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子どもの小学校入学を前に親が不安に思うこと第1位は……


いよいよ4月からの新学期が近づく中、小学校入学を迎える子どもを持つ親にとっては、環境の変化など、不安はさまざま。そんな入学時期を前に、そもそも親が子どもの小学校入学のどういった点に不安を感じているのかを探るべく、2016年2月5日~8日までの期間において、全国の30歳~49歳までの女性500名(子どもの入学準備をした親/していない親、各250名ずつ)を対象に、入学準備に関するインターネット調査を実施した。

まず、子どもが小学校に入学するにあたり、不安に感じていることを聞いたところ、最も多かったのが「友達ができるか」で56.6%。幼稚園や保育園以上にコミュニケーション能力が問われる環境へと変化すると言えるだけに、やはり親としては友達ができるかどうかが心配だという回答が一番に。次いで2番目に多かったのが「授業についていくことができるか」の38.4%。そのほか、「給食を残さず食べることができるか」「朝ちゃんと起きられるか」「授業と大人しく受けることができるか」といった、子どもの集中力や、基本的な生活習慣の部分でも懸念する親が多いという結果となった。

次に、自分の子どもについて最も不安に思うことを聞いたところ、全体で65.6%の親が何かしらの不安を感じているということが分かった。中でも特に多かったのは「朝、自分で起きられない/13.8%」「宿題などを進んで取り組めない/13.4%」「コミュニケーション力がない/13.4%」の3つで、「朝、自分で起きられない」と回答した親の意見としては“いつまでも親に甘えていて、きちんと自立できるのか心配になる”“毎朝怒って起こすことになるから”といった親の切実な嘆きが……。「宿題などを進んで取り組めない」については“いつもダラダラしている”“ダラダラして時間のけじめがない”といった声が。そして、「コミュニケーション力がない」と感じている親からは“消極的だから”“人見知り”という声があがっていた。

そうした不安を取り除くために、入学準備で実際に実践したことを尋ねたところ、最も多かったのは82.0%の「進研ゼミ、ポピー、Z会などの通信教育」。2番目は「本を買って読ませる」の45.2%、3番目は「体操教室やスイミングスクールなど、体を動かすもの」で44.4%という結果に。入学準備といってもさまざまな選択肢がある中で、最もポピュラーなのは『通信教育』であることが分かった。

また、最後に、親が子どもにどんな職業についてほしいと願っているのかをフリー回答で質問したところ、最も多かったのが「子どものなりたい職業についてほしい」という意見。自分のことよりも、子どもの好きなことをさせてあげたいと願う親が多いことが明らかになった。また「公務員」と回答した親も多く、そのほか、「野球選手・サッカー選手などのスポーツ選手」「医師・看護師などの医療関係の職業」「薬剤師」「研究者」といった回答も多かった。やはり、子どもには、安定もしくは夢のどちらかを手にしてほしいと願う親が大半だということも分かった。なお、少数意見では、「芸能人」や「音楽関係」、「宇宙飛行士」といった回答も見られ、自分ができなかったことや願いなども含めて、大きな期待を込めて子どもを育てている親もいるようだ。

<関連サイト>
進研ゼミ小学講座:新1年生向けサイト http://sho.benesse.co.jp/new1/index.html
8.6秒、クマムシはもう古い!? ネクストブレイク芸人は……お笑いアンケート https://www.entameplex.com/archives/21108