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いよいよ大詰めJリーグ、鄭大世が優勝チームを予想!

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、11月23日(日)夜10時より、スポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』を生放送し、番組放送後より無料見逃し配信を開始した。

本番組は“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組。2025シーズンもABEMAにて公式戦生中継しているメジャーリーグベースボール(以下、MLB)や海外サッカーを中心に注目スポーツの最新情報を生放送でお届け。本放送回は元プロサッカー選手の鄭大世さんとお笑いコンビ・銀シャリの橋本直さんがコメンテーターとして生出演した。

鹿島アントラーズと柏レイソルの優勝争いが行われ、いよいよ大詰めとなったJリーグ。両チームともに残り2試合となり、中でも30日のアルビレックス新潟vs柏レイソルは注目度が高い一戦。鄭大世さんはその勝敗を「1対1」と予想。「相手はJ2への降格が決まってしまった新潟で、おそらく多くの人は、降格が決まったんだから柏が勝つだろうと思っていると思う。でも降格が決まったチームは良い意味で力が抜けて、とてもいいパフォーマンスを発揮する。今までの現実的な引く守りではなく、前からプレッシングをかけて支配しようとする本来のプレースタイルに戻ったチームと戦うと柏は引いた相手を崩すというリズムが崩れるので、ちょっと難しくなってくる」と分析。

「柏のパスサッカーは美しいけど、失点のリスクがどうしても高い。カウンターを受けてしまうこともあるので、新潟の肩の力が抜けていたら失点の可能性はある」と語った。それを聞いた橋本さんから「柏は0点で抑えた試合がリーグで一番多く、失点もリーグで4番目と守備も安定しているという情報もある。だから新潟との試合でも0点で抑えたいなという気持ちはあると思うんですけど、どうですか」と質問が。大世さんは頷きつつも「新潟や横浜F・マリノスとの試合での柏は、後ろでボールを回す人数が少ない分、自陣での軽率なミスでの失点が多かった。鹿島との試合でもそうでしたね。だから今は優勝争いのプレッシャーもかかっていて、自陣でのミスが起こりやすくなっていると考える。でも柏はロマンチストだから、ボールを相手の陣地に蹴るってことはあんまりしたがらないんです。となると、自陣で繋いでいくうちに動きに固さが出てショートカウントからの失点……っていうのは十分考えられるんです」とさらに詳しく説明。これには橋本さんも「なるほど、リスクを伴うわけですね。ボールを回すとなると」と唸り、改めてサッカーの奥深さを噛み締めていた。

また大世さんは、柏レイソルの強さは「リーグナンバーワンの華麗なパスサッカー」とした上で「ボール支配率とパス数が1位なんですよね。主導権を握るタイプのサッカー。周りが連動してどんどん味方を追い越し、相手の陣地に襲いかかる。見ていて美しいし楽しいし激しくて、すごく楽しいサッカーをやるチームです」と絶賛。橋本さんも柏レイソルのプレーについて「やっぱり憧れるというか、見ていて楽しいサッカーっていうのはワクワクしますね。全員が連動してますから、ロドリゲス監督のサッカーは素晴らしいなと思います」と語り、大世さんも第13節の名古屋グランパス戦でのパス回しを振り返って「これはロドリゲス監督の約束されたプレーだと思う。柏はこういった再現性のあるプレーが多いんです」と称えた。

さらに優勝チームについて、大世さんは「鹿島アントラーズが優勝する」と予想。「僕も柏レイソル時代は徹底的にボコボコにされましたんで、あの勝負強さはやっぱり強い。気持ちとしては柏が優勝してほしいって思いはありますけど、相手が鹿島っていうのがね」と苦い顔に。一方、橋本さんは「鹿島強しだと思いますが……大世さんは鹿島と仰ってたので、僕はレイソルに!」と柏レイソルは優勝すると予想。「僕も有り得ると思います。ただ、置きにいってちょっと面白くない予想なのは僕の勘違いですかね」と大世さんがいじり、スタジオは笑いに包まれた。

柏レイソルと優勝争いをする鹿島アントラーズ。大世さんはその強さについて「優勝回数ナンバーワンの伝統の勝負強さ」だと主張。「鹿島って結構リアリストタイプなので、過程よりも結果を出す勝負強さがあって。派手さはないけど負けないサッカーが持ち味ですよね」と続けると、橋本さんも「4月から13戦連続で負けてないですよ」と応え、スタジオからもその勝率に感心する声が。中でも第35節の京都サンガとの試合で鈴木優磨選手が見せた後半アディショナルタイムでの同点ゴールを振り返り、「もちろん全員の力が必要だけど攻撃もできるしアシストもできるし、ゲームメイクもできる鈴木選手は圧倒的な存在感。鈴木選手が優勝の立役者になると思う」と熱く語る大世さん。

お笑い界屈指のサッカー通という橋本さんは、鈴木選手のパーソナルな点にも注目。「見た目は怖そうな印象ですけど、お茶目な一面もあるんですよね。セレモニーでおばあちゃんにちょっと小突かれてたりしますからね」と鈴木選手の意外なエピソードも披露した上で「鹿島のエンブレムをつけている間は自分が鹿島に優勝をもたらす。そのために海外から帰ってきたというくらい“鹿島愛”がすごいんですよ」と鈴木選手のプレーに対する覚悟を絶賛した。

なおABEMAでは、『Jリーグ2025超予想祭 白熱の優勝争いSP』を11月26日と30日に無料生放送。いよいよ大詰めのサッカーJリーグ。優勝争いを繰り広げる2チームの魅力を存分に語り尽くす。

(C)AbemaTV,Inc.

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