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暴飲暴食になりがちなシーズン、疲労感を軽減する救世主:オルニチンとは!?


年末年始は、忘年会や新年会などお酒の席が多くなり、日頃のストレスや疲労に加えカラダへの負担が一気に噴出してしまい、新年早々ダウンしてしまったという人も少なくないでしょう。

そこで今回、オルニチン研究会は、協和発酵バイオ・学術研究企画室の西村明仁氏にインタビューを実施し、オルニチンを摂ることによる疲労感の軽減や関連性などについて話を聞いた。

――“オルニチン=シジミに多い=二日酔いに効く”というのが一般的なイメージですが、疲労感にも効果があるのは驚きです。

西村氏「私たちが生活するなかで、必ず体内にはアンモニアが発生します。アンモニアは食事の残りカスやストレス、激しい運動によって発生しますが、エネルギーの産生をストップさせる疲労物質でもあるのです。肝臓はこのアンモニアを解毒し無害な尿素に変えて、体外に出す働きを持っています。そして、肝臓内で実際にアンモニアを処理するのが、オルニチンというアミノ酸なのです」

――つまりオルニチンは、お酒を飲む、飲まないに関わらず、アンモニアの解毒を促進することで疲労感が軽減されるということですね。

西村氏「はい。アンモニア自体は体内のタンパク質合成にも役立つので体にとって必要ですが、食べ過ぎ飲み過ぎや運動不足などで肝臓が弱り、量が増えると肝臓が処理しきれなくなってしまいます。その結果として疲労につながるのです」

――疲労回復や軽減にはオルニチンは欠かせないということですね。疲労へのアプローチとして実際にはどのような実験を行ったのですか?

西村氏「20~45歳のオフィスワーカー男女20名を、オルニチン400mgあるいはプラセボ(偽薬)を毎日摂取するグループに分け、実施期間の8週間、毎週アンケート調査を実施しました。もちろん被験者にはどちらを摂ったかは知らせていません」

――その被験者の条件はどういったものですか?

西村氏「2日に1回以上の飲酒習慣があること、健康診断の肝臓検査値が高め、それに事前のアンケートで疲労スコアが高い方々です。この実験の試験方法は、起床時に睡眠の質を問う「OSA睡眠調査票」というアンケート調査です」

――睡眠から疲労の度合いを出したのですか?

西村氏「はい。睡眠と疲労は密接な関係を持っています。「OSA睡眠調査票」は、「疲労の自覚症状」を評価する項目もあり、そちらを用いてオルニチン効果を評価しました。実験では、4週間を過ぎたあたりでオルニチンを摂取したグループに明確な改善が見られました」

――確かにプラセボに対して明確に差が出ていますね。それにしても、「40歳からガタがくる」なんて言葉があるように、年齢にとっても差がありそうな気がします。

西村氏「そうですね。20~30代と同じ感覚で生活していたら、次々に不調が起きて…との話もよく聞きます。そこで40歳以上の「勤労者」で、「アンケートで日頃から疲れを自覚していると答えた人」男女52名を対象に、これも先ほどの「OSA睡眠調査票」に加え、ストレス時に分泌される血清DHEA-S/血清コルチゾール値を測定しました。2グループに分かれ、8週間オルニチン400mgあるいはプラセボを毎日摂取するのは同様ですね」

――どのような結果になったのでしょう?

西村氏「オルニチンを摂取したグループは、プラセボに対して有意な睡眠改善効果や気分を落ち着かせる効果があることが確認できました。また、ストレスマーカーである血清コルチゾール分泌量が低下し、血清DHEA-S/血清コルチゾール比は上昇傾向を示しました」

――アンケートはどうだったのでしょうか?

西村氏「「入眠と睡眠維持」や「睡眠時間」などで、大きな改善が見られますね。このことから、オルニチンは蓄積するストレスを軽減し、睡眠の質をあげ、気分を落ち着かせる効果があると考えられます。そしてこの結果は疲労回復につながると考えられます」

――確かに疲労感の軽減は、朝のスッキリとした目覚めにつながりますね!

西村氏「疲労の原因というのは、“これ!”という単純なものではなく、様々な要因が重なった結果で生まれます。その点、オルニチンはアンモニアの処理能力の向上や睡眠の質をあげるなど、多くに作用するため、1年を無事に終えてどっと疲れがくる時期には効果的ではないでしょうか」

――この時期に昨年の疲れを持ち越したくないですね。気持ちよく新年を迎えたいものです。また、この時期は新年会が続いたりと、何かと生活習慣が乱れやすかったりもしますね。

西村氏「そうですね。肝臓はアルコールを分解する重要な役割も担っています。こちらも試験を行ったところ、プラセボとくらべて、オルニチンを摂ったグループが血液検査でALT、AST、γGTPといった肝臓の検査数値が下がり、肝機能の改善が認められる被験者が多数いました」

暴飲暴食になりがちなこの季節。いくら寝ても疲れが取れない……なんて人は、オルニチンで肝臓ケアを始めてみては!?

<関連サイト>
オルニチン研究会 http://ornithine.jp/lp/
お酒が苦手、二日酔いがひどい……そんな人たちの新たな味方、オルニチンとは http://www.entameplex.com/archives/26147