銘菓の融合に感嘆…森永ミルクキャラメルのコラボを賞味
老若男女に愛され続けている森永製菓のロングセラー「森永ミルクキャラメル」が、5月27日(火)よりプレゼントキャンペーンを実施。さまざまな菓子メーカーとコラボレーションした商品を紹介するWebサイト「森永ミルクキャラメル ほっこりコラボルーム」を立ち上げる。
そこには、鮮やかな黄色の伝統的デザインが踏襲されたパッケージもズラリ。「銘菓」と「銘菓」の融合はどんなマリアージュを生み出すのか。ひと足先に味わってみた。
幾重にも刻まれた茶色い「年輪」と見るからにしっとりとした風合いが目をひく「バウムクーヘン」(マルキン)は、個包装を開いた瞬間、“ぷうん”と黒蜜の甘さが漂ってくる。
何ともいえないやさしい味。ひと口食べて「これこれ」と思わずうなずいた。何度もかみ砕くうちに、おなじみのキャラメルの香りが口の中にたちのぼる。
国産小麦を100%使用した「ドーナツ棒」(フジバンビ)は、外皮がさっくりで、中身はしっとり。
もちろんキャラメルの味は健在で、歯応えもいい。
「長崎銘菓クルス」(小浜食糧)とのコラボは、いかにも「おみやげ膳」とした袋と箱の2種の包装がある。
十字架が刻まれたかたい生地をかみ砕くと、中の特製チョコが口内を甘さで満たす。
“これは!”と思わずひざを打ったのが「丸ぼうろ」(木村製菓)だ。持つと指の形が残るかのような柔らかさ。正直、他の菓子のようにパンチは効いていない。ところが、じわじわとやってくるミルクキャラメルの甘さが何ともくせになる。コーヒーではなく、緑茶に合わせたくなる古き良き一品だった。
友達とたくさん遊んで帰宅すると、テーブルの上にはなんてことのないお菓子が木の器に盛られている。でも、毎日食べても飽きることはない──。どのコラボ菓子にもそんな懐かしい印象を持ったのは、やはり森永ミルクキャラメルのエッセンスがしっかりと生きているからだろう。
大正時代からいまに受け継ぐ何気ない甘さが、心と体の疲れを癒やしてくれる。まさに「滋養豊富」な品々だった。
森永では、同Webサイトでオリジナルグッズなどが当たるキャンペーンも実施。詳しくはサイトにてチェックを。
<関連サイト>
「森永ミルクキャラメル ほっこりコラボルーム」
https://www.morinaga.co.jp/caramel/gallery