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趣味にかけられるお金は幾らまで!? 年収で趣味の傾向が異なるのか徹底比較


d-labo(スルガ銀行夢研究所)は、2014年12月8日~9日の期間において、全国の20~40代の男女500名を対象に、趣味に関するインターネット調査を実施した。

まず、現在いくつ趣味を持っているのかという質問に対して、「2個」と回答した人が最多の32.2%、続いて「3個」と答えた人が21.2%、「1個」と答えた人が21.0%という結果に。その一方、「6~11個以上」といった回答は全体の1.6~2.6%と非常に少ないことから、趣味をたくさん持ったとしても5個までが限界ということが言えそう。

次に、趣味に月平均いくらお金をかけているのか聞いたところ、5千円未満が30.0%、続いて5千円以上~1万円未満が22.2%、1万円以上~2万円未満が15.8%、一方、月に5万円以上お金をかけている人は全体の約1割という結果となった。そして、現在夢中になっている趣味を年収別に聞いてみたところ、年収300万円未満は読書30.0%、映画鑑賞・DVD鑑賞29.0%、ゲーム19.0%という結果となっており、比較的安価で始めることができるインドアな趣味が多い傾向に。

一方で年収1,000万円以上の人は、年収300万円未満の人と同じ、読書や映画鑑賞・DVD鑑賞などインドアな趣味を楽しんでいるのに加え、スポーツやロードバイク、ゴルフ、ダイビング、登山、釣りなどアウトドアな趣味も楽しんでいる人が多いことが分かった。さらに結果を見ていくと、年収の高い人ほど趣味のためにローンをよく組むという傾向も見られた。

そして、1日のうち趣味にかけている平均時間はどのくらいかを聞いたところ、1時間未満と答えた人が58.0%、1時間~2時間未満と答えた人が29.4%と、忙しい現代人ゆえか、趣味にそれほど時間を費やせていないという実態が明らかになった。年収別に見たところ、趣味の個数や趣味にかけるお金、趣味の中身については違いがあったものの、趣味にかける時間に関しては、年収300万円未満の人も1,000万円以上の人もあまり大差がなく、共通して過半数の人が1日平均1時間未満という結果となった。さらには、今やっている趣味が充実しているか質問したところ、充実していると回答した人が61.0%、物足りないと感じている人が39.0%いることが明らかになった。

最後に、趣味を始めるにあたりもっとも障壁になっているものが何か聞いたところ、「時間がない」という声が47.0%と最も多く、続いて多かったのが27.4%の「お金が足りない」という声。今回の調査では、やはり趣味を始める上で“時間”と“お金”が障壁になっているケースが多いことがわかった。

<関連サイト>
Dバンク支店 http://www.d-laboweb.jp/d-bank/