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７月23日の放送では、いわゆる盗撮行為などが処罰の対象となる「撮影罪」が施行されたことを受け、客室乗務員への盗撮が横行していた航空業界が歓迎の声を上げていることを伝えた。その一方で、現役客室乗務員のリアルな声を聞くと、「自分自身が盗撮されたとしても、対応は難しい。なぜならば、勘違いだった場合のことを考えたり、業務で忙しくしているので、疑いがある人のことを終始気にかけていられないから。泣き寝入りする可能性もあると思う」と本音を吐露した。

スタジオの出演者からは「“スカートを履かないようにする”など、女性が自衛しないといけない世の中なんてイヤ」「盗撮するだけではなく、それをインターネット上に投稿するのは本当に悪質」と盗撮行為への批判の声が相次ぎ、番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアも「これまで摘発されて処分された盗撮写真の数と、捕まらずに出回っている写真の数の差が、一体どのくらいなのか考えると、女性はゾッとするだろう」と嫌悪感を示した。

また、客室乗務員の盗撮が１番横行している座席として、「離着陸時に客室乗務員と対面で座る機会がある“非常口前にある席”」と紹介されると、出演者からは「向かい合ってるからこそ、盗撮しづらいのでは？」と声が続出。一方で、千原ジュニアは「確かに、スマートフォンを見ているのか、正面の客室乗務員を撮影しているのか分かりづらいのかも」と推測。続けて、「スマホを見ているフリをしているけど、『この人、俺の写真を撮ってはるな』っていうのは、なんとなくわかるけどね！」と切り出した上で、「『盗撮されているのかも？』と思うことで、気分を害されるのが嫌やから、俺は『もうええわ』って思うようにしてる」と嘆いた。

また、「若い子の方が『ジュニアさん、写真いいですか？』って言ってくれる。中年の、特に男性にコッソリ撮られることが多い。ひと声かけてくれたら、全然ええんやけどなぁ」とつぶやくと、お笑いコンビ・TKOの木下隆行も「めっちゃわかる。声を掛けてくれたら、一緒に撮るのにな」と同意。

そのほかにも、千原ジュニアは「車に乗っていても、盗撮されることは日常茶飯事。俺は旧車に乗っていて目立つから、すぐに気づかれてしまうんだと思う。写真を撮る側からしたら、『撮られるのが嫌なら、そんな車に乗るなよ！』と思うんだろうし、その気持ちもわかるけど…」と感情を飲み込んでいた。

（C）AbemaTV,Inc.

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