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極楽とんぼ加藤「M-1グランプリ」審査員について言及


12月7日、レギュラー番組『極楽とんぼKAKERUTV』#30が放送された。
同番組は、極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が、11年ぶりのコンビ活動復活後初となるテレビレギュラー番組で、毎週“KAKERU(かける)”をキーワードに、様々な企画を展開し、古き良きバラエティをお届けする1時間番組。

この日は、“審査員を審査にカケル審査員審査グランプリ”と題し、先日行われた「M-1グランプリ」などの審査員をする芸人を番組内で育成していこうという企画で、芸人のネタを審査する審査員を、 “審査員審査員”が、正しく審査できているか審査していった。

今回、芸人を審査する審査員として、お笑いコンビ・品川庄司の品川祐、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘が登場。そして、加藤、山本と、お笑いコンビ・ココリコの田中直樹と、お笑いコンビ・次長課長の河本準一の4人が、審査員を審査する“審査員審査員”として登場した。

審査員の方に事前に、“審査員をする格好で来てください”とオファーしたところ、品川と吉村は、Tシャツにジャケット、尾形はタートルネックのトップスにジャケットという服装で現れ、その服装を見た加藤は、「これも審査に入ってるんですよ、我々が着ているのが審査員の正装です。だから尾形がちょっと近いかな? 品川さんと吉村さんはまだ審査員には早いかな…」と“審査員審査員”として、厳しいコメントをぶつけた。

また、「M-1グランプリ」で審査をしていた方々の話に移り、河本が「オール巨人さんの審査が1番良かった」と話すと、加藤は「僕はリーダーが1番良かった。『若い子が頑張ってていいな』って最後泣いただろ? あれが良かったよね。次に時代を渡す感じがね」と、「M-1グランプリ」の審査員をした渡辺正行について語った。

それに対し品川は、「どこ見てるんですか! ネタ見てくださいよ」と突っ込みを入れ、スタジオに笑いが起きた。

1組目に登場したのはお笑いコンビ・なすなかにし。息の合ったネタを披露し終え2人に、品川は「さすがっすね、芸歴が漫才に出ていますし、ただ、このネタはお客さんが少ない会場には良くなかったかな」と話し89点を付けた。続けて吉村は、「きれいな漫才でしたね。この悪条件の中で、しっかり落ち着いて自分たちの漫才ができるのはすごい」と92点を付けた。最後の尾形も、吉村と同じく92点を付け、「とにかく笑いやすかったというのがひとつ、合わせ技が決まるってことは仲が良いってこと。そこに気持ちを持っていかれたのと、先輩だから…」と尾形独自の見解を語った。

審査員の意見を聞いた“審査員審査員”は、1番良かったと思う審査員の札をあげ、加藤と田中は吉村。山本が品川で、河本は尾形の札をあげた。品川の審査コメントに対し加藤は、「89点出している時点で辛口ぶってるから。俺はなかなか90点ださないよって感じが鼻につくね~」と話し、吉村には「きれいな漫才ってなんすか? 漫才にきれいも汚いもあるんすか?」と質問をぶつけると、山本さんも「向いてないよ君は!」と重ねて吉村を攻撃する様子に、スタジオは爆笑に包まれました。山本が品川を選んだ理由として、「周りのバランスを見たんだよ。誰も品川をあげてなかったから」とまさかの理由を明かし、審査員たちからは「そんな決め方ってありなんですか?」と反論されると「あたりまえだろ!1組目なんだから、
バランス見ろよ」と曲げない姿勢を見せると、さらに笑いが起きた。

©AbemaTV

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