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稲垣啓太、人生を変えた出会いは「妻と出会えたこと」


ショパールジャパン株式会社は18日、都内にて「アルパイン イーグル 日本限定 エディション、およびアンバサダー就任発表会」を開催。
本イベントでは、洗練されたメカニズムと端正なデザインを兼ね備えた、現代的でスポーツシックなウォッチ「アルパイン イーグル」の新アンバサダーに就任した、ラグビー選手の稲垣啓太が登壇した。

「アルパイン イーグル 日本限定 エディション」のキーカラーである“SHIKKOKU”に染まったシックな会場で、この日稲垣は全身黒のフォーマルな装いで、腕にアルパイン イーグルを着用し、威厳ある佇まいで登場。

アルパイン イーグルを着用した感想については、「本当にカッコいいですよね。特に、文字盤が素敵です。『SHIKKOKU』ということですが、僕、黒が一番好きな色なんですよ。これは黒よりもさらに深く黒にこだわったということで、その職人の魂に感銘を受けました。ベルトのデザインもその力強さを引き立たせていますし、ずっと着けていたくなる時計です」と絶賛。「スーツスタイルにすごく似合いますよね。ビシッとキメていきたいときは間違いなくこれをチョイスすると思います」とコメントするなど、すっかりお気に入りの様子だった。

トークセッションでは、アンバサダー就任に関する話題のほか、ラグビーの話や最近一番笑った出来事などについてトークを披露。最近一番笑った出来事について、稲垣は「この間、ある書類を提出するために印鑑を持って行ったのですが、いざ印鑑を押すときになり、ケースを開けたら中に入っていたのがリップクリームだったんです」とコメントするなど、会場の笑いを誘う一幕もあった。

なお、イベントでは、オリジナルムービー「CHOPARD ALPINE EAGLE – SHIKKOKU」のお披露目も。会場で上映後、稲垣は「アルプスの頂上をイメージして撮影したのですが、アルプスの頂上ってすごく厳しい環境ですよね。当然僕も厳しい環境に身を置きながら日々トレーニングに励んでいます。自分と照らし合わせながら撮影させていただいたので、すごく感慨深い撮影だったと思います」と振り返っていた。

そんなオリジナルムービーのほか、撮影時のメイキングショットも公開に。そこでは、稲垣が終始撮影に真剣に臨む姿が垣間見える。

さらには、オリジナルムービー撮影時のインタビューが到着。インタビューでは撮影の感想や見どころ、強さをテーマにした動画にちなみ、稲垣にとって強い人や、ご自身で一番強いと思う部分について聞いた。また、新生活が始まる出会いの季節ということで新生活を迎える方へのエール、人生を変えた出会いについては「妻と出会えたこと」と、夫婦で助け合いながら生活しているというエピソードを明かしているので、ぜひチェックを!

――本日の撮影はいかがでしたか?難しかった点を教えてください。

鷲を自分の手に乗せるところです。なかなか自分の手に鷲を乗せるなんてないですからね。いかに自分の手に上手く乗ってもらうのか、そしてどうしたら上手く見えるのかというところがすごく難しかったなと思います。時計を見せるにも鷲から時計に切り替わる瞬間だったり、どういう角度が一番綺麗に見えるんだろうか、そういったところを皆さんと模索しながら撮影させていただいたような感じです。

――動画の見どころやこだわったポイントを教えてください。

アルプスの頂上というイメージだったのですが、本当に厳しい大自然の中、鷲が生きてきて、そんな中で生活している。僕も常に厳しい環境に身を置いて常に頑張っていきたいと思っているので、自分の環境と照らし合わせながら共感できる部分もすごく多かったので、すごく感慨深い撮影だったなと思います。
強さという部分では、どういう方向を向いたらより自分を強く見せられるのかがすごく難しかったのですが、自分は常に自然体で、それが自分の強さだと思っているので、常に強い自分を見せられるようにある意味常に自然体で、そんな想いを込めながら撮影させていただきました。

――鳥類最強の鷲も登場し、“強さ”が1つのテーマである動画ですが、稲垣さんにとって強い人とはどういう人ですか?

周りの人を助けられるような、そういった気配りができるような人が強いと思います。肉体的な強さっていうのは、日頃僕は体を鍛えているので、少しずつ備わってきているのかなと思うのですが、そういう人を気にかけられる優しさというのは、常に自分が意識していないと自分の生活そのものがそういった行動に出てくると思うので、絶対に忘れないようにしたい部分です。意識はしているのですがまだまだできていないなと思う瞬間もありますし、全部できるわけではないですが、自分の目が届く範囲で自分にできることがあれば力になっていきたいなと思います。そういった瞬間が生活している上でいくつかありますね。そういった時に動けるような人間でありたいです。

――“強さ”といっても色々な強さがあるかと思いますが、ご自身で一番強い部分を挙げるとしたらどこですか?

難しい質問ですね。でも信念という部分では曲げてはいけない部分があると思うんです。時代も色々変わっていきますし、自分がラグビー選手としてプレーしているルールも変わっていきますし、どんどん周りの環境も変わっていきますが、「自分は絶対にこれだ」っていう信念は絶対に曲げないようにしています。その意志の強さは持っていると思います。

――信念や意志の強さは、経験などから培われたものなのか、昔からそうだったのかどちらなのでしょうか?

両方だと思います。両方なのですが、最終的に一番強い自信に変わる時ってどんな時なのかというのは、やっぱり自分が今まで積み上げてきたものが結果として表れたときですよね。それは間違いなく自信に変わりますし、それが変わった時に自分のやっていることは間違っていなかったんだ、より自分の進むべき方向が見えるというか。それがどんどん上澄みされていって、より強い自信となっていく、そんなイメージです。

――常に強く威厳のある佇まいをされている稲垣さんですが、弱い自分になってしまうことはありますか?

あまり僕は迷ったりしないんですよね。練習や特に試合前でも緊張ってあまりないんです。でもメンタルコーチとミーティングをした時に「緊張しない人間はいないんだよ。どこかで必ず緊張を感じている。それを強がって“緊張していないです”とかそれを言いきってしまうと自分を強く見せかけているだけで、本当の自分を受け入れてない」と言われたんです。
「だからまず、自分は多少なりとも緊張しているんだろうなと受け入れるところから始めなさい。そうすることでそこに対する準備というものができるようになる」と言われました。だから僕は試合前、緊張、パニック、そういったことにならないように準備をすごく大切にしています。

――事前の入念な準備が強さを保たれる秘訣なのでしょうか?

僕はそうだと思います。試合でも仕事でもそうですが、自分がやってきたことしかそこには出せないと思っているので、それまでに自分がどれだけ準備していくのか、準備することができるのか、あとは準備してきたものを信じてそこで100%出すだけ。そう思えたらやっぱり緊張しなくなりましたね。元々緊張はしていないと思っていたのですが、ある種自分の考え方を変えたというか。変に強がるのではなく、弱い部分を受け入れて、そこに対して準備してより強くしていくというイメージですかね。

――あまり緊張しないというのもラグビーを始められた当初からですか?

当初からそうでしたね。小さい頃からずっとスポーツをやってきて、練習・準備っていうものの大切さを知っていたので、試合までに自分は何をしなきゃいけないのか、ということが自分の中で明確でした。それをやることによって試合で100%の自信を持って臨むことができた。その積み重ねが今に繋がっているんじゃないかなと思います。

――今回、アルパイン イーグルを付けてみていかがでしたか?

文字盤が、引き込まれるような黒。お聞きしたのですが黒よりも黒っていうのをイメージされているそうで。そうやって何かを突き詰めていくというのがすごく好きなんですよね。そこに魅力を感じますし職人としてのこだわりを感じてすごく大好きになりました。ベルトの部分も鏡面になっている部分となっていない部分にすごく強さを感じました。何回も見ちゃいますよね。

――「オシャレ番長」としても知られる稲垣さんですがアルパイン イーグルをどのようなコーディネートに取り入れたいですか?

すごく力強い時計だと思うので、僕自身も体が大きくて強さっていう部分は自然体で出るのかなと思うので、服装はすごくシンプルかつスマートな服装に合わせていきたいと思います。フォーマルな服装にもすごく映えると思いますし、(時計の)黒をさりげなく見た時に「おっ」ってなるようなそんなイメージで着けさせていただけたらなと思います。

――ショパールは企業としてサステナブルにも強くコミットメントしています。稲垣さんはサステナブルを意識して心がけていることは何かありますか?

全てをサステナブルの方向に持って行くのは難しいと思うんですね。でもやっぱり心がけが一番大事だと思っているので、スーパーマーケットに買い物に行くときにエコバッグを持つとか。僕は買い込む量が多いので、エコバッグを2つ持って行くことがあるのですが、エコバッグを2つ持ってなるべくビニールを使わないとか。本当に小さなことですが、そういった積み重ねがやがて大きなことに繋がっていくと思うので、そういったマインドを持ち続けることが大切だと思っています。それは僕だけではなく多くの人がそういった小さな積み重ねをしていけばより大きなものになっていくと思いますし、そういった部分でも声をかけられるような人間になれたらいいなと思っています。

――4月は新生活が始まる出会いの季節でもあります。人生を変えた出会いはありますか?

妻と出会えたことです。それまで僕の考えっていうのは凝り固まっていた、と言うんですかね、一つの方向に突き進む強さだけを求めていたのですが、妻と出会ったことでより違った考え方をもたらしてくれて。そうやって色んな考えをもたらしてくれた妻にも感謝していますし、忙しい中でも僕のことをサポートしてくれる妻にも感謝しています。だからこそ僕も忙しい妻のことを時間があればサポートしたいなと思います。

――SNSなどでもご夫婦で仲の良い写真が印象的で思いやりを持って過ごされている様子が伝わってきます。

恥ずかしいですね(笑)。妻ともよく話すのですが、2人で一緒にいる時間はすごく楽しいし好きだけれど、自分たちだけではなくて、今回の撮影も沢山の人が関わってくださって成立しているものなので、そういった色んな人への感謝の気持ちは忘れてはいけないよね、というのはよく話していますね。そうやって感謝の気持ちと、先ほどお話しさせていただいたサステナブルの部分もそうですよね。1人だけではなくて自分たちが住んでいるこの地球でこれから生活していくのは自分たちだけではないですからね。どうやって残していくのか、そういったことも少しずつ考えながらやっていけたらなとはよく話しています。

――奥様に出会って考え方が変わったとのことですが、奥様からかけられて印象に残っている言葉などはありますか?

感謝の気持ち、ありがとうだとかそういった部分はお互いによくかけているのですが、厳しい意見をくれるのが妻なんです。もちろん練習・試合に対してのそういった部分の意見はあまりないのですが、日常生活で「それは違うんじゃない?」とか。自分は何気ない感じで生活していても「それは他の人からするとちょっと違うんじゃない?自分のことを追求するのはいいけれどそれで他の人に迷惑がいくのは違うよ」(と言ってくれます)。そういった部分を厳しく言ってくれる人ってどんどんいなくなってくる感じがしています。僕は32歳ですが、厳しい意見をくれる人が少なくなってきたなと思います。たしかにこの歳になるとなかなかそういう人も減っていくと思うのですが、一番身近な妻がそういったことを気にかけて言ってくれるので本当に感謝しています。“あ、このままじゃいけないな、初心に戻らないと”(と思います)。そんな厳しい意見をくれる妻に感謝しています。

――新生活を迎える方へエールをお願いいたします。

これから新しく社会に旅立っていくわけですが、きっと苦しいことも沢山あると思います。でもそんなときに自分が何でこの仕事をやっているのか、この仕事をやるために何が必要なのか、そういったことを考えながらやると成果が出た時に“これで自分がやっていることは正しかったんだな”とすごく自信に繋がると思います。その積み重ねがどんどん未来の自分を形成していくと思うので、色んなことにチャレンジして、失敗したらそこから学んでまたやり直せばいいだけだと思います。やり続ける、諦めない、そういった姿勢を絶対に忘れないでほしいです。応援しています!

<関連サイト>
特設サイト
https://www.chopard.com/ja-jp/alpine-eagle-limited-edition-japan.html