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JAFが提唱する「新しいドライブのカタチ」とは!?


JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)は、3月15日(月)より、WEBサイト「新しいドライブのカタチ」を公開。本サイトの公開にあたり、コロナ禍におけるドライバーの意識を探るため「ドライブに関するアンケート」を実施した。

外出する際には、引き続き感染対策が求められる今。2021年春までにドライブに行きたいか質問したところ、33.6%が「ドライブへ行きたいもしくは行く予定がある」と回答。「ドライブへ行きたい気持ちはあるが未定」と回答した人は55.3%で、「ドライブへ行きたい」と思っている人は約9割とかなり多いことが分かり、外出頻度は変わらないものの、外出意欲が高まっている状態にあると考えられる。

また、「ドライブへ行きたいもしくは行く予定がある」と回答した人の割合が全体では33.6%に対して、20代のみでは45.6%と、特に若年層のドライブ意向が高いことがうかがえる。

次に、ドライブで行きたい場所に関して調査。「行きたい場所の混雑具合を気にしますか」という質問では、全体の9割以上が「とても気にする(72.7%)」「まあ気にする(23.8%)」と回答。「気にしない」と回答した人はわずか0.3%で、ほとんどの人が外出先の密を気にしていることが明らかに。

「行きたい場所の自然の豊かさを重視しますか」と質問したところ、「とても重視する(32.4%)」「まあ重視する(40.9%)」を合わせて約7割が重視することが分かった。出かける場合は、密を避けることが出来て開放感がある「自然が豊か」な場所が好まれる傾向にあることがうかがえる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、移動の手段も気になる昨今。公共交通機関と比べて車での移動はメリットがあると思うか調査した結果、92%が「メリットがある」と回答。多くの人が乗り合わせる公共交通機関より、自分だけもしくは、知り合いだけが乗る車での移動の方が良いと考える人は多いよう。

新型コロナウイルス感染拡大の状況下では、公共交通機関より車での移動の方が好まれることが分かった。そこで、実際にコロナ禍で車の利用が増えたかどうか質問したところ、70%が「変わらない」と回答。

以上のように実際の外出については慎重な行動をしているが、2021年春までにドライブに行きたいか質問したところ、「ドライブへ行きたい」と思っている人は約9割とかなり多いことが分かり、外出頻度は変わらないものの、車を利用した外出意欲は高まっている状態にあると考えられる。

次に、車に乗る際に、新型コロナウイルスの感染症対策を意識するか質問したところ、「する(43.8%)」「まあする(35.7%)」を合わせて約8割の人が「意識している」と回答した。

さらに、SNSの声や周りの意見・雰囲気は重要と考えるか調査した。すると、SNSの声や周りの雰囲気を気にする人ほど、感染対策意識が高いことが判明した。

車に乗る際に感染対策を「する」もしくは「まあする」と回答した人に対して、実際にどのような対策を行っているか質問した。その結果、最も行われている対策は「ハンドル等を拭いて消毒」。車の中は人の手が直接触れる箇所が多いため、消毒をしっかり行っているドライバーが多いと考えられる。他には「車の中でもマスクをつける」といった基本的な感染対策の徹底や、「他人を乗せる時は感染対策意識をチェックしている」など同乗者と協力して感染対策に取り組んでいる人も見受けられた。

<感染対策意識が高いドライバーが実践していること>
1位:ハンドル等を拭いて消毒している(74.4%)
2位:車の中でもマスクをつけている(61.7%)
3位:他人を乗せる時は感染対策意識をチェックしている(56.4%)
4位:他人を乗せないようにしている(56.3%)
5位:換気をこまめに行っている(56.2%)

緊急事態宣言が解除されると、車での移動やドライブは増えると考えられる。しかしコロナ禍で日本、そして世界の生活様式が大きく変わった今、ドライブに対する考え方も変化させる必要があるのも事実。WEBサイト「新しいドライブのカタチ」では、コロナ禍でのドライブの意識や状況について、ドライバー以外の方を含めた全国5,000名を超える方に2020年11月~12月末までアンケートを行い、その回答からドライブに対する意識や傾向を分析。日本国民がドライブについてどう考えているのか、どう行動しているのかを、分かりやすく可視化した「新しいドライブのカタチ」を公開しているのでぜひチェックを。

<関連サイト>
JAF「新しいドライブのカタチ」WEBサイト
https://jaf.link/newdrive2021