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鈴木亮平&白石隼也が語る、もしも“彼岸島”に足を踏み入れてしまったら……


原作は現在もヤングマガジンで連載中。コミックはシリーズ累計700万部を超え、2013年にはテレビドラマ化。そして、このたび待望の続編として映画化された『彼岸島 デラックス』。

吸血鬼と邪鬼(オニ)と呼ばれる化け物がひしめく彼岸島の中で、人間として抗い続ける主人公・宮本明を演じるは「仮面ライダーウィザード」で注目を集めた白石隼也。そして、その元凶を作ってしまった兄・篤役を数々の話題作に出演している鈴木亮平が熱演。ドラマでも共演した2人だが、今回その立場は一変。島で行方不明になった兄を探し求めてやってきた明の前に現れた篤はなんと吸血鬼に。敵として相見えることになった2人は果たして……。
原作でも人気のエピソードである明と篤の兄弟対決。しかも、その内容はドラマから大幅にスケールアップ! タイトル同様“デラックス”に進化した本作について鈴木と白石、2人に話を聞いてみた。

――ドラマに続いて今回『彼岸島 デラックス』となり映画化されますね。

鈴木亮平(以下、鈴木)「毎回続編をやらせていただくときに感じるのは、別れた友だちに再会した気分というか……」

――友だちなんですか?

鈴木「共演者もスタッフも友だちというか、戦友というか……ある種、家族のような感じがしますね。続編ができることは純粋に嬉しいです」

白石隼也(以下、白石)「僕も同じく嬉しかったですし、映画の内容自体も最初台本を読んだときに100人斬りから始まっていて、素直にワクワクしました」

――ドラマとの違いは?

鈴木「“デラックス”になっていることですね(笑)」

――確かに中身は豪華というか格段にスケールアップしていますね。吸血鬼や邪鬼の数も含めて。

鈴木「あり得ないくらいスケールアップしてますね、邪鬼もハンパないですし。ドラマのときは原作からも感じるような日常のリアリティがありながらもホラーの世界に入っていく、ホラー感が重視されていましたが、今回はよりアクション、アドベンチャーの要素が強くなっていて。あとは、絶望的な状況過ぎて笑えるというか、『彼岸島』の恐ろしい部分がより強くなっています」

白石「アクションに関しても相当やりこみましたし、ほとんどの現場でワイヤーを使って派手なアクションをやったり、かなり大掛かりなものになってますね。特に巨大な邪鬼との戦いは見応えがあると思います。CGを使ってスケールアップしていますし、僕自身役者としても非常に勉強になる現場で刺激的でした」

――CGとなると現場では見えない敵と戦うことになるわけですが、そのあたりの苦労はありました?

白石「最近はCGを使う作品も多いですし、僕ら2人とも初めてという状況でもなかったので大きな問題はありませんでしたね」

鈴木「日本でもCG作品は増えてきていますし、そこでいかに想像力を働かせるか。それは世界中の俳優が求められるひとつの資質だと思うんです。ただ、その中でどう動くべきなのか、作り手と自分の意識が違うとおかしくなってしまうので、それを確認しながら行う、そのコミュニケーションが大変だと思います」

—―ドラマがあっただけに、そのあたりのコミュニケーションや現場の雰囲気もいつもよりやりやすかったのでは?

白石「それはありますね。今回最初の一カ月は山形で撮影していて、その間も結構役者陣とご飯に行ったりして楽しく過ごせました」

鈴木「『彼岸島』自体はピリピリしていますが、現場の雰囲気は良かったです。作品自体お祭りみたいな映画で、人間の本当に深い部分、ドロドロしたところとはちょっと違う次元だったので、割と和やかでしたね」

――今回の撮影を経て、鈴木さんと白石さんがお互いスゴいなって思ったところはありました?

鈴木「隼也はしっかりしていますね。自立心も強いですし。僕は結構いい加減なところがあるというか、人に甘えてしまう部分があるんですよ。隼也は泊まり込みで山形で撮影していて、僕はそこにお邪魔するような感じで行っては帰るというスケジュールだったんですけど、彼は行くたびに彼岸島の住人のようになっていて。最終的には“ひとり彼岸島”のような感じでした(笑)。その集中力は素直にスゴいなと思いましたし、責任感の強さもすごく感じました」

――鈴木さんはストイックなイメージがありますけどね。いい加減なんですか?

鈴木「それは確実にパブリックイメージですね(笑)。芝居に対してはもちろんマジメです。ただ、彼はその他の部分でもしっかりしているんですよ。抜け目ない感じがしましたね。クールに見えるんですけど、ある種達観しているような、そんな感じがします」

白石「(鈴木)亮平さんは世間でも知られているようにストイックな身体作りとか、芝居にかける部分は本当にスゴいと思います。ハリウッドでは1年かけて身体を作るところ、亮平さんは他の作品もあるので短期間でそれをやってしまう。それって今までみんな諦めていたところだと思うんですけど、やり通してしまうのは亮平さん以外に見たことないですし、アクションも上手。身近な先輩として本当に刺激的な存在です」

――目指すべき存在だと。

白石「今回も亮平さんに負けないよう意識しましたね。そうでないと映画としても成立しないと思ったので」

鈴木「隼也は今回ひとりで彼岸島にいて、ひとりで戦っていたので、すごく引っ張ってもらっていた気がします」

――そんな彼岸島ですが、もしも実際にあって行くことになってしまったらどうします? 島には吸血鬼や邪鬼がいっぱいいるわけですが。

鈴木「嫌ですね(笑)」

――ですよね(笑)。戦います? 鈴木さんはボクシングもやっていますが。

鈴木「無理でしょう……絶対勝てない(笑)。敵も多いですし、すぐに吸血鬼に噛まれてしまうと思います。やっぱりなるべく隠れる。吸血鬼に見つからないように生きて、あとはイカダですね……でも原作だと海にも邪鬼がいるし……」

――ですよね(笑)。戦います? 鈴木さんはボクシングもやっていますが。

鈴木「無理でしょう……絶対勝てない(笑)。敵も多いですし、すぐに吸血鬼に噛まれてしまうと思います。やっぱりなるべく隠れる。吸血鬼に見つからないように生きて、あとはイカダですね……でも原作だと海にも邪鬼がいるし……」

――賢い! スゴい意見ですね。

白石「共存の道を探すのが一番だと思いますね。吸血鬼にとっても人間は必要不可欠ですからね。いい形で共存することがお互いにとってベストだと思います」

鈴木「さすが! リーダーになればいいんだね。吸血鬼や邪鬼側と人間・レジスタンス側の間にたって。こういうところなんですよ、しっかりしてる」

――鈴木さん演じる宮本篤と白石さん演じる明は実の兄弟でありながら、篤は吸血鬼、明は人間として戦う運命にあるわけですが、もし兄弟でそんな対立関係になってしまったらどうします?

鈴木「事の発端は篤のせいですからね。彼が封印されていた吸血鬼・雅さえ解放しなければよかったわけで……」

白石「ただ、篤に悪気はまったくないですからね。雅を解放してしまったことについても深く反省していますし、僕だったら責められないですよね」

――個人的にはいいお兄ちゃんだなと思うところもありました。

鈴木「僕は実生活では次男なんですよ。でも、最近兄貴の役がすごく多くて」

――確かにお兄ちゃんのイメージがありますね。

鈴木「そうなんですよね、なぜか。出演する作品の2本に1本ぐらいは兄貴の役です」

白石「兄弟ケンカはしなかったんですか?」

鈴木「あまりしなかったね。でも、もし『彼岸島』みたいなことになったら……付かず離れずの距離を保ちますかね。僕が弟であれば、お兄ちゃん大変だね、何かできることあったら言ってねぐらいな感じで(笑)」

◆白石隼也
ヘアメイク:鬼頭保(LUCK HAIR)
スタイリスト:村瀬昌広

◆鈴木亮平
ヘアメイク:SHUTARO(vitamins)
スタイリスト:八木啓紀

© 2016「彼岸島」製作委員会

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