鮮やかに色づいた旬のいちごをふんだんに使ったスイーツやパン、ドリンクを、コンビニ大手「ファミリーマート」が１月11日より全国発売する。昨年９月にファミマが創立40周年を迎えた記念の一環で、その名も「ファミマのいちご収穫祭」。昨年に引き続いてのキャンペーンで、今年も淡い赤色のパッケージで店内が彩られる。

商品のラインナップは全18種類。「あまおういちご」や「とちおとめ」など、使う品種にもこだわりをみせるその一部を、ファミマ本社（東京都港区）で味わった。

まず皿に広げたのは「バタービスケットサンド あまおう苺」（税込248円）。ファミマのスイーツでも高い人気を誇るバタービスケットサンドの特別バージョンだ。袋を開けるとまず飛び込んでくるのは、発酵バターを使ったビスケットの香り。小ぶりながら手に取るとずっしり重い。

分厚いいちごのバタークリームをかみ切ると、とろりとあふれ出てくる真紅のソースには「あまおういちご」を使用している。関係者によると、ビスケットの食感を失わないようソースの水分量の調整に苦労したという。最初はビスケット、次にクリーム、そしてソースと三段構えで、３つが合わさると脳に甘みの洪水が押し寄せてくる。

「ふわふわケーキオムレット いちご」（税込278円）は、昨年11月に発売された「ふわふわケーキオムレット」のイチゴバージョン。片手で持ち上げると、全体のふわふわ感に慌ててもう一方の手も差し出した。生地には米粉を使い、もっちりとした食感にもこだわったという。

一見、生クリームのみだが、下にいちごのカスタードクリームが隠されている不意打ちが楽しい。柔らかい生地とクリームのあとにやってくるしっかりとしたいちごの酸味が口をさっぱりさせてくれる。

少し甘い専用の食パンを使用した「いちごのフルーツサンド」（税込360円、一部地域でパンの仕様が異なる）の断面には、旬のいちごがオブジェのように並ぶ。練乳入りのホイップとカスタードクリーム、いちごの組み合わせはやさしくどこか懐かしい味。シンプルな味わいで二切れをぺろりと平らげた。

すでに店内に並ぶ「いちごミルク」（税込248円）はイチゴ果肉を10％増量し、ボトルの横からでもごろごろとした果肉が見えるほど。ふたを開けるとぷんとミルクの香りが漂う。色合いから相当の甘さを予想するが、かなりあっさり。ざく切りのいちごが口の中に次々と入ってくるのが爽快だ。程よい酸味もいいアクセントになっている。

そのほか、あまおういちごを使った「ロールケーキ」（税込160円）や「ドーナツ」（税込み128円）、とちおとめ果汁を使った「ワッフルコーン」（税込258円、一部地域で価格が異なる）などバリエーションも豊富。イチゴ尽くしの「収穫祭」は全国のファミマ約16,600店で、1月11日～24日まで開催されるので、いちご好きはもちろん、スイーツ好きは、ぜひお試しあれ！

＜関連サイト＞
「ファミマのいちご収穫祭」商品詳細ページ
https://www.family.co.jp/campaign/spot/2201_ichigo-fes_cp.html