増加させる特徴があり、アメリカでは禁止されている成分です。そこで、トランス脂肪酸がどの程度知られているのか調べてみたところ、「聞いたことはあるが、詳しく知らない」(45%)、「知らない」も(32.8%)、と約7割の人が認知度・理解度ともに低い実情が見て取れました。

そんな実情とあって、トランス脂肪酸がどんな食品に含有されているか「知らない」という人は、75.9%という結果に。トランス脂肪酸は一般的に、マーガリンやファットスプレッド等に含まれていると言われていますが、身近な食品に、実は多く含有されている場合も少なくありません。

食の安全を気にすることの第一歩として、成分についての理解、そしてどんな食品にどんな成分が含まれているのか“正しく知ること”が重要なのではないでしょうか。
充実した生活は“健康”であってこそ。そのためにも食品の成分を気にする習慣を!

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